400年以上続く日本三大朝市の一つである「勝浦朝市」は、なかなか政治色の強い朝市だった!!

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勝浦のおばちゃんたちはとっても親切!

朝市で商品を売っているおばちゃんおっちゃん達もキャラクターはさまざま。向こうから「お兄ちゃん、おいしいよ!どう??」と声をかけてくる方もいれば、こちらから声をかけないと何もアクションをしない方もいたり。
 
朝市と言うと、結構がっついて押せ押せムードな方が多いかと思っていたんですが、ここで販売しているおばちゃん達は結構おとなしい草食系?な感じの方が多い印象でした。
▲マナーに問題があった呼子朝市
この辺は地域によって差があるんですかね。というのも、佐賀県の呼子朝市はちょっとおばちゃん達のマナーが問題になったと、街の方から話を聞いたことがありまして。ただ、それは実際に私も体験したんですよ( ;∀;)
並べられている商品を覗いていると、
おばちゃん「お兄ちゃん、これとってもおいしいのよ!」
私「へえ~そうなんですか。」
おばちゃん「そうなのよ、じゃあこれね。」
と言って、ただ見ているだけなのにビニール袋に商品を詰めだす。。
私「えっ!?」
おばちゃん「はい、じゃあこれ千円ね!」
という感じで、かなり強引な売り方をするという金に汚い部分が見えることが問題になっているとのこと。この経験から、朝市のおばちゃんって私的には「しつこい」というか「とにかく売りつけることに必死」という印象が強く、その雰囲気に飲まれないようにしよう気持ちで今回の朝市に臨んだわけです( ;∀;)
▲おばちゃんからもらったイワシ
でも、勝浦のおばちゃん達はそのような要素は全くなくおとなしく優しい方が多い。とあるおばちゃんからは、「お兄ちゃん、これ食べてみる!?」と言ってイワシの炭焼きをくれたりしましたからね。

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勝浦タンタンメンの名店『いしい』

▲勝浦タンタンメンの名店である『いしい』
 
朝市のエリアを歩いていると、早朝にもかかわらずラーメン屋さんも営業していました。こちらは、かの有名なB級グルメである勝浦タンタンメンの名店である『いしい』です!!
営業開始は7:00からなわけですが、本来勝浦タンタンメンは勝浦で働く漁師の方々の体を温めるために考案された食べ物ですから、そう考えると早朝から営業しているのも納得!!というか、朝市で人が多いわけですから、そりゃ営業しますよね(*’▽’)
▲『いしい』のチャーシュータンタンメン
今回の取材の時に食べたわけではありませんが、以前に『いしい』で食べたタンタンメンがこちら。勝浦タンタンメンはゴマが使われず、玉ねぎとひき肉が入っているのが大きな特徴です。
丼の底にひき肉が埋まっているため、最初はかき混ぜてひき肉を丼の中で均等にする必要があり、さらには辛いため、麺はすすらずにレンゲに乗っけてから食べるというのが一応オキテとなっております(笑)
▲勝浦タンタンメン発祥の「江ざわ」
勝浦タンタンメンは、海から結構内陸に行った場所にある「江ざわ」というお店が発祥。ここの先代の方が考案され、「江ざわ食堂五箇条」というオキテまで作ってあります。店内に貼っていますので、もし行く方がいたら事前に確認しておいてくださいね(*’▽’)
江ざわ食堂五箇条
1. 赤くてあたりまえを思うべし
2. 身の程をわきまえた辛さを選ぶべし
3. 下からよくかき混ぜて食すべし
4. 麺はすするべからず
5. どんぶりの底には・・・
今では勝浦市内に何店もタンタンメンの店が存在していますが、その原点はこのお店なのです。ちなみに、千葉三大ラーメンというくくりもあり、それは「竹岡式ラーメン」「アリランラーメン」「勝浦タンタンメン」っす。以前に記事を書いているのでよかったら見てみてくださいね!!


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オバチャン叫ぶ!政治的要素が強い朝市

ただこの朝市、地方で行われる閑静な朝市と思いきやそうとも言い切れない光景も目にしました。なんかちょっと政治的要素が強いというか、そういった方面の主張が強いというか。。
▲朝市を訪問しに来た勝浦市長
それは、たまたま勝浦市長が朝市を訪問してきた時でした。私がちーちゃんという屋台の前でそのおばちゃんと話をしていると、目の前を勝浦市長が通過。勝浦市を代表する歴史ある朝市なので、その現状でも視察をしに来たんでしょうね。
▲朝っぱらから叫び続けるちーちゃん
ただ、このちーちゃんというおばちゃんは、勝浦市長を見るや否やいきなり叫びだすんですわ。最初は誰だかからなかったんですが、スーツを着ていることから市長的な誰かと思っておばちゃんに話を振ったことから始まりました。
私「あれ、あの方は市長か何かですか?」
ちーちゃん「そうよ!でもね、今の市長はこの朝市を潰そうとしているの。本当ロクでもない奴よ!市長なんかやめちまえ〜〜〜!!!!」
という感じで、完全に向こうに聞こえているにもかかわらず大声で叫ぶちーちゃん。朝市に来ているお客さんも、朝から叫び出すおばちゃんに苦笑い(⌒-⌒; )
このおばちゃん、有名人との写真も展示しており、なんかだいぶキャラが確立されていそうなおばちゃんやなと。。
そう思っていたら、ちょっと歩くと改憲反対を主張するお店も出現。美味しそうなパン屋さんだと思いきや、結構主張が強いお店でした(笑)
▲勝浦朝市で布教活動をするエホバの証人
さらにはエホバの証人までもが出現。建ててあるものに「JW.ORG」と書かれていますが、これはエホバの証人の公式サイトのURLらしいです。
最近駅前とかでもやたらとエホバの証人の方が、チラシか何かをもって立ち尽くしている光景を見ていますがいつごろからあの活動し始めたんですかね。ちなみに、最近私の家にも「近くの教会でイベントがあるから来てみませんか?」とエホバの方が布教活動にやっていたりしましたけどね。
まぁそれはいいとして、こんな地方の朝市とかでも布教活動をしているとは。。逆に、この辺ではこの朝市くらいしか人が集まるイベントがないからなのかな。

勝浦朝市は無くなってしまう!?

で、最後はこの話題に。
先ほど、勝浦市長が朝市を訪問された際に、出店しているおばちゃんが「今の市長が朝市を無くそうとしている!!」と叫んでいましたが、これ叫んだおばちゃん以外にも何人かの方が言っていたんですよ・・。
というのも、その事の発端はKuste(キュステ)という施設が出来たこと。朝市の場所から数分歩いた高台に建っている施設なんですが、最近できた施設のようで、ここで色々なイベントが行われているとのこと。
▲日々、様々なイベントが行われる「Kuste」
このKusteは、勝浦市の芸術文化交流センターとして、2014年に市営野球場があった場所に誕生した施設。建物の内部には、大きなコンサートホールや会議室、など様々な用途に応じた施設となっています。
 
朝から様々なイベントが行われており、朝市のおばちゃんやおじちゃん達は、こちらに人が流れてしまい朝市にお客さんが来なくなることをどうやら気にしているようです。まぁ実際に市長が朝市をどう思っているかはわかりませんが、聞き込みをしていると今の市長に対してよく思っていない方は多い印象でした。。
今日も、着物を着た奥様方が押し寄せていたので、これから何かのイベントが行われるんでしょうね。

おわりに

以上、勝浦の朝市でした( ´ ▽ ` )ノ
すでに日本にある朝一の中での有名な「輪島朝市」「宮川朝市」「呼子朝市」は全て行ってはいるものの、どれも記事にまとめられていなくてストック状態になっていましたが、勝浦朝市に関しては何とか記事に!
土曜日ということもあってかそこまで危機的な状況には見られませんでしたが、400根二条も続くとても伝統ある朝市ではあるので、ぜひとも続けていってほしいものです。まだまだ、勝浦には訪問する予定があるので、また行った際には顔を出してみますかね。

参考文献

 
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詳細・地図

住所 千葉県勝浦市浜勝浦下本町、仲本町
(毎月1日~15日は 下本町朝市通り/毎月16日~月末までは 仲本町朝市通り)
営業時間 6:00~11:00(天候によって変動あり)
定休日 毎週水曜日1月1日
駐車場 墨名市営駐車場(6:30~22:00)
出水市営駐車場(6:30~20:00)
電話番号 0470-73-6641
(勝浦市観光商工課 観光商工係)
アクセス JR勝浦駅より徒歩10分
リンク http://www.katsuura-sanpo.com/facilities/see-play/post-417/

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