小田原花柳界の栄枯盛衰を調査すべく宮小路の花街跡へ!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)

スポンサーリンク

フィリピンパブが多い現在の宮小路

という感じで宮小路の花街の歴史を書いてきましたが、現在は閑静な飲み屋街になっており、その飲み屋も、一通り歩いた限りだとフィリピンだったり韓国か中国っぽい飲み屋が結構多いように感じたんですよね。。

飲み屋が多く、あとはビジネスホテルも数軒ありましたかね。飲み屋が多いということで、昼間にこの通りを歩いても人通りはあんまりなかったですね。ちょっと遅い時間になると、これからお店を開く準備のためかスナックのママさんっぽい人と何人かすれ違いましたけども。。

さっき宮小路が衰退した理由の一つに「市役所や警察署などの役所の移転」を書きましたが、かつては旧東海道沿いが街の中心だったことで市役所や警察署、あとは税務署などの役所が宮小路周辺にあったんですよ。

ということもあり、役所関係の方が仕事終わりに飲みに気まくっていた時代もあったそうなんですけどね。。今ではそれらの役所の多くはJR小田原駅の北側に移動したため、そういった方は来なくなっちゃったみたいっすね。。

あと、根府川辺りのミカン農家の方もよく車でのみに来てたそうなんですよ、飲酒運転が厳しくなかった時代は。ただ、飲酒運転が厳しくなったこともあって遠のいてしまったみたいです。飲酒運転が厳しくなって飲み屋の客が減ったというのはここに限った話ではないみたいですけども。。

スポンサーリンク

そんな宮小路の周辺に足をのばすと、旧東海道沿いや上の写真のかまぼこ通りには結構古い建物やお店も残っていますので、結構この辺は私みたいな人間には見どころ満点な街なんですわ!!

今回はかまぼこ関連のお店は時間の関係もありスルーしてしまったので、この辺のお店も時間があれば立ち寄ってみたかった。。

その他に、こちらの呉服屋さんがすごい老舗ということでご主人に話を伺ったりもしました。このお店は創業135年という明治時代のお店で、宮小路に関して知っていることを教えてもらったりしましたよ!

ご主人さん、結構貫禄あって話すのに勇気入りましたが。。

スポンサーリンク

夜になっても、宮小路は人通りが多いとはいえないっすね。。私が訪問したのは土曜の夜でしたがたまにすれ違う人がいるくらい。金曜だったら仕事終わりとかでもう少し人が多かったりするんでしょうか。。

こちらもなかなか古い感じのお店で、焼き鳥屋さんでした。

ご主人が、いかにも昭和の頑固親父という感じで、宮小路の昔のことお教えてください!って言ったら「んっ、知らねぇ」って言われましたww

でも、私も何百人といろんなお店での取材経験を糧に食いついて話しかけまくっら、歴史とは関係ないけどもいろいろ話はしてくれました(笑)

ちなみに、私が入った後にこのお店に入店してきた方とは、意気投合してのちにその方が担当していたコミュニティラジオに出演するというミラクルのような出会いもあったり。

結構時間をかけて宮小路を調べたり歩き回ったりしましたが、大体こんな感じですかね!まだこの辺には行きたいお店もたくさんあるので、また宮小路関係の記事は書いていきたいな〜とは思っております(°▽°)

おわりに

小田原城からの風景

という感じで、小田原の花街だった宮小路に関して調べたうちのいくらかをまとめました!

現在は小田原駅前こそが飲み屋などがあり賑やかなエリアとなっていますが、昔は以上のような背景があって宮小路だけでなく、以前の記事で紹介した遊郭だった初音新地や私娼窟だった抹香町なども賑わいを見せていたわけです。

でも、時代が変わると街も変わり、かつて賑やかだった町は住宅街や閑静な飲み屋街になっておりました。ということで、小田原の歓楽街に関して四記事連発で書いてきましたが、この記事を持ってこのネタに関しては一区切りという感じです!

あとは、裏町(うらちょう)という場所が残っていますが、現段階ではほぼ情報がないので、ここもそれなりに掘り起すことが出来たら記事にしてみるって感じですかね~!

ではでは、お読みいただいてありがとうございましたm(__)m

参考文献

↓よければクリックをお願いします

詳細・地図

住所 神奈川県小田原市本町2丁目11周辺
駐車場 なし
アクセス JR小田原駅から徒歩15分ほど

知の冒険TOPへ

↓↓twitterもよろしくです
※ほぼ毎日つぶやき中
こちらの記事もどうぞ!
この記事も読まれてます!
関連コンテンツ
関連コンテンツ



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. ヒゲジー より:

    小田原の古い話大好きです!
    一緒に探検したいですねー

  2. 渡邊量子 より:

    初めましてこんにちは。
    大変興味深く読ませていただきました。
    掲載されている宮小路マップはらどこで見つけたものでしょうか。
    トルコ風呂の隣(下側)に書いている文字を解読したいのです。
    現在のトルコ風呂(セクシーキャット)の写真の奥に写っているのが我が家です。
    洋風レトロな雰囲気が気に入って2017年に引っ越してきました。古い建物だったので中をリノベーションして住んでいます。何やら空襲の時、この家だけ洋館だったため燃えなかったという話を近くにお住まいのおばあちゃんに聞きました。
    昔を知る人は、ここは歯医者だったやら、内科だったやら言っていますが、さだかではなく。

    とても興味深いので、出典先を教えていただきたいです。
    よろしくお願いします。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です