【まさに要塞】羽田空港の玄関口「京急蒲田駅」は凄いホームの構造をしている!

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今回は、駅に関する記事です。最近は博物館やお店のスポットだけでなく、駅などの構造物にも焦点を当てだした知の冒険!
そんなこんなで、色々調べて発見した今回のネタ。私が現在住んでいるのは川崎市なのですが、その近くには羽田空港への窓口ともいえる京急蒲田駅という駅があります!
その駅は、異様な形をしていることから「蒲田要塞」というあだ名がついているようなのですね!んで、その姿が単純に要塞のように見えるだけでなく、ホームの構造が変態的すぎてカオスな駅になっているとのこと!!
今回は、その京急蒲田駅を徹底調査していきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
本記事のポイント

・京急蒲田駅は3階建ての要塞のような建物で「蒲田要塞」と言われる
・羽田空港の玄関口でもあり、3分に1本の割合で鬼のように列車が止まる
・構造上の問題で、乗換のためにダッシュする「蒲田ダッシュ」が名物

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蒲田要塞と言われる京急蒲田駅

じゃじゃーーーん。
さっそくですが、これが蒲田要塞です!!
駅にしては、確かにめちゃくちゃでかく要塞のようだ( ;´Д`)
一応建物は3F建てなのですが、普通のビルとは全然高さが異なる3F建てとなっております。まさに左右を遮る壁のような様相のこの京急蒲田駅。いったい誰がこんなの考えたんだろう??
そして、何で京急蒲田駅はこんな巨大要塞と化したの??

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要塞化した京急蒲田駅を解剖!

▲電車よりも箱根駅伝を優先した踏み切り跡
駅の外でもいろいろな変化が起こっているんですわ。そのいい例が、ここにかつて存在した踏切です。ここには、この第一京浜という交通量の多い道路をぶった切る踏切があったのです!!
その踏切は、毎年行われる箱根駅伝の際には、出場選手が通過するために遮断時間を短縮するという、ことまで行われていたほどかなりネックとなっていた踏切だったのです。ということで、高架化するべって事になって今のような光景に至ったようです。
この光景はまるで高速のジャンクションのようだ!!ネットで検索したら、この光景を「蒲田ジャンクション」と命名している人もいた(⌒-⌒; )
うん、納得である!!

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第三京浜からの京急蒲田駅!まあ、東京駅とか新宿駅の方が遥かに大きい駅ではあるのですが、このような高く長い構造をしている駅は、ここ以外には見ない作りですね!!
本当に高速道路のようだ(⌒-⌒; )
▲左右で終着地が異なるエスカレーター
こんな光景も!どちらも上りのエスカレーターなのですが、片方左側は2階まで様、もう片方右側は3階までぶち抜かれている!!
まあ、そこまで珍しくもないかもしれないがなんかおもしろい!!
あ、ちなみにですが蒲田は実は東京で一番飲み屋が多い街でもあるのですよ( ´ ▽ ` )ノ
近くには,京浜東北線が通る蒲田駅がございますが、こちらの駅は京浜急行線のみの駅となっております。しかし、ここは、羽田空港への玄関口ということもあり、それによりこの駅の変態的構造が誕生したのです。

1日の運行本数がハンパない!

そんでこちらが、全部の電光掲示板。こんだけ巨大な要塞でありホームもたくさんあることから結構な本数の電車がこの駅に停車するわけです。こう見ると、もう怒涛のごとく蒲田要塞に電車が押し寄せてくるのですね!!!
▲かなりカオスな状態の時刻表
そんな感じなので、時刻表が大変なことになっています!1時間に20本近くの電車が走ってくるので3分に1本の割合で電車が来るんですね!しかし、よくこんな過密ダイヤな状態で電車がよく運行できているなと、運行管理の凄さを思い知らされます!
ちなみに、こちらは下り方面の時刻表!方面も多数に渡るし、見るのがちょっと辛いですが今では乗換アプリもあるのでこの時刻表を見る方はそんなにいないのかな??
こちらは、土休日!昼間は、1時間ごとの運行リズムは同じなのですね。
では、この蒲田要塞がどれだけ変態チックかをご紹介していきましょう!!

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京急蒲田駅の構造とは?

で、そんな要塞化した京急蒲田駅の内部はどんなことになっているのか?以下で、詳しく説明していきたいと思います!!

乗り場が多すぎて超複雑!

まず乗り場案内がこちらだ!!
これをパッと見て、どういうことを言っているか理解できますか??
上の看板の意味

1.横浜方面に行きたい場合
のりばは3通りあります!
3階の1,2,3番のりばです( ´ ▽ ` )ノ
2.品川方面に行きたい場合
こちらも、のりばは3通りあります!
2階の4,5,6番のりばです(⌒-⌒; )
3.羽田空港方面に行きたい場合
のりばは2通りあります!
2階の4番のりば、3階の1番のりばです( ;´Д`)
階をまたぐのかよ(笑)
つまり、全部で「のりば×6」であり、乗り方は8通りあるということです!!
意味わかりました??
というか、これ見て「1つの階にホームが3つてどういうこと??」って思った方もいるかもしれません(⌒-⌒; )
ホームがどんなことになっているかを図解で説明いたします!!

1つのホームに番線が3つ存在する

こちらは駅にある構内案内図!!図のように、京急蒲田駅には「2階ホーム」「3階ホーム」が存在しています。上記で述べた通り、1つのホームに番線が3つあるというのは上の図の通りなのです。
2階ホームには4,5,6番線があり、3階ホームには1,2,3番線があるのです。
▲ホームの片側に2つの番線が存在
実際にはこんな感じ。5番線の先に、電車が止まっていると思いますがあれが6番線。
そして、6番線の対面に4番線があるという感じ(笑)
「なんで、こんな構造にする必要があるのか」と思う方もいると思いますが、以下で説明したいと思います。
そんで、こちらが羽田空港行きの電光掲示板。羽田空港行きは、「2階の4番線」と「3階の1番線」から出るため、こんなことになっているのです!!

ホームがとにかく長い!

とにかくホームが長え!!先ほども説明した、4番線は12両分、そんで5番線は6両分の長さがあるので、ホームは計18両分の長さがあるということです。

何でこんな構造になったのか?

京急線の快速が止まる駅(上大岡駅、金沢文庫駅など)は、1つのホームに番線を2つにしています。このようなホームは、”島式ホーム”と言われます!これは、基本的に各駅停車を退避させる用に2つにしていることが多いのです。
上の図の例だと、快速特急が各駅停車を抜かせ、普通列車を退避する(待ち合わせ接続させる)ように1番線が作られています。他の私鉄でもこの形式を用いることは多いです。
しかし、京急蒲田駅の場合は、反対側の番線は羽田空港に接続する列車用に使われます。
で、その場合は待避ホームをもう一つ用意する必要があるのです。
そのため、無理やりホームの後ろ側に用意したという形式になったのです。あとは、別のホームを同じ階層に作ればという話にもなるのですが、土地的に横にホームを広げることができないんではないかと思うんですよね。そもそもそれが背景で上に伸ばすしかなくて3階建てになったと推測できますし。。
で、この構造によって生まれた京急蒲田駅名物である、とある現象がおこっているのです!それを、次ページで紹介していきます!
続きはこちら!衝撃の蒲田ダッシュの真実とは!
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