日本一短い鉄道「芝山鉄道」は元成田空港駅を通るマイナー路線だった!

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日本の玄関口である成田空港。2つの滑走路を持つその空港では、今も多くの飛行機が離着陸を繰り返しているのである。そんな成田空港には、4つの駅が存在する。
そんな中でも芝山鉄道という鉄道は廃駅のような雰囲気の東成田駅や日本一短い鉄道という謳い文句がある鉄道でもあるのです。今回はそんな芝山鉄道に焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。

芝山鉄道はこんな感じの鉄道

東成田駅

芝山鉄道とは、東成田駅と芝山千代田駅の2駅を結ぶ全長2.2kmの鉄道だ!まさかの2駅のみ。日本一短い鉄道であるのと、2駅しかないため日本一駅数が少ない路線と言っても間違いではないであろう!!
開業は2002年10月27日ということで割かし最近開業した鉄道のようだ!

東成田駅

電車の中はがっらがら(笑)まぁ芝山千代田駅は住宅街でもあり、ここにわざわざ来る方はいないだろうし、芝山千代田駅方面から電車に乗る人もまぁ少ないでしょうね。この鉄道は本当にやっていけているのだろうか・・。

成田空港付近の駅の歴史

東成田駅

こちらは、現在の成田空港の航空写真である。この空港の開港を簡単に振り返ってみます。

東成田駅

成田空港は元々は赤い部分が1978年に開港したのです。まぁこの空港には闘争なりなんなりの多くの歴史があっての開港なわけなのです。現在の成田空港駅にある空港第1ビルという「第1」とは、先に出来たからそういう名称がついています。こちらは、A滑走路の方ですな!
続いて、反対派などとのシンポジウムを通して完成したのが2期工区の部分。こちらには空港第2ビルという駅がありますが、「第2」とはそういう意味のようです。こちらではB滑走路に面していますが、第1の方に比べると駅から滑走路までの距離が結構長いんですわ!

東成田駅

空港周辺の駅はこんな感じになっている。JR線と京成線の2つの路線があるわけですが、予定ではここには成田新幹線が通るはずだったんですよね。。でも、多くの反対運動によってその計画は白紙となってしまいました。その役を担っているのが、成田エクスプレスや京成スカイライナーとなる訳です!
そして、京成東成田線の東成田駅は元々は成田空港駅だったのだ!第1工区ができた際は、今の東成田駅が成田空港駅としての役割を担っていた。だが、今現在は東成田駅を使うお客さんはほとんどいなく、従業員の方が主に利用する駅となっているとのこと。
その後、京成電鉄は東成田駅から先は延伸する予定はなかったものの、地元の要望から延伸して千葉県や京成が出資して第三セクターの芝山鉄道が誕生!そして、芝山千代田駅ができたという。

廃駅のような東成田駅

東成田駅

先ほども述べた通り、元々は成田空港駅だった今の東成田駅。

東成田駅

駅の中はだいぶレトロな感じになっていました。駅看板やその看板の文字などを見る限り今の時代とは異なっているようだ。まるで時が止まった、しかし周辺では飛行機が飛び綺麗な空港もあると考えると、ここだけがやたら時代が止まっているという、そんな非日常的な空間だった。

成田空港の名残も見える

東成田駅

階段を下りるとこのような景色が広がる。階段の上に残る看板は、明らかに成田空港駅時代の名残りだと思う。

東成田駅

下のタイル、柱を囲う椅子、全てが時代を感じる。この駅に関しては、元々は記事にしようとしてきたわけではなく、芝山千代田駅の南側にある空と大地の歴史館を訪れるためにこの駅を利用しようとしたのである。
ただ、駅に来た瞬間にこの異様な光景を目にしてすぐさまグーグル先生で検索して、ここがこのような駅として有名という事実を知ったのである。

東成田駅をうろつく

東成田駅

ちょっと駅内をうろうろしていましたが、駅内には警察官の姿も見られる。

東成田駅

こちらは、第5ゲートと書かれた入り口。この写真、写ってはいないのですが左側には警察官が突っ立っており、正面のドアの向こうには警備員が2名ほどいらっしゃるのです。何でここだけこんなに人が多いんでしょうかね??
一応警察官の方に写真を撮っていいかを伝えると「どうぞ!」と一言。

東成田駅

本当に駅の中を見渡すと、どこもこんな感じ。

東成田駅

東成田駅

ここは何かの窓口だったんでしょうね。成田空港駅時代に使われたが、今は右側にある壁ができてしまいもう役割を終えたのでしょう。。

駅のホームもほぼ無人状態

東成田駅

駅のホームに降ります。時刻は10:25。この時、駅のホームには私とその他に2人の男性がいるのみ。暗いホームにまっすぐな蛍光灯がホームを照らすのみ。明るいのではあるが、それでも何か暗さを感じるのである。

東成田駅

基本は無音なのだが、どこからかウグイスの鳴き声が聞こえる。音の方向を探ってみると、このような小さいスピーカーから鳴っていたのでした!!

東成田駅

向こうには、暗い廃ホームと化したホームがうかがえる。何か写真を撮ってたら幽霊の一人や二人出てきそうな雰囲気だ!そんで、写真を撮っていたときには気づかなかったのですが、記事を書いていて向こうのホームに見える看板をよく見たらある事実が分かった!!

東成田駅

あ!!
上の写真を拡大したものなのでめちゃくちゃぼやけていて申し訳ないのですが、ここには「成田空港」の文字が残っていますね!つまり、向こうのホームは第2工区が完成する以前までは使われていたが、東成田駅となってからは無人駅として残り続けていたのか・・。

東成田駅

そして、今の時代の駅には必ずある電光掲示板もありません。あるのは方面が書かれたこのような看板のみ。下りは「芝山千代田方面」と書いてはありますが、方面というか芝山千代田駅しかないからな・・(笑)

東成田駅

じゃあ時刻表はどうなっているのかというと、こうなっている。。。
うわっ、少っっっっくな!!ほぼ30分に1本であり、時には1時間に1本という時間帯も。。
まぁそりゃそうか、利用者がこれだけ少ないわけだからな・・・。

東成田駅

東成田駅

東成田駅

ホーム上の椅子はこんな感じだ。どっかで一度は見たことがありそうではあるが、今ではなかなか見ることができないような椅子だ!でも、他のものに比べると結構綺麗!!

東成田駅

線路を挟んだ壁側には日本全国のお祭りに関する内容の広告が。何でここで阿波踊りの宣伝をしているのだろう・・。

東成田駅

 こんだけ人が少ないわけなので、広告が貼られていない看板もあるわけです。

東成田駅

そして一番びっくりしたのが電車が来るときのこと!普通だと「まもなく、1番線に電車がまいります」というアナウンスが流れるものだが、この駅はまさかのサイレント状態のままいきなり電車が突っ込んでくるのである。これには驚いた( ゚Д゚)

空港第2ビルへとつながる連絡口も!

東成田駅

東成田駅からは、空港第2ビル駅への連絡口もある。長さは500mあるようなのだが、ずっとこんな道が続くのです。RPGでいうと、ボーナスステージへの入り口みたいだ!

東成田駅

いや~長い長い!自転車でもあれば速攻で着くんだろうけど歩きとなると中々進まないんだわさ!この通路には、広告的な看板と監視カメラがあるのみ!所々に監視カメラがあるんですよね。一応空港施設ということだからなんでしょうか・・。誰かがずっとモニター越しに見てるのかしら。

東成田駅

トンネルを抜けるといきなり時代が進んだかのような錯覚に陥ります。先ほどの非日常的な空間から一変、現実に引き戻されるのである!

芝山千代田駅

東成田駅

東成田駅から電車に乗り芝山千代田駅で降りることに。で、改札を出ようとしたらこんな状態に。。なんでこんなに並んでるんすかね??
東成田駅ではSuicaで入ったので、私は普通に改札で出ようとしたのですわ。

東成田駅

そして券売機を見てみるとこれはたまげた( ゚Д゚)
何と3台ある自動改札機全てでSuicaが使えないのである・・。まじか、首都圏では湘南モノレールくらいかと思っていたのだが、ここにも使えない駅があったとは。。ということで先ほどの行列に並び、駅を出るだけなのに数分を費やしてしまった・・。

東成田駅

まだ並んどるわ(笑)
で、何でこんなに並んでいるのかというと、芝山鉄道がどうやら累計利用者の数が1,000万人を突破したようなのです。私が訪れた1月28日は、その記念乗車券を販売している時期だったようでこんだけ並んでいたようだ。
私が並んでいた時も、前にいた方がこの乗車券を買っていたんでね!

東成田駅

東成田駅

駅はこんな感じだ。本当に誰も人がいない。。

東成田駅

駅のロータリーからは芝山鉄道延伸の看板が見える。ここでは、芝山町の中心地を通り最終的には九十九里まで伸ばしたいと書いてある。まぁ今日初めて乗っただけではあるが現在の利用状況からは厳しいであろうと感じる。
看板には「みんなの願いは」と書いてあるがここでいう「みんな」とは誰のことをさしているのだろうか??ここの地域住民?芝山鉄道?はたまた、その他の誰かさん??

おわりに

今回は、事前に予定していたわけではなく成田空港を訪れたときにネタにしようと思って書いた記事でした。成田空港には多くの闘争の歴史が背景にあるものの、ここの鉄道事情も成田新幹線が廃止になったことなど、色々とまだ知られる歴史がありそうである。。
この空港の全てを知るには時長い時間がかかりそうだ。。
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詳細・地図

住所 千葉県山武郡芝山町香山新田148−1
リンク http://www.sibatetu.co.jp/

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