日航機123便墜落現場、御巣鷹山

群馬県の南側に位置する場所に、「御巣鷹山」という山があります。
 この無名の山は、とある事件をきっかけに名が知られることとなります。
その事件とは、
「日本航空123便墜落事故」です。
 時は、1985年8月12日。
この日、524名を乗せた123便は東京の羽田空港から大阪の伊丹空港を目指して飛行していました。
その最中、静岡県沖を飛行中に異変が起きます。
飛行機の垂直尾翼が突然折れてしまい、操舵が不可能となってしまいます。

御巣鷹山

垂直尾翼とは、この翼のことです!!!
そして、飛行機は一旦神奈川県の横田基地方面に向かいますが、その後山梨県の大月市付近で急旋回をして埼玉県、群馬県に向かい、御巣鷹山に墜落します。
現在までの飛行機事故では犠牲者数が世界最大であり、
全乗客524名中、520名の方が亡くなりました。
この事件、はっきりとした原因はわかっていませんがおそらくは点検ミスで飛行機に欠陥があったんだとか。遺族は飛行機の残骸の保存を求めますが、日本航空側はこれを拒否し残骸はあんまり残ってないんだそうです。
現在でも、日本航空の社長は毎年、慰霊登山を行い、日本航空の新入社員もここに訪れるんだそうです。

御巣鷹山

登頂時間は約30分程度でした。
こちらが、御巣鷹山の山頂にある「昇魂の碑」です。
今日は快晴で非常に暑く、山頂はたくさんのアブが飛び回っていました。
この周辺で520名もの多くの命が失われたと考えると、
非常に感慨深いものがあります。

御巣鷹山

この写真で見える像の奥には、被害者の遺族の方がお供え物を置いてあるビニールシートで囲まれたスペースが存在します。
そこでは写真は撮りませんでした。
その中には、同じ乗り物の事故でなくなったってことだと思うのですが、
JR福知山線の事故で亡くなった遺族からのお供え物も置いてありました。
そして、阪神タイガーズのメガホンも置いてありました。
なぜか??
その前に、この事故では多くの有名人が亡くなり、また危うくこの123便にのるはずだった有名人もございます。
・坂本九さん
「上を向いて歩こう」で知られている歌手です。自分は87年生まれのため、残念ながらあまり本人のことは存じてはないのですが、坂本さんはこの事故で亡くなっています。
・阪神タイガースのメンバー
この123便のひとつ前のフライト(伊丹空港→羽田空港)に乗っていたそうです。
しかも1985年は、阪神タイガースは日本一になった年です。
まあ、ひとつ前ってだけなのですが非常に考えるものがあります。
ちなみに、1993年にはザンビアのサッカー代表が飛行機事故により選手を含め30人が亡くなったことがありました。この事故によりザンビアのサッカーは大打撃を受けたそうです。
・浦上郁夫社長
ハウス食品の元社長です。この浦上社長はあの有名な「バーモンドカレー」の生みの親でもあります。浦上社長には、当時、グリコ・森永事件でハウス食品にも脅迫状が届いていたのですが、その事件が終息したことを前社長の墓前に報告をしにこの飛行機に乗っていたんだそうです。
・明石家さんまさん
 その日、さんまさんはこの123便に乗るはずだったのですが、
直前の「俺たちひょうきん族」の仕事が早く終わったことから、別の早い便に乗るようにしたんだそうです。

御巣鷹山

この山の尾根は、御巣鷹山の山頂から見える尾根です。
よく見ると、尾根の中央部分が凹型にくぼんで見えるのがわかりますでしょうか。
 この窪み、実は飛行機の翼が当たって山の尾根が欠けてしまったんだそうです。
飛行機が御巣鷹山に墜落する際、飛行機は直角の状態に傾きながら
御巣鷹山に向かってきたんだそうです。
生々しい・・・
この事件は、映画や小説の題材にもなっていて、有名なものとしては「沈まぬ太陽」と「クライマーズ・ハイ」ですかね。
気になった方は、見てみてください。
ちなみに、2016年から8月11日は「山の日」という祝日になりますね。
これ、8月12日も候補に挙がっていたのですが、
あの事件があった日を祝日にするのは・・ということで、11日になったんだそうです。
東日本大震災や太平洋戦争などもそうですが、
多くの人が、忘れずにこのような事件を風化させないことを望んでおります。
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御巣鷹山
⇒ Wikipedia
住所:〒370-1617
   群馬県多野郡上野村楢原 ‎
営業時間:いつでも訪問可能

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