横浜の風俗街である「曙町・黄金町」周辺の風俗史を徹底調査した!

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横浜の色街の歴史を探る

引き続き色街史を紹介していきますが、続いては野毛の飲み屋街!

戦後闇市が発展した「野毛」の飲み屋街

曙町・黄金町
▲戦後は闇市に発展していった「野毛」
野毛エリアとは、JR桜木町駅の西側に広がるエリアであり野毛山動物園があることでも有名です。このエリアは、戦後には占領軍に接収されなかったエリアであり、バラックが立ち並ぶ闇市となっていきました。
今現在たくさん飲み屋があるのはその名残ですが、ここも大変治安が悪い街であったり、ゲイが集まる街でもあったなんて話も聞きます。
曙町・黄金町
非常に多くの飲み屋があり、夜は多くの酔っぱらいで賑わう町になります。多くの歴史もあり、日本近代水道発祥や、ガス灯発祥の地でもあったりします。また、今ではなかなか見られないストリップ劇場のロック座やピンク映画館もいまだに残っているという。
曙町・黄金町
▲「ハーモニカ横丁」といわれる独特な建物
野毛のエリアでひときわ異彩を放つのがこの建物!ずらららららっと飲み屋が入っている建物で、何十軒もの飲み屋が一つの建物に集結しているのです!他ではなかなか見られない光景ですが、この建物は形から「ハーモニカ横丁」ともいわれているようです!
野毛の歴史などについては、また詳しく野毛の記事として今後書こうと思っていますので今回はこの程度で!

福富町周辺のソープ街

曙町・黄金町
▲大岡川周辺に立ち並ぶ福富町のソープ街
福富町と言われる街の周辺にはソープ店が軒を連ねています。この街には、1965年頃からトルコ風呂のお店が出店してきたんだとか。トルコ風呂は、トルコ人留学生の訴えにより1984年からソープと名前を変えることになるのです。
曙町・黄金町
この辺りは、ソープ街とは言っても密度は濃くなく、そのエリアに点々とお店が建っているという感じです。この辺りは駅からも多少離れていることと、大通り沿いでもないため人はまばらだ。
曙町・黄金町
有名な店舗としては、角海老グループがあるのと「JAPANクラブ」という店があります。この店は、横浜駅前にもあるのですが屈指の高級店として長い間支持されているようだ。。。

突如増えだしたファッションヘルス

曙町・黄金町
▲曙町に立ち並ぶファッションヘルス
デリヘル、ソープランド、ファッションヘルス、ピンサロなどなど風俗産業には多くの形態が存在しますが、曙町にある箱型のお店は「ファッションヘルス」がほとんどとなっています。
なぜこの区域にソープランドでもなく、デリヘルでもなくファッションヘルスが大量発生しているかというと、1987年に兵庫県神戸市で発生したエイズパニックという事件が原因とも言われているようです。
厚生省が、神戸で日本人初のHIV感染者が確認されたことを発表し、後にその女性の個人情報が公開され、色々調べるとその女性が売春を行っていたことが判明。その事件以降、ソープへ行くことに抵抗がある男性が続出したことから、ファッションヘルスが当時は人気だったという背景だ。
曙町・黄金町
▲「親不孝通り」といわれている曙町の通り
ファッションヘルスは、神奈川県の条例では性風俗関連特殊営業の2号営業にあたり現在神奈川県では新規で店舗は開業をすることはできません。デリヘルとは違い、店内にシャワーがあり性風俗関連特殊営業という分類に当たるのです。ソープランドとは異なり、店内での本番行為は行われません。
国道16号線から1本裏に入った通りは、「親不孝通り」とも言われています。
曙町・黄金町
しかし、曙町のファッションヘルス街は大通りでもある国道16号線沿いにも店舗を構えています。この手の店は、表には出てなく人目のつかない場所にあることが多ですが、ここはいたって堂々としています。
曙町・黄金町
そんで、この辺りはかつは赤線地帯だったようです。しかし、1958年の売春防止法の施行で赤線が廃止された後は、風俗要素は去ったもののある出来事を境にファッションヘルス店が押し寄せることになりました。
それは、1992年の出来事。この時、風営法では「病院や学校などから半径200m以内には、風俗店の出店はできない」という規制があったのです。しかし、その病院が営業を停止したことを境に、翌年の1993年にここに多くのファッションヘルスが開業をしてきたようです。
ちなみに、その後に条例が変わったことで、先ほども述べた通り今の神奈川県の条例では、2号営業にあたるファッションヘルスは出店ができません。
しかし、ピンサロに関しては法律上は飲食店という建前であるため、一部の地域では出店が可能となっています。ピンサロは、飲食店のためシャワールームなどはないのです。法の抜け穴とはこういうことだ(笑)
曙町・黄金町
この地にあるファッションヘルスは、通称「ハマヘル」として人気を博しているようです。確かに、ファッションヘルスとしてこんだけ多くの店舗が集結しているエリアは日本中でもここは最大規模のような気がする。
曙町・黄金町
ヘルスビルとでも言うのだろうか。入っている店舗すべてがヘルス店という珍しいビルだ!
曙町・黄金町
 ファッションヘルス街にあるとあるビルではこんな光景が!この建物を見てあることに気づく。入り口の両脇にある三角や四角状のモザイクタイルでカラフルに彩られたデザイン。このデザインは、現在の建築では見られることはなく、赤線跡等で見られ当時流行った建築スタイルなのだとか。
曙町の歴史に関してはこちらに詳しくまとめていますので、よかったらご覧ください↓↓

謎のたちんぼエリア

曙町・黄金町
▲夜になるとたちんぼが出没するエリア
関内にある末吉町という町の周辺には、たちんぼが存在する場所があります。たちんぼとは、フリーの売春婦のことで、路上に立ち尽くし通り過ぎ行く男性に声をかけてはその場で交渉をするというスタイル。東京では、新宿のハイジア前や新大久保のホテル街、鶯谷のホテル街などに出没していましたが、今ではごくわずかしか見かけない程になっているという。
しかし、ここ末吉町では数人の外国人のたちんぼが今でも出没します。時間は20:00前くらい?に出没し、だいたい夜中の2:00~3:00頃までいるようです。
曙町・黄金町
この辺りを歩いていて、今まで何人もの立ちんぼに声をかけられました。外国人の人たちの国籍は、中国・台湾・タイ・コロンビア・ペルーなど。主に貧しい国の方が多く、生活苦で仕方なくというように思える。年齢層は30代後半から40代辺りではないだろうか。
曙町・黄金町
このエリアを歩いていて今まで何人かの立ちんぼに声をかけられましたが、やはり詳しい話をしてくれる人は少ない。しかし、コロンビア出身のある方に話を聞くと割と親切に教えてくれました。この辺りで立ちんぼをしていて、お客さんを捕まえた後は、この辺のマンションの階段や建物と車の間などで行っているという。
たちんぼはこの近くのマンションに住んでおり、家に連れ込んで行うこともあるという。日本に来てどのくらいかは忘れたが割と日本語は上手のよう。そして、気になったのがこの近くにあった黄金町のちょんの間との関係。
黄金町のちょんの間は、平成に入るとほとんどが外国人の娼婦だらけとなったようですが、ここにいる立ちんぼ達と何か関係はあるのだろうか。その辺を聞くと、黄金町のちょんの間のことは知っていたようだが、詳しくは教えてくれませんでした。
ここにいるたちんぼの中には女性だけがいるわけではなく、男性いわゆるニューハーフの方もいるのです。昔話しかけられた方でペルー人の方に声をかけらえたのですが、その方は自らニューハーフだと言って誘ってきました。「5,000円で!」と言われたが、丁重にお断りをした・・。
曙町・黄金町
ここにいるたちんぼたちは、いつまでここに立ち続けるのだろうか。。。いずれはいなくなってしまうのだろうが、彼女たちの未来が明るくなることを信じたい。。

横浜の色街探訪記

その他、この街周辺で得られた様々な情報をここでさらけ出したいと思います。こんだけ長い歴史がある色街には、私も知らない様々な物語が眠っているのだと思います。

曙町にあるファミリーマートの話

曙町・黄金町
これは思い出話になるのですが、私が大学2年生頃の時にバイトを探そうと思って探していたらたまたま曙町のファミリーマートの求人を見つけたため応募してみた時のこと。面接を受けることになって、いざお店に行ったのですがそこで今考えたら面白い話を聞いたのです。
曙町にあるコンビニは、特に金曜や土曜の夜は酔っ払いなどが冷やかしにだけ来ることが多いという。また、ヤクザの方なども来ることがあるので、とにかく接客だけは本当に大切にしていると、店長さんはおっしゃっていました。店長さんはヤクザなどの方とは関係は良好とのこと。
そこで、そういう方達に印象を悪くもたれるとお店がやりづらいということなのでしょうな。結局私は地元の鎌倉駅前のファミリーマートでバイトをすることにはなったのだが、もしこの店でバイトをしていたら、ある意味色々な経験ができたかもしれない。。。

曙町のスカウトマン話

横浜の曙町と黄金町はもう数えくれないくらい訪れ街を歩きましたが、そんな中2人のキャッチの方に会いました。
曙町・黄金町
▲客引きのおっっちゃんと立ち話をした場所
一人の人は40代と思われるおっちゃん。関内駅へ向かう際にふと狭い路地で声をかけられました。その場所は上の写真の所。元々はIT企業で働いていたものの脱税により社長が逮捕されてしまい、その後このキャッチの仕事をしだしたという。
キャッチの仕事をするようになり、この辺の方でも顔は知られるようになったという。そんな中、おっちゃんがファッションヘルスへ遊びに行くと、まさかの知り合いの人に当たったこともあったという。
凄く気さくなおっちゃん、今はどこで何をしているのだろうか。。
曙町・黄金町
2人は20代後半くらいの若いあんちゃん。年齢は詳しくは聞かなかったですが自分と同じくらいじゃないかと思いました。キャッチの仕事の内容を詳しく聞くと割といろいろ教えてくれた。
キャッチの仕事は、キャバクラやデリヘルや飲み屋などにお客さんを案内する役割だという。案内する店は、先輩達から紹介してもらったり、自分から営業に行って広告料としていただく分、自分がお店にお客さんを連れて行くんだという。
この仕事は大変かと聞くと、意外にも楽しいという答えが返ってきました。この辺りは治安が良くないこともあり色々な所で頻繁に事件が起きる。だから、それが楽しいのだという。我々が話しているときも、酔った黒人が絡んできたりと。
あんちゃんは、高知出身だという。アニメや漫画が好きで色々読むのだとも。私も知の冒険で高知に訪れたのでその辺の話をするととても喜んでくれました。歴史も好きで、高知ということもあり坂本龍馬の話をしてくれました。
あんちゃんとはドン・キホーテの前で会い、1時間位立ち話をしました。何で私に話しかけたのかと聞くと、お客さんだったら話を聞いてくれそうだと思ったのと、足を痛そうに歩いていて気になったからだという。そう、私が今回ここに来る前はユーシン渓谷に行った後で歩きすぎたせいで足を痛めていたのです。
お客さんに声をかける際は、ただがむしゃらにかけるだけでなく一応かっこや歩き方を見るようだ。例えば、少しかかとが浮いた状態で歩いている人は、ギャンブルなどに買って気が上向きだから自然とそうなっている可能性があるため、そういう人だと気前よく金を使ってくれるとかとか。
「また見かけたら声をかけてください!!」と言ってくれたあんちゃん。結局、あの1回きりでその後あのあんちゃんとは未だ出会っていない。。

かなりDEEPな曙町の記事!

今回の記事の他に、よりDEEPな内容のnote記事もあります!こちらの記事では、今現在の風俗店員の方から聞いた曙町の風俗に関する内容です。「今現在のファッションヘルス・ホテヘルの現状」「働いている風俗嬢事情」「風俗店の給料面の話」「風俗界隈のお金の流れ」「風俗店に来るお客さん事情」などなど、なかなか聞くことができない内容になっております!
そのため、クローズな環境で書きました( ;∀;)
ぜひ、ご覧ください!!

おわりに

曙町・黄金町
この街は、本当にいろいろな物語がある街です。今回の記事では、港崎遊郭から現在までを一気に紹介しましたが、各々ここで紹介した以上のネタがたくさんあるということです。ということで、今後もそれぞれにフォーカスを当てた内容の記事を1つ1つ書いてもいこうかと思います。
風俗という仕事は、景気に大きく左右される商売。今では供給過多になっていて奨学金を払うためにその業界に入る女子大生が多いとも聞く。今後の日本の未来とともに、この産業はどこへ向かうのだろうか。。そして、この街もどうなっていくのだろうか。。。

参考文献

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