秩父市の有名珍スポット「秩父珍石館」で石以外にも多くのことを学んだ!

今回は、埼玉県秩父にある珍スポットのお話です。珍スポットとはいっても、ちょくちょくテレビや取材で紹介されているスポットのようです。その名は「秩父珍石館」!珍しい石を集めて展示しているわけですが、そこは一人の男が収集を続けて完成した博物館で、現在はその娘さんが受け継いでいるのです。
そんな珍スポットで、娘であるお母さんといろいろ話して感じたことを書き記した記事です。では、行ってみましょー!!

博物館をさっそく訪問

秩父珍石館

早速訪れてみるましたが、、おう、これはなかなか面白いスポットですな!久々に穴場に来た感があります。この誰もいない感じ(笑)

秩父珍石館

開館しているかと思いきや今は不在しているとのこと。。留守にしているから電話してだってさ!電話をすると隣の家の窓が開き目があうと、お客さんが来たことを認識したようでお母さんが出てきました。

秩父珍石館

数分すると、陽気な明るいお母さんが家から出てきました。「どうもお待たせしました」と言って出てきたお母さん。鍵を持ってきて早速博物館を開けてくれました。
入ると、博物館というか家みたいな感じだった。入館料400円を払い、館内を見回るわけですが、ここからお母さんの怒涛の解説が始まります!!博物館の背景や最近の取材に関してなど本当に色々なことを説明していただきました。

お母さんによる詳細解説!

この博物館では、自分で見て回るだけではなくお母さんが珍石館に関しての歴史などを説明してくれます。人が多い時はそんなみっちりは話せないかもしれませんが、今回は客が自分だけだったこともあり本当に色々な事を話してくれました!
ということでそこで教わった内容を以下に記載していきまっせ!

秩父の象徴である武甲山を学ぶ!

秩父珍石館

秩父の象徴としてそびえ立つ武甲山(ぶこうさん)。ここにくるお客さんには必ず武甲山に関しての説明はするそうなのだ。というのも、秩父の歴史を知ってほしいということと、石を扱っている博物館のためこのようなことを扱っているということを知ってほしいとお母さんは語っていた。

秩父珍石館

館内には多くの武甲山の写真が展示してあった。それは、今のように削られた姿だけではなく、石灰石の採掘が行われる前の武甲山の写真も。元々は、こんな形をしていたんですね。
武甲山は今度登山してまた記事にしようかと思っていますがせっかくお母さんに説明していただいたので簡単に。実は、元々秩父の町は海底にあったのです。そこから長い年月をかけて海底が隆起し、地層が折れ曲がる形で今の武甲山を形成しているのだとか。そのため、山の全体ではなく片側の斜面を削る形になっているのだという。

秩父珍石館の歴史とは?

秩父珍石館

この珍石館はお母さんのお父さんが石を集めて開いた博物館だという。きっかけはここの近くを流れる荒川で拾ったとある石なのだという。そこからひっきりなしに石を集めるようになり、今の状態に。「こんなものでも数を集めることと、継続することでこんな博物館を開けるまでになるんですね」とお母さんは語っていた。ここにある石は、秩父で取ってきたものが8割、残りは北海道産や外国産のものなどもあるようです。

秩父珍石館

こちらは、珍石館の2階に展示してある石。他の石とは違いえらく祀ってありますが、この石がお父さんが珍石採集にはまるきっかけになった石なんだとか!これは、ここから近くの荒川で撮れたそうですよ!

秩父珍石館

お母さんは自身のお父さんが開いた珍石館を引き継いでいるわけですが、石集めは別に好きではないとのこと。しかし、訪れたお客さんに石に関してを説明してコミュニケーションをするのが非常に楽しいいからこの博物館を続けているのだという。1階には創設者のお父さんの写真が飾ってあった。

秩父珍石館

この博物館には本当にいろいろなお客さんが来るんだそうです。石ということで、地学の専門家の方、そしてSNSの影響で外国人の客も多いんだとか。また、テレビや新聞の取材もよくあるようである。テレビの取材の裏話は後ほど説明を(笑)

秩父珍石館

建物についても!この建物はかなり頑丈に作られているようだ。というのも、2階にはかなりの数の石を展示しているため、支えを頑丈にしなくてはいけない。そのため、コンクリートで余分に費用をつぎ込んで頑丈にしているのだという。そんなこともあり、お母さんは「この家ぶっ壊す時には、よりお金がかかりそうだわ!」とおっしゃっていた。

日航機墜落事件についても!

秩父珍石館

2時間近くいろいろな話をしていただいたわけだが、石だけではなく秩父に関していろいろな話もしていただいた。
一つは、1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落事件に関して。日航機123便が墜落した御巣鷹山は、秩父からさらに奥に入った場所にある。事件当時は埼玉側からしか行くルートがなかったため、多くの自衛隊の方そしてヘリなどがここを通ったため、かなり印象に残っていると語っていた。
やはりあの事件の印象は強烈だったんですね。私も1度登山しに行き、近々もう一度登山に行くつもりだ。

なぜ宝くじ券が展示してるのか!?

秩父珍石館

この博物館にはなぜか宝くじの券が展示されている。この件はお父さんが昭和33年(1958年)から集めた券なのです。実は今の宝くじはいつから始まったかというと、戦争が終わってからなんですな。厳密にはもっと昔に富くじという券を発見している歴史はありますが。。。
戦争で物資が不足していた際に、お金を集めるためにとった策が宝くじだったそうです。そんな昔の宝くじを展示していたため、以前みずほ銀行に勤めていたOBの方がお客さんとしてきた際に「よくこんな昔のものが残っていますね〜」と懐かしがっていたんだそうですよ。みずほ銀行の社員は、戦後に宝くじを発売していた当時は軒先でくじを売り、売り切れなかった券は自分達で買わなければいけなかったという黒歴史も話していたんですって。。。

博物館にある数々の珍石

秩父珍石館

博物館には大量の石が展示してあります!1階にも展示はしてあるものの、メインは2階。2階の周囲が良しで埋め尽くされているのでございます!ということで、博物館に展示してある医師のごく一部をここで紹介していきたいと思います。

涙を流す石

秩父珍石館

こちらは涙を流す石。涙を流すといっても何もしないで流れるわけではなく、このようにお母さんが裏で水を流すという仕掛けだ!!

秩父珍石館

 ちょうど瞼が少し閉じているようにも見えるのがみそですね!涙を流しすぎて跡ができているじゃあないですか。。。

謎の少女「ナターシャ」

秩父珍石館

こちらはロシアの少女。この石に関してはいろいろな背景があるようだ。お母さんのお父さんは、昔戦争に駆り出されておりロシアで鉄道を作るようなことをしていたという。しかし、戦争が終わったにもかかわらずまだここで仕事を続けることに疑問を持ち、仲間とともにアムール川を渡り中国に入りうまく脱走して日本に帰ってきたという経緯を持つ。
そこで見たロシアの美女がこのような様相だったという。とても美人だったそうな。

石には名前が付けられる

秩父珍石館

各々の石にはこのように名前がついているのですが、これはお父さんやお母さんが全てつけたわけではない!ここをたまたま訪れた子供たちや、テレビの番組で名前を付けさせてほしいという要望によりつけさせてあげたという事もあったそうです。
まあ、「サワベ」や「スギちゃん」はいいとして問題はサワベの隣の「アンちゃん」。お母さんが「中村アンさんはこんな顔してないのに、番組の人がネタにするためにどうしてもつけさせてほしいっていうからつけてあげたのよ。」と話してくれた。

秩父珍石館

この「コアラのマーチ」はとある子供が名付けたそうだ。「子供が名付けようとしているのに、似てないからダメとは言えないですからね・・・」ということでつけさせてあげたという。

その他の石達

秩父珍石館

 ただ似ている石を展示しているわけではないのです!なるほど、こういう感じで二つを並べるとこれは一つの絵になるわけですな!ただの石と思うかもしれないが、このようにしていろいろな楽しみ方をしようとすると楽しめるものなのですな!!

秩父珍石館

ちょっとグロテスクな内容のものも混ざっていた。「殺人事件ガイコツ」に関しては、これはただのガイコツではないのです。殺人事件という言葉がついている通り、左の額部分に銃痕があるのです。だから殺人事件ガイコツ。。
ついでにですが、上の並びが面白いですね!「首切り」「ニコチャン大王」そして一番右が「斎藤洋介」(笑)

秩父珍石館

秩父珍石館

秩父珍石館

なるほど、こういう使い方もあるのか!形はもうちょっと似ているものがあるように思うが、色や厚さは鳩サブレーに結構似ている!この発想はなかった(笑)

お父さんが極めた娯楽

秩父珍石館

お母さんが説明している最中、このようなものを奥から出してくれた。実際の石にこのようにその他の物をくっつけることによってとある景色を現すことができる。置いてある鳥居や建物は食玩のおまけであるが、このようなものを組み合わせることによってこんな遊びもできるのだという。

秩父珍石館

 そんで、これが珍石館創設者のお父さんが作った作品だ!石を二つ並べ、そこに一隻の船を載せることにより机の上が海(川?)に見える仕組みになっている。これは絵になりますな!!

秩父珍石館

それだけではない!石だけ展示してあるかと思いきや、こちらには大量のカメラが展示してありますがな!こちらに関してはお母さんに尋ね忘れましたが、お父さんの趣味だったんですかね~!?

おわりに

秩父珍石館

「お客さんに400円払っていただいているんだから、それに見合うようにいろいろお客さんに説明しなきゃいけないですからね。」最後にお母さんはこう語っていた。
お母さんといろいろ話すうちに、珍石というよりかは歴史や裏話等が印象に残りすぎてしまった。お母さんは大変明るくおおらかな方で、本当に親切に色々なことを話していただけた。「しゃべってばっかですみません、どうぞゆっくり見ていってください」と何度か言われたが、話を聞くのは全く苦ではなく、正直まだ6時間くらいは聞く余裕があった。
話をしていて一番印象に残ったのは、どういう流れでそうなったかは覚えていないがテレビが販売された当時のことを話していただいたときのこと。「この頃の時代を知っている世代は少なくなってきていますからね。。」と言っていたこと。
お父さんの戦争の話などが特にそうだが、もうあの太平洋戦争当時を知る方は本当に少なくなってきている。我々の先人が、我々の祖国がどのような経緯を踏んできたか伝え続けていかなければと、改めて考えさせられた訪問だった。
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秩父珍石館
⇒HP
住所:〒369-1872
   埼玉県秩父市上影森764−6
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜
入館料:大人(高校生以上)400円
    子供(中学生以下)200円
駐車場:無料
TEL:0494-24-7288

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