茨城県の無法地帯!鹿島臨海工業地帯の恩恵を受けている神栖市の荒れた色街事情を調査した!

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キャバクラの関係者に話を聞いた!

繁華街取材では、必ず一人にはその街の歴史や現状を聞くということをマストにしていますが、今回は新興キャバクラエリアのボーイさんから話を聞くことができました。
夜になってこのエリアを歩いていると、「あっお客さん、お待ちしておりましたよ!!」と若いイケメンのボーイさんがきさくに話しかけてきてくれたんですね(*’▽’)
さきほどのキャバクラ通りに比べてお客さんが少なくて暇だったからか、30分くらい色々な質問に答えてくれました!いや~ありがたい!

茨城の中でも治安が悪い。。

▲2017年4月に新設された神栖警察署
まずは治安について。この神栖市は、茨城の中でも結構治安が悪い都市なんだそうで、実際に犯罪発生率も高い。というのも、最近までは神栖市に警察署がなく、お隣の鹿嶋市にある鹿嶋警察署の管轄だったとのこと。そんなこんなで二年ほど前にようやく警察署ができたのだという。
「昔からの方は客層が悪いっすからね。自分もあっちで働いていたことあるんですけど、雰囲気良くないんすよ!!こっちだと警察沙汰は一年に一回あるかないかくらいですからね!」
というように、キャバクラ通りの方は客層など新興キャバクラエリアに比べると雰囲気はよろしくないとのこと。でも、それは今日訪れたばかりの私でもなんか納得。先ほど記事でも書いたように、向こうはなかなかの雰囲気ですよ(笑)

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許可を取っていないキャバクラはザラ

「うちの店は今日女の子が10人くらいいるのに、まだ二組しか 入ってないっすからね。ここは本当に客数ヤバいっすよ。。」
そんな感じで嘆いていたボーイのあんちゃんは、ぼったくりなどについても話してくれました。
「あ〜ボッタクリですか。一店だけお会計がおかしい店がありますよ(笑)一応自分もここで働いているってこともあってここにあるお店全部一回は飲んだんですよ。そんで、あそこにあるお店なんですけど、あれだけ会計おかしいんですよね。。あれっ、、みたいな、、笑」
ということで、あんちゃん的にはボッタクリは一店舗だけあるのだという。お店も教えてもらいましたが、一応ここで店名を出すのは控えておきます。。
▲お店の数に対してお客さんの数が・・
続いては、お店の数が多いのではという疑問。この新興キャバクラエリアは普段本当に閑散としているようで、本日のように金曜日の夜ですらその有り様。そんな感じで、お客さんが少ないのに何でお店の数は結構たくさんあるのか?
あんちゃんによると、神栖はお店を始めるのには敷居が高くない(土地代が安いとか)ということで、若い人が勢いでお店をどんどん始めていくのだという。ただ、ここで問題なのがお客さんがいないということと女の子(キャバ嬢)の数を維持するのが大変だという。
そもそも、この辺には大学もなく若い女性がそもそも多いとは言えない場所。女の子がいれば、その子から友達を紹介してもらってという感じで女の子を増やすことはできるようではあるが、そんなに長く働く子は多くないため入れ替わりも激しい。。どうあがいても女性がいなければ成り立たない商売のため、この問題をクリアできなければお店は維持できないんですって。
そのため、具体的な数までは聞けませんでしたが(厳密に言うと聞き忘れた・・)、お店の入れ替わりも結構激しいという。
さらには、この辺のお店はキャバクラ店を始めるのに必要な許可を取らないで始めるお店も多いという。2017年4月に神栖警察署が新設される前は、税金の面などいろいろ面倒なため許可に関しては無法地帯だったようです。
過去には、許可(おそらく風営法にある風俗営業の1号営業の許可)を取っていないため警察から注意を受けたり、未成年の女性を働かせていてお酒を飲ませていたということで摘発されたなんてことも多々あったとのこと。
「許可でいうと、あの店あるじゃないですか。あれは今日から許可を取って営業を始めたんですよ。2ヶ月くらい前からできたお店なんですけど、昨日まで許可取ってないで営業してましたからね(笑)」
ということで、許可を取らないで営業するなんてのは今でもあるんですって(笑)

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駐車場は混んでるけど繁盛はしていない・・

▲結構な数の車が停まっているが・・
続いては駐車場について。新興キャバクラエリアにはそれなりの台数を停められる駐車場があります。さっきも書きましたが、夜になるとこんな感じで結構な数の車が停まっているようなのですが、半分くらいは従業員の車なんだという。。
「いや〜本当こっち側(新興キャバクラエリアの方)はお客さん少なくてヤバいっすよ!駐車場にも結構車停まってるじゃないっすか!これ、半分以上は従業員っすからね(笑)」
ということらしいです。そもそも神栖は車移動が基本のため、従業員だって車で出勤してくるわけです。ちなみに、キャバ嬢は送迎で送り迎えしてもらえるとのこと。そりゃそうだ、彼女たちはお酒飲んでいるわけですからね。。
▲地方でよくみられる代行運転の車
そして、お客さんに関しても車で来る方がほとんどのため、地方ではおなじみの代行運転もちらほら見られました。ただ、最近は警察署も出来てきたからか、飲酒運転に関しては結構気合を入れて取り締まっている印象だという。
時にはお店の周辺で警官が張り込みをしていて、明らかに酒が入っている人がそのまま車に乗って発進すると、それを見計らって捕えるなんてこともあったそうな。
まっ、どこであっても飲酒運転は気をつけましょうね(⌒-⌒; )

神栖市のキャバクラに潜入!

▲一時間、お茶だけ飲んで済ませた(笑)
そんなこんなで気さくなボーイのあんちゃんからいろいろな情報を得ることはできたものの、キャバ嬢からも何か話を聞ければいいと思って、新興キャバクラエリアにある、とあるお店に入ってみることに!
普段キャバクラに行くことはまずないですが、今回はキャバ嬢からどの程度情報が得られるのかというお試し的な要素も含めて!あまり長くいるとお金もかかるので、一時間だけ入店してみました(⌒-⌒; )
ちなみに、私は車で来ているため、お酒が飲めなくキャバクラとはいえども烏龍茶だけで済ますことに!

20歳未満のキャバ嬢が多い

この辺はとにかくお店の従業員やキャバ嬢がすんごく若い!そして、私が入店したお店もボーイさんやキャバ嬢はめちゃくちゃ若かったです。一時間で二人の女性と話したのですが、一人は20代後半、もう一人はなんと10代でした。。
「私、19歳です。あっ、20歳って言うんだった(笑)」
一応キャバクラは18歳から働くこと自体は問題ありませんが、思いっきり酒飲んでますからね。。ま、そんなこといったら世の大学生なんか皆20歳以下でも酒飲んでますし( ;∀;)
ちなみに、何でキャバ嬢をやっているか二人の女性に聞いたところ、、
「ノリですね!!若い時しかできないし!!」
「お金が欲しくて!ちゃんと目標もってやってるんですよ!!ネイリストになりたいんです!学校に通って資格を取って自分のお店をもちたいんです!」
という答えでした。この辺では10代の未成年が働くことはよくあるケースなんだとのこと。先ほどのボーイさんも女性の確保が難しいとのことだったので、未成年であっても雇っちゃうんでしょうね。未成年を雇っても問題はないですが、お酒を飲ますとまずく摘発も起きているようで、この辺りは今後も問題が起きるような気が。。

ガラガラすぎてお店ヤバい。。

先ほどあんちゃんからも新興キャバクラエリアは人が少なくヤバイと聞きましたが、今回入ったお店もとにかく暇だという。。
「ヤバいです!本当にヤバいです!」とキャバ嬢は連呼していました。今の若い子という課多くの人は”ヤバイ”という言葉をあまりにも多用しすぎるが、他の言葉で表現することはできんのかいな・・( ;∀;)
数でいうと、本当に少ない日は一日で一組というケースもザラだという。ただし、女の子は基本時給制だから出勤さえしていれば給料はもらえるとのこと。デリ〇ルとかだと指名が入らないと給料ゼロなんてお店もあるので、その分キャバクラはいいですね!全部のキャバクラがそうなのかは知らんが。。

あと、ちょっとおもしろいな~と思ったのは、女の子がキャバクラで働くのは最近流行っているのではということ。んで、それはinstagramの影響だという。今までは『ドンペリ』が定番のシャンパンだったそうですが、最近では『アルマンド』というシャンパンがインスタ映えに良いということで、女性たちから人気を集めているのだという。
今回話したキャバ嬢もinstagramで憧れのキャバ嬢をフォローしていて頻繁にインスタを見ているんですって!
今の若い子はgoogleだけではなくinstagramで検索して情報を集めたりするとは聞いたことがあるのですが、キャバクラの世界でもインスタの存在は大きいようですよ!

出張で来る人達には飲み歩き禁止令が!

続いては、お店に来るお客さんに関して。最初の印象では、神栖市にある鹿島臨海工業地帯で働いている方々が憂さ晴らしに飲み屋に押し寄せてくるのかと思っていましたが、実際はそうでもないとのこと。
感覚としては、地元の方と出張の方が半々くらいだという。出張というのは、記事の最初の方で書いた通り、この工業地帯は毎年5~6月辺りに定期修理期間があるんですね。普段は地元の方が多いそうですが、定修(定期修理期間)の時期はほとんどが出張の方だという。出張の方は、九州や関西、あとは広島とかが多いとのこと。
さらに、4年に1回の割合で大定期修理期間という時期があり、2018年の今年はまさにその年だったそうです。この時期になると普段以上に長い期間出張の方が神栖に来るそうですが、今年はさほどお客さんは多くない印象だったという。
だた、そんな出張で来る方々には夜遊び禁止令が出ているのだという。地元でない場所だからはっちゃけてしまうのかわかりませんが、出張で来る方々がたびたび問題を起こすということで、上の方から「夜はあまり飲みにいかないように!!」という通達が出ているとのこと(笑)
ん~これは福島でも似たような話を聞きましたよ。いわゆる全国から集められた原発作業員の方々が飲み屋とかで問題をおこしてしまったため、こちらは完全に外出禁止令が出たと聞きました。どんな問題が起こったのかというと、ここでは書けないレベルの問題です(笑)
今はどうなっているんでしょうね。
そんくらいでしたかね。今思えばもっと色々な事を聞きたかったのですが、「お兄さんどこから来たんですか?」「歴史ってどんな歴史を勉強しているんですか?」みたいな質問にまじめに答えていたら、あっという間に時間が経ってしまいまして。。
ということで、今回の神栖市の色街調査はこんな感じ。何の事前知識もなしに来たものの、それなりに表面の情報は得られたのではないかと。ただ、この神栖には博物館や資料館が少ないので、今度行くのはいつになるやらって感じです。。

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おわりに

神栖市って今まで行ったこともなかったため全く未知の都市でしたが、何人かの方に聞いたところ簡単にはこの記事に書いたような都市なのではと。私的には、博物館や資料館が少ないな~という印象。そして、工場地帯ということで独特の街並みをしていたのはとっても興味深かったっす!
▲キャバクラでいただいた領収書
ちなみに、新興キャバクラエリアで一時間お店にいたわけですが、料金は12,000円。ん~やっぱりキャバクラは高いですわ。結構キャバ嬢が酒飲んでたし、TAXが何パーセントかとか特に確認していなかったので細かいことはもういいですけどね。。( ;∀;)

参考文献

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詳細・地図

住所 茨城県神栖市神栖2丁目付近
アクセス 東関東自動車道の潮来ICから車で15分ほど
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