東京の異界「鶯谷」の現状を調べるべく、徹底調査を試みた!

東京最後の異界である街。
それは、東京都台東区にある「鶯谷」である。
鶯谷駅からはラブホテル街が見え、北口の出口を出ると、ラブホテル街がいきなり出現するという周囲の街とは異次元の街となっている。
そんなこの街には、多くの人間模様が繰り広げられていることだろう。
そんな何か近寄りがたいこの街の現在を調べるべく、カメラを片手に街を取材いたしました。

鴬谷について

鶯谷
まずは、場所から!!
鶯谷は、東京都台東区にあり近くには上野がある上記の場所に位置しています。鶯谷が位置する東京の北東部には、他に日本最大の歓楽街である吉原や山谷のドヤ街など、色々訳ありなスポットが密集する場所でもあるのです。
鶯谷
ちなみに、「鶯谷」という地名は存在しません。ただ、鶯の名所だったということでこの名前が駅名などに使われているようです。
ホテル街があり、街の雰囲気は異彩を放つ異空間となっているものの、治安に関しては悪くないようです。
街行く人の年齢層は高く、若者が集まるよりかは中年の人の巣掘となっている。

鴬谷駅について

鶯谷
鴬谷は、東京都台東区にあります。この駅は、山手線と京浜東北線が通るJRの駅であるものの、駅の外は他の駅とは一味違う世界が広がっております。まあ、駅のホームからでも、余裕でラブホテル街が確認できるくらいですからね。
鶯谷
ホームからの景色。
鶯谷
そのせいもあってか、鴬谷駅は山手線の駅の中で最も乗降客数が少ない駅でもあります。
また、駅にはみどりの窓口もありません。山手線の駅でみどりの窓口が無いのは、「鴬谷駅」と「新大久保駅」の2つの駅だけなんですって!
鶯谷
そんな鴬谷駅の改札を通る人は、たいていが中年以上の人。
若者はほとんど見かけない。容姿を見るに、明らかにそちらの世界の方だとわかる方もいる。なんとも謎深く、他の駅とは何か雰囲気が違うように感じてならない・・。

鴬谷のラブホテル街について

鶯谷
鴬谷駅前には、上図のような場所にラブホテル街が存在する。
見ての通り、駅前はマジでホテルばっかり!!改札の正面にはローソンがあり、ドトールやマクドナルドなどのチェーン店も存在はするのですが、それ以外はホテルや無料案内所が立ち込めているのです!!
鶯谷
鴬谷には、何でこんなにラブホテルが建つようになったのか?
太平洋戦争時、この辺りは東京大空襲によって焼けてしまったそうです。
戦後、働き場所を求めて地方からやってきた方が宿泊場所がないということで簡易宿泊所を作ったんだとか。
その後、世の中が徐々に落ち着いてくると、宿泊客が減ってきて連れ込み宿になり、それが今のラブホテル街になったのだとか。
鶯谷
都心部にありながらも、一気に別世界へワープしてしまったかのような錯覚を覚える・・。

ラブホテル街に噴水が多い理由

鶯谷
ラブホテルの前には、噴水があるお店が多い。
ここ鴬谷にも、ラブホテル街を歩くと水の流れる音が所々で聞こえてくる。
鶯谷
この噴水は、客に先例なイメージを与えることとお清めの意味があるんだそうです。
ほうほう、確かにイメージは良くないしもしかしたら事件か何かが起こったとか・・。

鴬谷の風俗事情

近くにある吉原にはソープ街が広がり、新宿の歌舞伎町にはヘルス店が並んでいるのに対し、鶯谷には店舗型の風俗店は見当たらない。
この街に大量にはびこっているのは、”デリバリーヘルス”!
いわゆる、デリヘルである。
現在、鴬谷では人妻デリヘルや韓国人女性が提供する韓国デリヘル(韓デリ)が多いようだ。歩いている人を見ても、若者の姿は少なく中年辺りの男女が多いように感じた。
鶯谷
デリヘルとは、特定の店舗を持たずHPなどをみて電話をすることによって女性と待ち合わせするというスタイル。お店側は、ホテルや自宅に女性を派遣して、24時間本番以外のサービスを提供できるものです。
1999年に風営法が改正されたことにより、無店舗型が認められたことで、様々なデリヘルの企業ラッシュが起こったようで、店舗数は右肩上がりに伸びているという。
現在風俗業界では、供給過多になっているのだという。
鶯谷
昔に比べ、インターネットを通じて風俗の世界を女性がより知れることになり、風俗嬢のブログなどを見てやってみようと思う女性が増えているのだという。また、親世代の貧困も進んでいることから、女子大生が奨学金の返済のため風俗の世界に脚を踏み入れるケースも多いようだ。
ところが、男性からしたら不況が続き景気も右肩上がりにならないことから、風俗にお金を使う男性も減っているという。風俗は、安くはないですからね。
そんな状況のため、女性は増えても利用する男性が少ない供給過多になっているようだ!

鴬谷は吉原の玄関口

鶯谷
一方、こちらは鴬谷駅の南口出口。
鴬谷駅には、「北口」と「南口」の2つの出口が存在する。
この南口は、北口に比べかなり人通りは少ない。
南口は、周囲に目立ったお店もなく上野寛永寺の霊園も広がるためまあ人は少ないわけです。
そんな南口ですが、ここは日本最大のソープ街である吉原の玄関口になっているようです。
鶯谷
日本最大のソープ街である吉原は、台東区千束に位置している。
JRの最寄駅としては鴬谷が一番近いが、歩くと30分近くかかる割と不便な場所にある。
そのため、吉原に行く男達はここ鴬谷南口からタクシーに乗るケースが多いようだ!!
鶯谷
吉原は、昔国に認められた風俗街である吉原遊郭だった場所。
最盛期は250 ものソープ店が立ち並んでいたそうですが、現在は150店舗ほどに縮小しているようである。とはいっても、150でもかなりの数ではないっすか??
関東大震災の火災で遊郭街は大打撃を受けたが、その後も赤線地帯として合法として行われていた風俗街である。

客引きやたちんぼの今

鶯谷
街の何箇所かで見かけるこれらの看板!
今でも、スカウトや客引きは続いているのだろうか・・・。
と思っていると、鴬谷駅の北口には明らかにデリヘル待ちではない年配の方々の姿を数人見かけた。駅前に佇む男達に、気さくに声をかけていくこの方ら。そのおじさんに話を聞いたところ、彼らは風俗関係者なんだそうです。
いわゆる、デリヘルの直接声かけるバージョンみたいな感じのよう。駅前で、ケータイ片手にサイトを漁っている男に声をかけ直接交渉を試みる方たちのようで、割と昔からいるんだそうだ。鴬谷、、、やはり異界な街だ。。
鶯谷
また、鴬谷にはフリーの売春婦(たちんぼ)がみられました。
以前は、歌舞伎町の東京都健康プラザハイジア周辺など多くの場所でたちんぼがいたそうですが、一斉摘発などがあり現在はほとんど見かけなくなりました。
鶯谷
現在、鴬谷駅周辺を歩いてもたちんぼの姿は見られないようだ。上の写真はホテル街にある鴬谷公園。私が訪れた頃には物思いに耽る中年の方が一人いた。野良猫も多く、なんか不気味に感じる。

鴬谷駅周辺には他に何がある?

そんな鴬谷駅周辺には他に何があるのか?
さすがにホテル街以外にもまあなにかはあるのである。
鶯谷
まずは、書道博物館。
ここは、洋画家であり書家でもあった中村不折という方が、書道に関する収集品を展示した博物館。書道に関する博物館は日本でここだけなんだそうです。
鶯谷
こちらは、子規庵。そう、正岡子規が住んでいた場所です。
正岡子規は、1894年にここ鴬谷に移り住んできました。ここで、多くの俳句や和歌などが誕生したこともあり、日本文学史においても重要な場所のようです。
子規は、夏目漱石との親交があった他、野球を広めた方としても有名ですね。子規は、自身の作人の中で野球を紹介することが多く、それが野球を広めるきっかけにもなったとか。
鶯谷
こちらは、元三島神社というホテル街の中にある神社。
鶯谷
ここは下谷七福神巡りの一つでもあり、寿老人を祀っています。こんな場所にあるということで、何かそういう系と関係があるのかと思ったらそうでもないようです。
鶯谷
続いて、また風俗ネタですが薬局。
ここは、男の精力剤が大量に売っているというココならではの光景が広がっておりました!
もはや、「あかひげ薬局」ですな(笑)。

鴬谷は今後どこへ向かうのか

鶯谷
そんな鶯谷の街。
ここでは、違法営業をしているデリヘルが数多くあるという。
しかし、それでも未だに摘発はされてはいない。警察がその気になれば売春防止法などで摘発はできるはずであるが、なぜ動けないのか??
鶯谷
以前読んだ本には、この街で本気で摘発をして経済が回らなくなった場合、この周囲のラブホテル街が大打撃を受けて街から人が姿を消す可能性が出てくるからだと書いてました。
それほど、この街を風俗という業界が支えになっている状況なのですね・・。
鶯谷
これから2020年の東京オリンピックを迎えることになるわけだが、この街に変化はあるのだろうか。風俗業界は、このような行事の際には外国に街が安全であることをアピールするために取り締まりを強化することがよくあるという。
鶯谷
この街は、この先どうなっていくのか?
今後も、この街の動向が気になって仕方ない、今日この頃であります。。。
↓よければクリックをお願いします
鶯谷
⇒HP
住所:〒110-0003
   東京都台東区根岸1丁目4

  • このエントリーをはてなブックマークに追加