草津温泉の秘湯、白根山の山奥に湧く「香草源泉」を目指す!

今回の記事は、初の秘湯探索です!
知の冒険では、珍スポットやメジャースポットだけでなく、夜景、登山、など色々なジャンルを網羅していますが、今日は秘湯探索です。
しかも、どこの秘湯かというと、日本でも有名な観光地である群馬県の草津温泉です。
草津温泉は近くにある本白根山のマグマ熱によって温められた火山性の温泉です。
香草源泉
草津温泉の中で有名な場所といえばこの湯畑!!
周辺には、無料の銭湯だけでなく、湯もみ踊りが見れたりと多くの人で賑わっている場所です。
湯畑の周辺には複数の源泉が存在しますが、大きな源泉としてはこちらの4つ。
この他には、「賽の河原源泉」「万代鉱源泉」の2つがあります。
だがしかし、これらの源泉の他に、山の中にもこの場所に源泉が存在するのです。
香草源泉
それが、こちらの「香草源泉」という源泉。
完全に山の中にあるため、山を登り、川も登っていかないとたどり着かない究極の秘湯なのです。
ネットを検索すると、多くの方が源泉に行っているそうなので、その記事を頼りに香草源泉に向かいます。
香草源泉
まず、レンタカーを駐車場に止めます。
ってか、結構な雨なんですけど・・。
そして、折り畳み傘しかなくて、レインコートとか無いんですけど・・。
大した装備もないし、大丈夫か??
死なねえか??
香草源泉
考えてもしょうがないので、とりあえず向かいます。
ちなみに、今回は会社の同期も連れてきました!!
うん、死ぬ時は一緒です!!
香草源泉
コンクリートから、山道になってきました。
このままずっと道なりに進み続け、途中で合流する川まで進みます。
その川が流れる場所が、毒水沢という場所で、そこから川沿いをひたすら登っていくのです。
香草源泉
道中には、「(株)香草温泉」という文字が!!
株式会社があるというのか??
香草源泉
川は、酸性になっているようで、中和するためにアルカリ性の水をふっかけている場所があった。
香草源泉
うわっ!!
カオス・・・。
草が生え過ぎて、かろうじて道が見える状態。
雨が降っているので草は濡れているし、これは結構やばいぞ!
覚悟していかねば。
香草源泉
ひたすら山道を登ります。
ここも凄いことになっている!
雨水が川となって流れているのですが、流れのせいで真ん中の道が削れてこんな地形になってしまっている!!
理科の勉強になりますね(笑)
香草源泉
途中、左に曲がれる道がありますが、ここは通行止めになっています。
昔は、上級者コースとして通れたようですが、今はダメなのです。
土砂崩れとかがあって道が崩壊したのでしょうか・・・。
この先は「常布の滝」という滝があるのですが、そこにも火山性の温泉ではない源泉があるそうなのです。
残念ながら行けませんでした〜〜!!
香草源泉
歩くこと1時間。
ようやく川とぶつかる「毒水沢」に到着です。
ここで、ようやく半分なのですが、ここからが勝負!
川の上流に向かっての沢登りが始まります。
香草源泉
この川を進むのです。
時期が8月ということもあり、川の水はそんなに冷たくありませんでした。
川は水深がほとんどないので、無理に岩の上を歩かず、川の水に足を浸しながら進みます。
ってかその方が安全で、今日は雨も降っているため滑る可能性もあるので。
相方はレインコートを持っていましたが、私はなんと「折り畳み傘」をさしながら進むことに。
山の中を折り畳み傘を片手に持ち、もう片方で撮影用のiPadを持つという、わけわかんない格好で突入です。
香草源泉
これね、雨降ってなければそこまできつい感じでなさそうですが、雨は本当にきついです・・。
割としっかり降っているので、傘をささないとマジでずぶ濡れになるし、しばらくの辛抱です。
香草源泉
あうち・・・。
誤って傘を落としてしまった・・。
落としたのに、取りに行かずネタになるからと写真を撮る私。
香草源泉
相方が救ってくれました!!
あざっす!
そんで川の水は徐々に硫黄臭を帯びてきました。
きっと、香草源泉の影響なのでしょうね。
香草源泉
長い沢登りもあとわずか。
写真だと分かりづらいですが、相当大変でした。
香草源泉
そして、ラスボス登場!!
この崖を登ればすぐそこが源泉なのですが、ここを登るのが結構大変!!
しかも、今日は雨が降っているので、足を滑らしてオワタにならないように、注意して登ることにします。
香草源泉
って言っても、あの滝を登るわけではありません。
スパイダーマンとかじゃないと無理です。
人間は、その脇にある場所を登ります。
そして、ここには先人が用意してくれたロープが張ってありました。
しかも、結構新しめなロープ!
割と最近誰かが来たんですね!!
香草源泉
しかし、こんな山奥に滴る滝を見ていると別世界に来たような錯覚を覚えます。
有名な滝は日本にいくらでもありますが、誰にも見られないにも関わらず流れ続ける滝。
見ていると、いつの間にか日が暮れてしまいそうです。
香草源泉
香草源泉
登り続けてようやく、ラスボスクリアです。
道がカオスすぎて、登る途中の写真が取れませんでした・・。
相方が必死で登ってくるところをバシャリ!!
ファイト!!
香草源泉
そして、ついた!!
香草源泉だ!!
すげー硫黄である。
香草源泉
こんなミニ洞窟のような場所からも温泉が湧出していました。
なんか、洞窟サウナみたいだ!!
動画も撮ってみました。
岩の隙間から湧出する温泉の様子をご覧ください!!
温泉に入る様子も撮ろうかと思いましたが、雨降っているしやめました(^_^;)
香草源泉
温泉が湧く横では、豪快に川が流れています。
なんかすごい光景だ!!
香草源泉
ここで湧く温泉の湧出量は、全部でどのくらいなんでしょうかね?
ここのお湯を、観光地まで引っ張ってこれたらこれはまた名物の銭湯になりそうな気がします。
香草源泉
岩の隙間からチョロチョロと温泉が湧き出しています。
そして、温泉に溶けている硫黄が結晶として温泉の流れに沿って岩に張り付いています。
さらに、その結晶の周りには緑色のものが見えますが、これは「コケ」なのです。
私は温泉に関して卒業論文を書いていました。
温泉は、地中の岩盤を通って湧出するわけですが、その水が何が起源で、その温泉に含まれている成分がどんな経緯を経て温泉に含まれるかわかっていないことが多いです。
この温泉は、本白根山に由来するマグマ水(地下のマグマから絞り出された水)に浸透した雨水が混ざったものが湧出している感じだと思います。
理科が嫌いな人は、ここスルーしてください(笑)
香草源泉
下には、お湯が溜まっていましたが、めちゃくちゃ熱かったです。
温度は40度交換くらいあると思うくらいの熱さでした。
pHは0.9くらいらしく、恐ろしい酸性度です!!
香草源泉
こんな場所に温泉が湧いてるなんて、いったい誰が発見したのでしょうかね?
私は、インターネットを検索していてたまたま知ったのですが。
もしかしたら、まだ見つかっていない秘湯がこの辺の山奥に眠っているかもしれませんね!!
香草源泉
今回歩いたのはこのルート。
って言っても、道なりに進んでいるわけではないのでどこをどう進んでいるのかこれでわよくわかりませんが、地図上ではこのルートを進んでいます。
香草源泉
すごい道のりだった!!
川の流れる音しか聞こえない、別世界に来たかのような神秘的な場所でした!!
この後、我々は無事駐車場にたどり着き、湯畑の近くにある「大滝の湯」で疲れを癒した!!
相方と、「香草源泉にいたのは、夢だったみたいだね」と語り合ったのだった。
↓よければクリックをお願いします
香草源泉
住所:〒377-1711
   群馬県吾妻郡草津町草津
その他:駐車場から源泉までは約2時間歩きます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加