首都圏のマイナー路線「御殿場線」は多くの歴史を秘めた路線だった!

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JR御殿場線は、国府津駅から沼津駅を結ぶ路線です。
知の冒険を進めるに当たり、鉄道ネタもまあ色々と紹介してきました。そして、さらに色々ネタを探していた時に、この御殿場線という路線が私にとって未知の領域であったため、実際に電車に乗って色々と調べてまいりましたぜ( ´ ▽ ` )ノ
ということで、今回はそんな御殿場線に関してトコトン行って調べた情報をぶちまけたいと思います!!

御殿場線とはどんな路線?

JR御殿場線は、国府津駅から沼津駅を結ぶ路線です。
神奈川県と静岡県を跨ぐ路線で、世界遺産の富士山が見える他、車窓からはのどかな田園風景が広がる路線です。

そんな御殿場線、運行本数はどんな感じかというとやはり多くはない。
終電は23時以降と割と遅めにあるものの、日中は30分に1本ペースで運行されている。
首都圏の時刻表を見慣れている場合だと、えらい少なく感じますがまあそこまで大きな駅を結んでいない路線ですし、こんなもんでしょうかね・・。

で、地方路線でありがちなお客さんがドアを開ける方式が、この御殿場線でも採用されています。今回の取材をするために何度も乗り降りを繰り返した私ですが、降りる際に何度もボタンを押し忘れました(笑)

で、運賃は割と高めに感じるのですがどうですかね??
私は今回の取材で、何駅も乗り降りしたのでかなりの額を払いました(笑)だから、そう感じるだけか??

御殿場線の車窓からは、のどかな田園風景が広がる景色が多いです。箱根や丹沢の山だけでなく、世界遺産の富士山も見ることができます。私が取材した日は天気悪かったので見えなかったですけどね(*´Д`)

そばでは川が流れる場所も( ´ ▽ ` )ノ
自然は癒されますね!!

元々は東海道線の一部だった

そんなこんなで、色々調べて発見したネタです。
御殿場線は国府津駅から沼津駅を結ぶ路線ですが、一方これは誰でも知っている東海道線も国府津駅と沼津間を結んでいます。

御殿場線は、1889(明治22)年に東海道本線の一部として開通しました。
何でこんなことになっているのかというと、実は御殿場線は昔の東海道線の一部だったんですね!昔の東海道線が、今の御殿場線を通っていたのには理由があります。
元々は、箱根を超える計画だったようなのですが、それはあまりにも難工事になるということで山北経由するルートが選ばれたんだそうです。
しかし、現在の御殿場線のルートも中々の難所で建設時の工事が大変だっただけでなく、連続する急勾配がネックとなり、輸送力が限界に達してきたのです!!

そこで、新線が検討され、現在の東海道線が通るルートの検討が進みました!!
その時にやっかいだったのが「丹那トンネル」部分です。
ここは、丹那断層という柔らかくて非常に掘りづらい地層であるだけでなく、大量の出水や工事中に発生した西伊豆地震の影響で9年も工期が延び、67名もの死者が出る難工事となったのです。

そして、1934年の丹那トンネル完成と共に、国府津−沼津間は東海道本線から支線となり、新たに御殿場線と命名されたんだそうですよ!

複線から単線路線に

現在、御殿場線は単線で運行されています。そのため、所々の駅で待ち合わせをするようにすれ違って運行するようになっているのです。ところが、元々は複線であり、昔は上りと下りの路線がありました。
なぜ単線になったかというと、第二次世界大戦の際に物資が足りなくなり、山口県の柳井線などの資材として片方のレールが外されてしまったんだそうです。

走行中の電車からは、かつて複線化だった跡を所々で確認することができます。写真のように、2本の轍が見える部分とかはまさにそうですね(#^.^#)

こちらの写真では、線路の手前側に何やらスペースがありますが、これもかつてのもう1本の線路跡でしょうな!!

また、写真のように今は使われていないトンネルも残されています。上の写真では、右側のトンネルは現在単線で使われていますが、左側のトンネルは使われていないまま残されています。
こういうのは、廃墟マニアとかにはたまんないでしょうな!!

管轄はJR東海

このJR御殿場線は静岡県と神奈川県をまたいでいます。東海道線では、熱海駅以東がJR東日本が管轄し、熱海駅より西側はJR東海が管轄しています。

で、この御殿場線はどうなるのかというと、管轄はJR東海なんだそうです。
そのため、すべての駅の標識がこのように東海カラーであるオレンジ色表示となっておりまっせ!!

御殿場線の問題点

そんな御殿場線には、いくらかややこしい問題があるようです。
大きな問題としては、運賃周りに関することですかね(*´Д`)
以下で、詳しく紹介しますね!

Suicaを使って入ると面倒

これ、熱海間を移動する人にとっては結構厄介な問題なのです。
先ほども述べた通り、東海道線の場合は熱海より東はJR東日本の管轄になり、熱海より西はJR東海の管轄となります。
そのため、JR東海からしたら、西側から函南駅までは普通に清算ができます。一方東から熱海までは普通に清算ができます。

ところが、函南駅と熱海駅をそのまま突っ切った場合(三島駅→湯河原駅)、Suicaでそのまま改札を通ることができないのです。会社をまたがってしまうため(⌒-⌒; )
なので、その場合は係員に清算してもらわなくてはいけないのです。不便・・。

で、今回の御殿場線のケースはどうなのかというと、御殿場駅−国府津駅間でICカードが使えないのです。整備されていないので・・(⌒-⌒; )

そのため、どっかからICカードで入り御殿場駅−国府津駅間のどこかの駅で降りる場合は、降りる際に車掌さんに話す必要があります。。
私も、今回の取材で御殿場線に乗った際には沼津駅で清算する際に駅員さんに直接清算していただきましたよ!!

清算は車掌さん自ら・・・

で、当然御殿場駅−国府津駅間でICカードが使えないことを知らないで、ICカードで突入する人は多々いるわけです。ただ、御殿場駅−国府津駅間は改札機があるわけでなく、なんと降りる際に車掌さんに切符を渡すシステム(⌒-⌒; )

そのため、「すみません、ICカードで入っちゃったんですけど・・」となるとその場で車掌さんが清算するという、路線バスのような清算方法が行われるのです。そのため、そんな人が何人もいると、その分発車が遅れるというまさかの状態なんですぜ!!

御殿場線の駅について

そんなこんなで、色々調べて発見したネタです。

足柄駅が二つある!?

そう、足柄駅は2つあるのです。ただ、御殿場駅に2つあるわけではないのです。
一つは、御殿場線にあるのですが、もう一つは何と小田急線に存在します。そう、同じ地方に同じ名前の駅があるのに、その駅間がこんなに離れているんです(⌒-⌒; )
なんでこんなことになったんでしょうね。。
駅名は、多くの場合は複数にならないように、関東だと「武蔵○○」のように昔の国名などを使うケースが多いですが、今回はモロ被り(笑)。

また、この足柄駅は1947年の開業当時の面影を残してもいる駅なのです。

主要駅である御殿場駅

国府津駅−沼津駅間で一番栄えている御殿場駅。ここは、富士山の登山口にもなる駅で多くの人が利用しています。他の駅が簡素過ぎて、より人が多く感じるようにも思います。

御殿場駅は1889(明治22)年に東海道本線の開通と同時に設置され、富士登山の拠点として発達しました。1928年までは駅前から須走を経由し山中湖までを結ぶ馬車鉄道も発着、現在も馬車道としてその名残を見ることができるのです。

こちらは、御殿場駅そばのトイレ。上部の三角形は、富士山をイメージしたもの?(*´Д`)

裾野駅の駅舎は、開業当時のまま

裾野駅は、明治22年開業の駅です。そんな古い駅なのですが、写真に写っている駅舎はなんと開業当時そのままのものを使用しています。

ちなみに、どうでもいい話ですが駅前にはコンビニはないですがTSUTAYAはあります(笑)

下土狩駅は元々三島駅だった

静岡県には三島駅という駅があります。東海道線や東海道新幹線の停車駅でもあることから、名前を知っている人は多いはず。

しかし、元々の三島駅は現在の三島駅ではなく、現在の御殿場線の下土狩(しもとがり)駅が元々の三島駅だったのです。

駅の中には、当時の三島駅だった面影は特に残っていませんでした。
そのかわり、駅の外にはこのような看板が隅っこに建っておりました。。

駿河小山駅は3度も駅名が変わった

こちらは、駿河小山駅。なんとこの駅は、3度も駅名が変わっている全国でも珍しい駅なのです。
その変換の歴史としては、1889年に小山駅として開業→1912年に駿河駅に改称→1952年に駿河小山駅という流れ。

おわりに

今回取材したのは、地元の人か鉄道マニアくらいしか詳しくは知らないであろう御殿場線。そんなマイナーな路線ではあるものの、調べてみると色々な物語があるんですね!
これからも、様々な知識を発掘すべく知の冒険は続いていきそうです!!
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詳細・地図

備考 国府津~沼津間を走っています。
リンク https://ja.wikipedia.org/wiki/御殿場線

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