山梨県にある「桃丘コレクション」は、未だ現代に残る貴重な秘宝館だ!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回の舞台は山梨県。国道20号線を走ると見えてくる、「性風俗博物館~桃丘コレクション」が今回のターゲットになります。
実は今まで何度もこの博物館の前は通っていて気にはなっていたのですが、空いていないと思ってスルーしていたのです。ところがどっこい、たまたまこの隣にある桃の直売所にお伺いする機会があり、博物館について聞いてみたらなんと空いているとのこと( ´ ▽ ` )ノ
ということで、時期を見計らって行ってきたというわけです。今回は、その博物館の中身に焦点を当てるというよりは、博物館の背景や歴史に焦点を当てたいと思います。
では、行ってみましょう!!
本記事のポイント

・かつてはドライブインだったようで、多くのお客さんが訪問していた
・今ではお客さんはごくわずかで、隣の直売所が管理している
・建物はガタが来ていて、閉鎖は近い・・

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桃の直売所の隣に位置している

▲国道20号線沿いにある「桃丘コレクション」
そんな桃丘コレクションは、山梨県の笛吹市に位置しています。この辺りは、地元で採れた果物等の直売所が多い場所となっています。
そんな直売所が乱立する場所で、こちらの直売所の隣に位置しているのが桃丘コレクションです。で、ここを管理しているのは桃の直売所を運営されている方々のようです。

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元々はこの場所にはなかった

今あるこの博物館は、元々はこの場所にはなくもう少し細道を入った場所にあったそうです。ところが、国道20号線が今の場所を通ることになり、国道沿いに建てた方がお客さんが入るだろうということで、今の場所に移したんだそうです。
私も、国道20号線は何度も通っていましたが、以前はここを通っていたわけではなくもう少し北の方を通っていたそうです。
地図で示すとこんな感じです。

この桃丘コレクションについて

▲営業中のようだが、シャッターは閉まっている
そんな博物館。現在はシャッターが降り、「営業中」と書かれた看板が立っているのみとなっています。一見すると、やっているのか微妙な感じですが、実は今でも営業中。
普段は鍵も閉まっていますが、直売所の方に入りたい旨を伝えると開けてくれるんですよ!私が訪れた際は、事前に連絡して訪れる旨を伝えてからの訪問でした。そうすると、夏などは先にクーラーで博物館の中を冷やしてくれるんですよ!

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個人が集めた私設博物館だった

で、なんでこの博物館ができたのか?直売所の方が親切に教えてくれました。
これは、農園の関係者の方が個人で集めたコレクションを展示している博物館。そのため、このコレクションをいろんな人に見てもらいたいということで作られたようです。
詳しく何年から出来たとは言えないようですが、40年位前からこの博物館はあるという。それだけ、かなりの歴史がある博物館のようです。

現在は1日に2,3組くらい

そんな博物館。1日のお客さんの数を聞いてみると、2,3組程度のようです。また、誰も来ない日もあるという。地元の小さい子たちが面白がってくることもあるようであるが、ここは18歳未満は立ち入り禁止だ!
▲受付だった場所はもう使われていない
ちなみに、入館料は1,000円。しかし、この入館料はちょっとネックになっているようで、興味半分で来るお客さんなどは、入館料があることを伝えると、無料だと思っててお金を払うなら入らなくていいという方が多いんだそうです。
▲隣の直売所で売られている桃
まあ、確かに博物館で1,000円は高いほうかもしれませんがね!最盛期に比べお客さんもわずかになってしまったことから、博物館を閉鎖することも考えているんだとか。ただし、桃の直売所は旬の夏の時期は多くのお客さんで賑わっているようでした。

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バブル期は多くのお客で賑わった

今では、僅かのお客さんですがバブル期の頃は多くのお客さんで賑わったんだそうです。
バブル期は、今の光景とは少し違いドライブインを行っていたという。すると、寄ったついでに博物館にも多くのお客さんが訪れて結構な儲けとなったと、お母さんは話していました。
どこもそうですが、秘宝館も現在では熱海のみとなって多くの建物は閉鎖していまいました。今後、日本にある多くのスポットがどんどん閉鎖してしまうのは寂しい気がしてならないです・・。

桃丘コレクションの外側を調査

で、問題の桃丘コレクションはどうなのかというと、館内は撮影禁止となっております。
ということで、館内の詳細は文字でさらっと説明したいと思います。
建物は2F建て。中は薄暗く、多くの展示物が館内に展示されているのですが、中には秘宝館と関係ないような、山梨の工芸品も展示されていました。
で、外側にも幾つかの展示物がございます。
こちらは、女性の御神体さま。元々は、上下が逆だったようですが直立が難しくなってきたようで、今では逆にしたほうが安定するということから、今の状態になっているようです。
一方こちらは、男性の御神体さま。
▲秘宝館に併設されている「アダルトショップ」
さらには、アダルトショップも隣接している。秘宝館を訪れたついでにエログッズを買って行こうということでしょうかね。内部の秘宝館の入り口にも幾つかのアダルトグッズが展示してありました。

博物館は無くなるかもしれない

先ほどもちょこっと触れましたが、話を聞くと閉鎖することも考えているという。お客さんも少ないし、あとは建物の内部にもガタがきているようなのです。
▲不備があるエアコン
というのも、建物の中には1Fと2Fにそれぞれエアコンが付いているのです。で、2つのエアコンをつけることはできる、どっちか片方のエアコンしか今はつけられないそうです。お客さんが少ない中修理するのも難しいということでしょうな・・。

おわりに

農園のお母さんに色々説明していただき、博物館の歴史を色々と知れたのは非常に嬉しかったです。昔は栄えていたものが、廃れた姿はなんとも言えない哀愁を感じてならない。
まだ秘宝館は続けるようではありますが、いつ閉めるかわからないということなので行ってみたいという方は早めに行ってみてくださいね!

参考文献

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詳細・地図

住所 山梨県笛吹市一宮町竹原田1364
開館時間 9:00〜17:00(最終入館時間は16:30)
定休日 水曜日(※桃丘観光園が営業している時期に入れます)
入館料 1,000円
駐車場 無料
電話番号 0553-47-2833
アクセス 春日居町駅から3.3km、石和温泉駅から3.7km
リンク http://loco.yahoo.co.jp/place/g-fVoN-XJJJ6d/
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