高倉健さんの勇姿が蘇る、幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば

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北海道の夕張に来ております。
2015年のシルバーウィークです。
財政破綻をし、かつて炭鉱で栄えたこの町は、昔々ある映画の舞台になりました。
そのタイトルは、「幸福の黄色いハンカチ」。
実は私も知らなかったのですが、せっかく夕張に来たので行ってみることにしました。

はい到着。
結構細い道を進んだわかりづらい場所にありました。
どうやら、昔は入場料は無料だったようですが、維持費がかかるのか、今では大人520円です。

歩いて早速一軒の建物が現れました。
が、これは、映画と関係あるのか??
見たことないからわからないという残念さ(笑)
何も目印が無かったので、関係ないということでスルーで!!

というか、北海道のスポットを探してここに来てみたのですが、なんせ私、「幸福の黄色いハンカチ」を見ていないのです(+o+)
見てから来いよ、って話なんですがね!

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ということで、記事を書く前に映画を見ました!!
ちゃんと、TSUTAYAで借りてきましたよ!!
高倉健さん主演の映画を観るのは、なんとこれが初めて。
そして、この映画の監督は山田洋次なのですが、山田監督の作品を見るのも初めてです。
感想としては、大変おもしろかった!!
お世辞じゃなくて本当に。

この映画は、今から35年以上も前である1977年に公開された映画なんだそうです。
私は、1987年生まれなので、もちろんこの映画についてはタイトルすら知りませんでした。
主演の高倉健さんは、元々炭鉱で働いていた役を演じています。
その健さんが住んでいた炭鉱住宅の長屋が今でも残っているのです。
ここで、映画の内容を超簡単に説明します。
武田鉄也が、失恋をしたことを機に、勤めていた工場を退職。
そのお金で、真っ赤なファミリア(車)を購入して、一人北海道の釧路に来ます。
そこで出会った桃井かおりをナンパしてドライブをする。
そして、海岸で出会った勇作とも出会い3人でドライブをすることに。
そこで色々あるのですが、健さんは実は殺人を犯して刑務所にいた過去や、奥さんがいたんだが離婚した経緯を2人に話し出す。
健さんが捕まった経緯は、健さんがある時に街で会ったチンピラと喧嘩した際に、相手の頭をコンクリに叩きつけて殺人をしてしまいます。
刑務所に入っている間、奥さんが面会に来てくれたのですが、刑務所に入った際に、奥さんと離婚することを決意して奥さんと別れてしまいます。
しかし、出所する際に、健さんは奥さんに手紙を出したのです。

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内容は、「もし、まだ俺のことを待っててくれるのであれば、あの家の鯉のぼりの竿に、黄色いハンカチをぶら下げといてくれ」というもの。
そこで、武田鉄也と桃井かおりは、健さんと夕張のその家に行ってハンカチがぶら下がっているかを見に行こうと言う。
しかし、健さんは「あいつはいい嫁だから絶対ほかの男と暮らしているよ」といって、引き返そうとするのです。

しかし、一縷の望みを託していざ長屋へ行くと、そこにはこのように黄色いハンカチが掲げられていました。
そして、2人は無事に再開し、映画は終了となります。
省略しまくったらこんな感じですが、全く赤の他人であった3人が仲良くなっていく様子や、健さんの男気溢れる役者ぶり、金八先生世代の私からは考えられないような、武田鉄也のなんか腑抜けたような感じの役を演じる姿。
昔の日本の映画は、今までほとんど見たことがありませんでしたが、非常に面白い映画でした。
ってか、健さんかっこよすぎ!!

うわーーー凄いことになってる(笑)
一面が黄色いポストイットまみれやんけ!!
この赤い車は、3人が乗っていたファミリア。
映画の最初から最後まで出てくる陰の主役ですね!!
武田鉄也が運転するんですが、途中で脱輪したり、草むらに突っ込んだりと、波乱万丈な道中を行くのです。

もう本当に、どこにも隙間がない。

ここに来ている方は、皆が5,60代の方々。
その方たちは皆、映画のセットや、展示物を見て懐かしがっていて、うちの親もその世代なので、親も見たのかな~なんて考えてしまいましたよ!!
でも、映画を見た今だったら、確かに色々とまた違った感情が出てくるのかなーなんて思います。

ということで、私も願い事を書きました!!
日々、スポット巡りをしまくっている私に縁があるのかわかりませんが、とりあえずこんな感じで書きました。
ただ、字がきたねえな・・・
普段パソコンでばっか文字を打っているため、書かないとだめですね!

あまりにも、もうスペースがなさすぎて、机に打ち付けるものまで現れました(笑)
傷つくからやめてあげて・・・・

窓にもびっしり。
なんかここまでくると、芸術ですね(笑)

奥はこんな感じで、映画の様子や映画で使われていたものが展示されていました。

こちらは武田鉄也が映画の中で身に着けていたもの。
金八先生の印象が強すぎるため、今回の映画の役は中々イメージがつかない感じです。
 これらは釧路で買ったという設定で、当時のはやりものをそろえるという、今風の格好をしようと言う若者の心を表しているようですね!!

 こちらは健さんが身に着けていたもの。
米軍の防寒用帽子、布のボストンバッグ、出所した時に買った安物の靴など。

映像も流れておりました。
ブラウン管のテレビという所がまた懐かしさを感じますね!

家のセットはこんな感じ。
何か健さんの顔、めっちゃ若々しく見えるけどもうちょっと渋さがあってもいいかと思いますけどね!!

そんな高倉健さんですが、2014年11月10日に、この世を去ってしまいました。
生まれたのは1931年であり、83歳まで生きたんですね。
そして、本名は「小田剛一(おだ ごういち)」と言うそうです。

このスポットがあるのは、北海道の夕張市。
この市は、財政破綻をした街でも有名で、栄えていたころは炭鉱の町でした。
夕張は、元々12万人の人々が住んでおり、その90%が炭鉱の人だったそうです。
そんな街には繁華街のようなものはなく、炭鉱の人たちの娯楽は映画だったそうです。
そのため、夕張には16箇所も映画館があったそうですよ!!
上の写真は、今夕張市で唯一の目玉スポットではないかという石炭博物館。
ほっとんど人がいないこの町で、ひっそりと営業をしていました。
炭鉱の仕事は、命に係わる本当に危険な仕事です。
映画の中でも、炭鉱で事故が起こるシーンがありましたが、あれは映画の世界ではなく本当におこっていたこと!!
でも、そういう人たちがいたから今の日本があると言っても過言ではないようにも思います!
他人事ではないのです!!

  夕張の人たちにとっては、この映画は特別なものなんでしょうかね。
映画のロケ地巡りとかって今までしたことがありませんが、こういうのもいいですね!
映画を通してその町の歴史を学んだり、色々な人の人生を見つめたりするのも映画の魅力の一つでしょうね!!
北海道と言えば、健さん主演の「鉄道員(ぽっぽや)」とか、「北の国から」もありますよね!!
最近でいえば、NHKの朝ドラのマッサンもかな!!
 北海道へ旅行に来た際には、ぜひぜひ来てみてください。

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参考文献

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詳細・地図

住所 北海道夕張市日吉5
営業時間 9:00~17:00
営業期間 4/29~11/3
料金 大人520円、子供310円
駐車場 無料
電話番号 0123-52-3456
アクセス 札幌駅より車で1時間10分
新千歳空港より車で1時間
夕張駅から車で5分
リンク http://yubari-hankachi.com/
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