日本一の温泉街「草津温泉」に関してを徹底的に探る!

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日本には無数の温泉地がありますわね!私も今までいくつかの温泉街にはいきましたが、その中でも一番訪れた温泉街は「草津温泉」です(#^.^#)
父親が好きでよく行っていましたし、ちょっと草津で仕事をしていたこともあるので自分的にはかなり思い出深い温泉街なのです。そんで、知の冒険を始めていてその草津温泉を深彫りする記事を書いてみたいと思い、今回の記事を書くに至りました。
さらに私は卒業論文で温泉に関して研究もしていたということもあり、温泉を化学的な視点からも見ていきたいと思います!!

草津温泉はどこにある?

草津温泉

まずは草津温泉の場所から説明していきますね!草津温泉は、群馬県の草津町にあるのです。群馬県の西の方で、長野県の県境に近い場所ですな!
東京からだと、車で行く場合は3時間30分くらいかな。バスだと、新宿から「上州湯めぐり号」というバスが出ているので、それで乗っても行けますぞ!

きっかけは「ベルツ」

草津温泉

現在では有名な観光地となっている草津温泉。この温泉を世に広めたのは、1人のドイツ人博士の影響が大きいのです。その人の名は「エルウィン・フォン・ベルツ」。
1876年に来日し、29年間もの間日本に滞在されました。日本の医学の基礎を築いたことから「近代医学の父」とも言われたという。草津温泉の医学的効用を研究し、内外の学会で発表。
また、”ベルツ日記”に「草津には、無比の温泉以外に、日本で最上の山の空気と全く理想的な飲料水がある。このような土地が、もしヨーロッパにあったとしたら、カルルスバードよりにぎわうだろう」と、温泉地として絶賛したのです。

温泉の源泉を調査!

草津温泉というと、一言で言うと「硫黄くさい白濁した熱い温泉」って感じでしょうか?温泉って地中でどんな経緯を経て湧出するとかって考えたことありますでしょうか?
私は、大学の卒業論文で温泉の研究をしていたのでそのあたりのことをひたすら考えていた時期があるわけです。ということで、草津温泉の温泉がどんな経緯を経て湧出しているのかを紹介したいと思います。
でも、あらかじめ言っておくとここで書く内容はあくまでも仮説で真実かどうか確証はできていない内容なので、あくまで参考程度に(⌒-⌒; )

温泉はどのようにしてできるのか?

草津温泉

温泉には分類方法が幾つかありますが、大きく分けると「火山性温泉」「非火山性温泉」の2つに定義できます。今回の調査対象である草津温泉は「本白根山」という活火山の熱によって温められているので「火山性温泉」になります。
上の写真にも載っている「本白根山(もとしらねさん)」
温泉はどのようにして湧出するのか?
まずは、水の起源から。
温泉の水は、「雨水」と「マグマ水」が混合したものと考えられます。雨水は、もちろん空から降る雨ですが、マグマ水とは何なのか?

草津温泉

マグマ水とは、この本白根山でいうと山頂下3kmにあるマグマ溜まりから出た熱水のことです。火山ガスに含まれる塩化物イオン(Cl-)や硫酸イオン(H2SO42-)を大量に含んでいます。
そのマグマ水は、地層の隙間を縫って浸透し、その際に雨水に希釈され地上へと湧出しているのです。湯畑周辺に行くと「卵が腐った臭い」がしますが、これは温泉に含まれる硫黄の匂い!

草津温泉

また、温泉が流れる場所を見ると何か気づきませんか?黄色いのは硫黄ですが、青緑色に変色している部分がありますよね?
こりゃ一体何なのか?
これは「イデユコゴメ」という藻の仲間だそうです!pH2.0以下かつ温度が55℃近い場所で生きられるという謎の生物。生物学的にも大変珍しいもので、草津温泉にイデユコゴメが生息しているのは1942年に根来健一郎、江本義数博士らによって発見されたそうです。

湯の花はどこで生成されるのか?

草津温泉

湯の花とは、温泉が湧出した後に温泉から沈殿した物です。温泉が岩盤を通過している間に比べ、地上波温度も低く圧力も小さいため、含まれている成分が固体となって沈殿するのです。

草津温泉

この湯の花は、湯畑周辺のお土産屋などでも販売されており、家庭の湯船に入れて温泉として楽しむことができるわけです。その湯の花は、湯畑で湧出した温泉が流れる間に通過する木箱のような場所から採取されています。
天然の湯の花は湯畑で2~3ヶ月に1回しか取れません。そのため、希少品でもあり天然の湯の花は中々店頭では売っていないそうです。そのため、偽物も多く出回っているという・・。

主要源泉は6つある

草津温泉

草津温泉には、源泉の数が無数に存在します。ところが、主要な源泉はいくつかというと6つに絞られるようです。
その源泉とは、以下の6つです。
・万代鉱源泉
・湯畑源泉
・白旗源泉
・西の河原源泉
・地蔵源泉
・煮川源泉
上の地図を見ても分かる通り、万代鉱(ばんだいこう)源泉は温泉街からは離れは場所にあります。

草津温泉

湯畑周辺の源泉の位置はこんな感じだ!
では、以下で各々の源泉の詳細をちょこっと説明します!
・万代鉱源泉
万代鉱(ばんだいこう)源泉は、本白根山の中腹にある硫黄採掘のための坑道から湧出する源泉です。硫黄鉱山の坑内で湧出した温泉を抑止することができず、鉱山は放棄されてしまいましたが、このお湯を温泉街まで引湯して、1975年から運用を開始したそうです。

草津温泉

こちらは道路の脇から立ち込める温泉の蒸気!おそらく万代鉱源泉から引いたものと思われる。近くには、「関係者以外は立ち入り禁止」の看板が!
・湯畑源泉

草津温泉

湯畑源泉は、草津温泉街の中心地でもある「湯畑」で湧く源泉です。
この湯畑で湧いた源泉は西側に流れていき、下流に位置する宿はこの湯畑のお湯を引いた宿で提供しております。
・白旗源泉

草津温泉

白旗源泉は、湯畑のすぐ近くにある場所で湧出する源泉。湯畑にある「白旗の湯」という無料の公衆浴場で浸かることができるのです。
この源泉は「頼朝の湯」とも言われており、1193年源頼朝が浅間山六里ヶ原の巻狩(まきがり)に来た際、草津まで来てここの源泉地を改修して入浴したと言い伝えられているんだとか。

草津温泉

その後1887年に「白旗の湯」と改名され、旧源泉はこの湯畑に沈んでいる小さな湯枠の中だと考えられているという。
湯の下に四角い湯枠があるのがわかりますでしょうか?それよりも、祠に投げられたお賽銭に目が行ってしまうでしょうか(笑)?
・西の河原源泉

草津温泉

西の河原とは、草津の温泉街の西側に位置する開けた公園。西側に位置するからということで「西の河原」という名前がついたと言われているそうです。
毎分1,400Lもの温泉が至る所で湧出しており、湯の川となって流れ出している風景は非常に心安らぎますぜ!

草津温泉

ここは「鬼の茶釜」と言われる源泉で、西の河原公園を入ると左側にひっそりと現れる源泉です。かつては西の河原を代表する源泉で、茶釜が沸騰するような音を立てて湧き出していたんだそうです。
しかもここは、湧口は茶釜が沸騰するように異様な音を立てて湧き出し、その湧口に人が近づくと足元から音がとまり、離れるとまた音が鳴り出すという不思議な湧口として怖がられたのだとか。そんな事があり、いつからか「鬼の茶釜」と呼ばれるようになったという。

草津温泉

至る所で湧出していますが、ここはわりとブクブクと湧出しておりました!他の観光客の方も、手を差し伸べて「やべぇ、熱い!」と楽しんでおりましたぜ( ´ ▽ ` )ノ

草津温泉

公園中では至る所で温泉が湧出していますが、このように蒸気が立ち込める場所もあるのです。立ち入り禁止と書かれていると、よりその場所が気になってしまうもんですな!
・地蔵源泉

草津温泉

地蔵の湯はこちら。無料の公衆浴場のため、誰でも気軽に入れます。

草津温泉

その浴場のすぐそばで源泉が湧いておりました。ここは少し開けた場所になっており、足湯を楽しめる場所もあります。

草津温泉

柵で覆われているため、レンズを中に入れてそお~っと撮影!!
この温泉が湧いている様子ってなんか不思議でずっと見ていられるんですわ。といいつつ、他の場所の撮影に移動する!
・煮川源泉

草津温泉

煮川源泉は名前はあんまり聞いたことがないかもしれませんな!温泉街の中心地からちょっと外れた場所で湧出する源泉になります。ここは、私は1回だけ入ったことがありますが、かなり小さい浴場でしかも死ぬほど熱くて全然入れなかった覚えがあります(*´Д`)

草津温泉

ただ、草津温泉の人気スポットである「大滝の湯」は煮川源泉を引いている温泉なのです。

究極の秘湯!香草源泉とは?

上記で紹介した源泉が、多くの人が観光で訪れた際に浸かることが出来る源泉です。
ところがどっこい、草津温泉にはごく一部のマニアのみが訪れるという神秘の秘湯が存在するのです。

草津温泉

その名は「香草源泉」。草津の山奥に存在する温泉であり、片道90分をかけて山道と沢を登り続けなくてはいけないのです。沢登りに関してはかなりガチな道になるので多少の覚悟は必要になります。

草津温泉

この香草源泉はpHが0.9と草津温泉の中でも最も酸性度が高い源泉になります。調べると「日本一酸性度が強い」という文言まで出てくるほど。

草津温泉

本当に山奥にあるので、川の流れる音しか聞こえない別世界な空間に湧いている香草源泉。
知られざる秘湯に興味をお持ちでしたら、ぜひ行ってみてください。くれぐれもお気をつけて。

草津温泉のスポットについて

草津温泉には多くの見所がありますが、まあ「私が紹介しといたほうがいい」と勝手に選ばせていただいたスポットを紹介します。

草津温泉のシンボル「湯畑」

草津温泉

まあ、草津温泉に来たら必ず来るスポットである「湯畑」。
湯畑の中には、写真にも写っている四角に組まれた木の枠が沈んでいます。この木枠の中の湯は「御汲み上げの湯」と呼ばれています。八代将軍の徳川吉宗や十代将軍の家治が、この湯枠の湯を樽詰めにして江戸城へ運ばれたことがあるという。
また、徳川家康は豊臣秀吉に勧められて草津の湯を江戸城へ運ばせて入浴していたことも、近年文献によって明らかになったという。

草津温泉

 夜の湯畑はこんな感じ。昼間は観光客が多いものの、夜は営業しているお店もだんだんと締めだし、人も減るので静かで静かな湯畑を堪能できますよ!

草津温泉

ここは、湯畑にある「熱の湯」。ここでは「湯もみと踊り」を鑑賞することができます。
時は遡り明治半ばごろ。草津独自の時間湯という集団入浴法が確立されました。
これは、高温の湯を”湯もみ板”と言われる板で集団でかき混ぜ、水を加えて冷やすことなく湯の温度を下げて入浴するようにしました。入浴する人は一斉に入浴し3分漢じっと動かずに入浴していたそうですが、これが病気等に効果があるということで、多くの湯治客が草津にやってきたとか。
時間湯には”湯長”と呼ばれるリーダーの存在が不可欠!入浴者一人ひとりの体調や病状を見極め、入浴法や湯治法についてアドバイスしていたという。そして、その光景を若山牧水や高村光太郎などもその様子を作品にして残しているのです。

草津温泉

湯畑の周辺の柵には、「草津に歩みし百人」がプレートとして掲げられています。皆が知っている「源頼朝」のような方から、あまり知られていない方々まで・・。
また、草津温泉を広めた「ベルツ博士」の名も掲げられていますぞ!

湯畑の昔と今

草津温泉

現在湯畑のそばには「ゼブンイレブン」が営業しております。ただ、ここは昭和初期の時は桐山旅館という旅館だったようです。
その後、どういった経緯があったがわかりませんが私が中学生くらいの時(多分2000年くらい)は、KIRIYAMAというゲームセンターでした。小さい頃父親に草津温泉に連れてきてもらった際、遊ばしてくれた思い出があるのです。
温泉街らしく、都心にあるものというよりかは結構versionが古いゲームがそろっていた気がする(^^)

草津温泉

現在は「したづつみ亭」というステーキ屋になっているこのお店。私が中学生くらいの時はパチンコ屋でした。
多分2010年くらいまでは営業していたと思いますが、いつの間にかお店が変わっていました。何十年も通っているわけではないので、そんなに多くの変化はわかりませんが、こう考えると時代は進んでいるんだと実感します。。

草津温泉の有名旅館

草津温泉には、無数の宿があります。その中でも、有名というか高級旅館を2件ほど紹介します。高いのでどっちも泊まったことはないですがね( ;∀;)

草津温泉

ここの温泉は、草津温泉唯一の「天然岩風呂」があり、このての字屋独自の源泉を持っているという筋金入りの旅館!
お値段は1泊33,000円~50,000円程。草津温泉1番の高級旅館であり、私は死ぬまでに1回は泊まってみたいと思う宿である!

草津温泉

ここも湯畑からすぐの場所にある宿。その名も益成屋(えきなりや)。
ここの温泉は「白旗源泉」「湯畑源泉」を引湯しております。そして、全ての部屋にそれぞれの専用貸切風呂があるんだとか。
隣室にない贅沢な構造ともなっており、ここも1度は泊まってみたい!なんつったってこの地の冒険の旅では、ほぼ車中泊かマン喫泊なのですからね( ゚Д゚)

その他の草津のスポット

その他の草津スポットを紹介します。
・日本で最初のペンション

草津温泉

「日本一」とか「日本初」という言葉にやたら敏感な私。実は草津には日本で最初のペンションである「綿貫(わたぬき)」があるのです。開業は1969年とのこと。
ペンションは長野県や山梨県などの内陸地に多く、民宿の中でも建物が西洋風で出される料理も西洋料理を出すような宿泊施設の事を言うそうです。経営は家族が多いそうな。
・路上でまんじゅうを配る「長寿店」

草津温泉

湯畑から西の河原へ行く道の途中では、なにやら複数のおっちゃんがまんじゅうを配るお店があります。その名も「長寿店」。歩く客に、配る配る!!
歩く客だけでなく、なんと車に乗っててもまんじゅうを配ってくるという驚くほどの肉食系(⌒-⌒; )

草津温泉

私も1ついただかせてもらいました。さらにはお茶も配ってくれる良心的な店。
今まで何度も草津に来て、何度もいただいてきたこのまんじゅう。

草津温泉

次から次へと饅頭を配っているのですが、蒸すスピードも速い!次から次へと饅頭が出来上がっています。営業している限り配っているようですが、こんだけハイスピードで配っていて無くなったりはしないのだろうか・・。

おわりに

以上、草津温泉について色々と説明させていただきました。温泉には、まだ多くの謎もありロマンがありますが、温泉街にもいろいろ歴史はあるものです。
今回の記事では、温泉の成り立ちや草津のスポットなどに関してを取り上げましたが、今後は草津温泉がここまで栄えた歴史に焦点を当てた記事とかも紹介していきたいと思います!
ではでは!
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⇒HP
住所:〒377-1711
   群馬県吾妻郡草津町草津

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