若きラーメン界の天才「中村栄利」の軌跡をたどった!

神奈川県の海老名駅前にある「中村屋」というラーメン屋。
このお店を創業したのは、ラーメン界の若きカリスマとして知られる「中村栄利(しげとし)」という方です。
今回の記事では、その若きカリスマである中村氏のラーメンヒストリーと共にお店への訪問記も同時にお届けしようと思います。

中村栄利とはどんな人?

中村さんは、1977年神奈川県厚木市生まれ。
学校の成績は人並み以下であり、落ちこぼれであったようです。
しかし、中村さんは人と違ったことがしたいという天邪鬼な心を持っていたという。
小学校のクラスメイトであり、初恋の方が現在の奥さんでもあるようです。
中村屋

ラーメン界のカリスマになるまで

では、ここで中村さんがどんな経緯を経てラーメン界のカリスマになったのかを紹介します!

アメリカへの留学

中村屋

中村さんは高校を卒業後、大学には行かずアメリカのサンディエゴへ留学しました。
この留学は、兄が行くはずだったのですが急遽行けなくなったので、中村さんが行ったのだとか。
その際、留学先のホストファミリーの方たちに”スープストック”を作ろうと思い立ったのです。というのも、中村家の台所にはいつも母親が作ったスープストックが作ってあったという。そのスープストックを元に、カレーや煮物などが作られていたとか。
中村さんはそのスープストック作りを小さい頃か見ていたことから、ホストファミリーの方達に母が作っていた記憶を頼りに作ったという。そのスープストックは、牛や豚などの骨を髄からとるなど母の域を超え出した。
そんな形でスープを作っている時に、日本に帰ったらラーメンを作ってみたいと思い立ったという。

カップラーメンが元となっていた

中村屋

アメリカ留学から帰国後、中村氏は実家の裏庭にあった物置小屋でラーメン作りの研究をすることに。しかし、どうやってラーメンを作るか?
中村氏には師匠がおりません。お店で修行をしたわけではなく、すべて独自で研究をしてラーメンを作っています。その際に参考になったのが、誰もが食べたことがあるだろう「カップラーメン」だったそうです。何のカップ麺かは不明ですが・・。
カップ麺は人工的な調味料で作られているが、これを天然素材で作れないかというのを研究課題として研究に打ち込んだという。それが、今の中村屋の原点となっているようです。
その後、中村氏はカップヌードルの創業者である安藤百福氏との再会も果たしたという。

味づくりは人づくりから

中村さんの理念としては、「味づくりは人づくりから」という考えがあるようです。つまり、どんなに美味しいラーメンを作ったとしても、おもてなしの心などを含む人間力がなければ一流のラーメン屋とは言えないのではということだ!
ただ、中村さんが中村屋を出店した当初は悩みがあったようです。
当時の中村さんは22歳。一人を除き従業員は皆年上だったことで、遠慮していた部分があったという。
しかし、現在の中村さんが出店したお店はどんな接客態度かというと、「さすが」の一言でした。以下でも紹介する3店を訪れた時は、どのお店も店員さんの接客態度は素晴らしいと素直に思いました。
その3店には中村さん本人はいないものの、それでも接客態度は劣ることなく中村さんの思いが従業員に然り受け継がれているようだ!

中村さんが出したお店を巡る

中村さんが若干22歳の若さで出店した中村屋。現在は、そのお店以外にもお多くのお店を出店されています。中村さんの歴史を学ぶべく、その他のお店も訪問してみました。

中村屋に行ってみた!

ということで、まずは中村屋です。
実は、私は大学生の時に1度訪れてはいたんですがね!記事を書くために再度訪問しましたよ!
中村屋
はい、来ました!場所は海老名駅から歩いて5分強の場所。
上に小さな看板があるだけなので、ちょっと分かりづらいですわ!
写真は、食べ終わった後に撮ったのですが入店する前は割と行列がありました!
中村屋は誕生してから17年も経っています。
ラーメン屋は飲食店の中でも競争が厳しいと聞きますが、17年も営業し続けるのは本当にすごいことです。
中村屋
メニューは、塩と醤油ラーメン、それからごはん物が中心ですな!
おすすめは塩ラーメンとのことで「中村屋ラーメン」の塩をいただくことに。
中村屋
有名店ではあるものの、わりとこじんまりとした店内。
カウンターに座っている人は、厨房が正面にあるということもありじっと調理を見つめておりました。
今でこそ有名店となり多くのお客さんに支持されているものの、開店当初は苦労の連続だったそうです。お客さんが1日3組や4組だった日もあったという。
中村屋
その原因はスープにあったようだ!というのも、お店を開業するにあたって普段作る量の数倍もの量のスープを作ることになるわけですが、その配分は15倍のスープならば15倍の材料を使えばいいと単純計算していたようですが、話は実はそんな単純ではなかったとか。
量が違えば、沸騰するまでの時間や水の蒸発率も違ってくる。それが原因でラーメンの味が落ちたことにより、お客さんが来なかったようです。
今成功している人でも、まっすぐな道が用意されているわけではないのですね。壁が立ちはだかった時に乗り越えられるかどうかが問われているようだ。
中村屋
メニューがちょっと面白い。
人類の進化とともに、中村屋も進化しているということなのか・・?
中村屋
出た!これぞ中村屋名物の「天空落とし」。
天空落としとは、茹であがった麺が入ったテボを腕をいっぱい頭上にあげて一気に振り下ろす湯切り方法である。
この誕生秘話は、オープン当初に死ぬほど忙しかった時にたまたま生まれた副産物だという。
「何とか、一生懸命ラーメンを作らねば」と思って力一杯湯切りしようとした所から、このスタイルになったという!
ちなみにこの「天空落とし」という名前は、とあるブロガーによって名前が付けられたんだそうですが、いいネーミングセンスですな!
中村屋
こちらが「中村屋ラーメン」。大変うまそうだ!
中村屋
スープはあっさりとした見事な仕上がりとなっている。私はラーメンのスープを全て飲みきることはほとんどないが、このスープなら全部飲めました。
本当にお見事の一言です!
中村屋
麺は細麺であり、スープには非常に相性がいいように感じました。

自然の中にある「ZUND BAR」

中村屋
中村さんが2店舗目に出店したのが、「ZUNB BAR」というお店。
店名からすると、ラーメン屋要素は感じられませんが、ここはラーメン屋とBarが融合したお店なのです。
ここは神奈川県の七沢という自然豊かな場所にあり、車でないと訪問が困難な場所にあるのですわい!
中村屋
自分が挑戦したいのであれば、ゼロから挑戦したいという意図があったようです。
この七沢は、丹沢山地の名水が使えるということもあり、ここでお店を開いたのはこの「水」が要因だったようです。
中村屋
このお店を開くにあたり、経営者として悩むこともあったという。父とお店のコンセプトに関して食い違いがあったという。父は、七沢の自然にあったお店を開こうと思っていた所、中村さんは店内と店外が全く異なるようにして、お客さんに驚きを与えようという意図があったという。
中村屋
そんなZUND BARの店内はこんな感じだ!非常にオサレっすね!
中村屋
店内は、中村屋とはえらい異なる感じ。厨房は席からは見えず、一軒家の内装を超オシャレにアレンジした感じ。窓にはカーテンがかかっており、カウンターがBAR要素を含んでいる。
中村屋
テーブルはステンレス?だった。これまた珍しい。
中村屋
こちがが「ZUND BAR CLASSIC」というラーメン。
ラーメンとトッピングが別々になっているという珍しいスタイル。ちなみに、トッピングの方はそこにライスが埋まっております。
器は、ZUND BARを開く前に訪れた韓国でヒントを得たという。
味に関しては、やはり申し分ないです!ラーメンを食べると、麺、スープ、トッピングなどなど何か1つくらいは「ん?」って思うようなことがあるのですが、突っ込みどころがないほどおいしいと感じました!
中村屋
チャーシューや半熟卵などの具がこの中に詰まっています。
これらの具に関しても、食べてみると一つ一つが手抜きせずに作られているのが分かります。
中村屋
ちなみにこちらのチャーシューは七輪で焼いているもの。
非常に香ばしく、ここまで上質なチャーシューは他ではなかなか食べられないのではないかと感じる。
チャーシューを七輪で焼く店は今では多々見られるものの、これを始めたのは中村さんが元祖なのだそうです。

恵比寿の名店「AFURI」

中村屋
続いて訪れたのは、東京の恵比寿にある「AFURI」というお店!
こちらは、ZUND BARの姉妹店であり、提供している料理もほとんど同じようです。
中村屋
看板には横文字で「AFURI」と書かれておりますが、こちらの看板には感じで「阿夫利」と書かれております!!これは何でか?
というのも、これは恐らくですが神奈川県にある大山にある「阿夫利神社」からとっていると思われます。中村さんの故郷である厚木市に近い場所にあるだけに、恐らくそうかと・・。
中村屋
ちなみに、中村さんのお店ではこのように鶏油(ちーゆ)を選ぶことができます。
おすすめは、「淡麗」なんだそうです!
中村屋
こちらの塩ラーメンもお見事!味に関してはもうカットで(笑)

おわりに

今回はラーメン業界の天才児である中村さんをとりあげました。
開店当初は私は訪れたわけではないのでその味などはわかりませんが、今でも味や接客は質が落ちることなく営業を続けられているのは頭が下がります。
成功している人でも、楽な道ばかりではないのですね。たかが1杯のラーメンかもしれませんが、その1杯には多くの物語が詰まっているのです。
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中村屋
⇒HP
住所:〒243-0432
   神奈川県海老名市中央2-5
営業時間:平日;11:00-14:30、18:00-21:00
     土日祝日;11:00-21:00
     (但しスープ終了次第営業終了)
定休日:不定休
TEL:046-233-7278

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