江の島の歴史を伝える元宿坊「岩本楼」の風呂がヤベェ!

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岩本楼の風呂はマジで凄い!!

現在の本館は今風の建物となっているものの、岩本楼の一番の見所はお風呂っすね。ローマ風呂と弁天洞窟風呂という二つの浴場があるんですが、マジでどっちも凄いっす!

他所(よそ)ではなかなか見ることのできない光景のなかで湯に浸かれる至福の時を堪能しましたよ。本当に。

ということで、その二つの風呂がどんだけのものなのか、以下で紹介しますね!

皇帝気分で浸かれるローマ風呂

まずはこちら!!!!

いや~~~~~こりゃとんでもない風呂場じゃーーーー!

このローマ風呂は、昭和の初めである1930年のころ、当時の経営者が伊豆や熱海の温泉地に対抗するために「湯だけではなく、豪華な設備を!」という声から造られたのだという。

タイル満載の湯船

そして湯船は全面タイル!!

風呂場というか泉のようにも見えてしまうわけですが、こんな

そして岩本楼のお風呂は宿泊客のみが入浴できるということもあり、人混みになることもなくゆったり浸かることができるんです、私が入浴した時は他のお客さんがいなかったことで貸し切り状態でしたよ!!

そして湯船に浸かりながら天井を見上げると、、、

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ステンドグラスのドーム型天井

うっっっっっわ、何ですかこれは(;・∀・)

ステンドグラスで出来たドーム型天井なんですが、マジで「凄い!」の一言。こんなの見たことないっすわ。

もうね、贅沢にもほどがある空間ですよ!!

壁のタイルやテラコッタ(装飾用の素焼き陶器)は、有名なタイル職人である小森忍という方の作品。

こちらはカラフルなタイルだ
孔雀模様が素晴らしい

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いろんな角度から撮った

脱衣所と浴場を隔てている扉には孔雀模様が嵌め込まれていて素晴らしい意匠を凝らしています。この扉に使用してあるステンドグラスは、イタリア製の最高級品。

三十センチ角(30cm×30cmの面積)で15万円もするんだそうです。一体、この扉だけで何百万円かかってるんだろか。。

当時の建築費用は不明ではあるものの、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年頃の改修には4,000万円ほどかかったそうです。ヤベェな、、当初造った時はどんだけの額を費やしたんだろうか。。

しかし、江ノ島にこんな空間の風呂があったとはな。。このローマ風呂の存在は今まで知ってはいたものの、こんな素晴らしい空間とは思いませんでしたよ!

藤沢市初の登録有形文化財に

これだけ素晴らしい造りということもあり、このローマ風呂は「再現することが容易ではない」という観点から藤沢市で初めて国登録有形文化財に認定されてもいるんですね。

弁財天が祀られている弁天洞窟風呂

大変珍しい洞窟風呂

ローマ風呂も凄いですが、こちらの弁天洞窟風呂もかな~り珍しい光景が広がる風呂場となっております。

中に入ると、浴場と洗い場の二手に分かれているようなつくり。元々本物の洞窟だった空間をを風呂場に改造したわけですが、こんな風呂場は初めてや!

風呂場はこんな感じ。洞窟の奥まで湯船が延びております。ちなみに、ローマ風呂と同様に、ココも宿泊客のみが入浴できるということもあってか、他のお客さんは誰もいなく貸し切り状態!

いや~この空間を独占できるなんて、マジで贅沢な時間だったっすわ~。

洗い場はこんな感じ

洗い場はこんな感じ。洞窟の造りの関係で、横にずらららっと洗い場が連なった構図。

この洗い場も結構奥まで続いていましてですね、、、

奥には神社があった

奥には鳥居が連なっておりました。この奥に弁財天が祀られてるんじゃないかな。奥まで良く見えませんでしたが。。

二つの風呂は入れ替え制

ちなみに、このローマ風呂と弁天洞窟風呂は入れ替え制。ローマ風呂は女風呂の時間が長く、男性は20:00~22:30の間しか入れないので要注意です!

夕食後にの煮ながらぼーっとテレビとか見て過ごしていたらあっという間に時間が経ってしまいますからね!

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最後に館内の様子をさらっと!

という感じで、岩本楼の歴史や館内のおもな見どころを紹介したわけですが、それ以外の館内の様子も笹っと紹介することにしましょう(*´▽`*)

地下には大広間もあった

大きな旅館に大広間というのはつきものですが、この岩本楼にもありましてですね、地下一階にこんな大広間がありました。団体客が来た時に使うんでしょうね。

高度経済成長期やバブルの時代には結構使われたんでしょうが、今の時代になるとそんなに使われる機会はないんじゃないかな~。コンパニオンとかも呼んだら来るんだろうか。。

ちょっと古いカラオケ機?

大広間の脇にはこんな機械も置かれておりました。

UGAって書かれているのは、カラオケのリモコンを置く台なんですかね?如何せん、時代を感じるな〜。

大広間は三部屋くらいあった

大広間は館内に三つくらいありました。こちらは畳ではなく絨毯にテーブルが備わっている感じの広間ですね。

あと、卓球台もありました!

温泉卓球っすね。今の時代に卓球台が置いてある旅館って結構珍しいんじゃないっすか??

ちなみに、私は中学時代は卓球部であり鎌倉市の大会で三位になったことがあるので多少得意っす。多少ね。。笑

あと、まさかのプールもありました!

このプールは宿泊客でない方も有料ではあるものの利用できるようです。優雅ですな〜〜

船底天井の廊下

んで、基本的に建物は新しく立て直されているため、凄い歴史がある旅館ではあるものの先ほど紹介した風呂場以外はレトロな雰囲気は特に見かけない感じですね。

とはいっても、こうした船底型の天井があったり、、

銅板の造りが素晴らしい

こうした銅板の造りも見られたりしましたよ。現在の岩本楼は客室がある建物、従業員用の建物、社長さんが暮らす建物の三つがあるようで、こちらは従業員用の建物。なので、基本的に立ち入りは出来ませんが、中は古い造りになってそうで結構気になりますけどね~。

超簡単にですが、ざっとした館内の紹介はこんな感じですかね。

一緒に泊まった大学時代の友人

ちなみに今回の宿泊はいつもと違って大学時代の友人と三人で宿泊しました。私は大学時代はスキーサークルに所属していたんですが、その時の同期っすね!

ローマ風呂入って少し談笑したらこんな感じ(笑)

もうね、この二人とは全く気を使うこともなく各自気ままに過ごす感じで、奥の人は少し仕事をしだして真ん中の人間はいつも間にか寝てました。私は少しブログの記事を更新して、気づいたら寝ていたって感じです。

まっ、たまにはこういうのもいいっすよね!!

おわりに

改めてローマ風呂を

以上ですかね!

記事の中でも書いたように、改めてですがこの旅館はお寺時代からの長い歴史がありお風呂場も超見ごたえ満載なので、わざわざ泊まりに来る価値はマジでありますよん!!

今回は三人の朝食付きで一人14,000ほどとそれほど高いわけでもない金額。ただ、確か平日じゃないと一人での宿泊型しかできなかったりとちょっと一人客にハードルが高かったような気がします。詳しくは岩本楼のHPで確認してみて下さいね!

ではでは、今回はこのくらいで(*´▽`*)

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県藤沢市江の島2丁目2−7
駐車場 有料
電話番号 0466-26-4121
アクセス 片瀬江ノ島駅から徒歩15分ほど
リンク http://www.iwamotoro.co.jp/

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