活気あるハマのレトロ銭湯「仲乃湯」を取材した!

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補助金がマジで少ない。。

ここで銭湯に関するお金の話をしましょうか!

昔のように各家庭にお風呂が無かった時代は、どこの銭湯も多くのお客さんで賑わっていたというか、ごった返していたそうです。仲乃湯でも、1960(昭和35)年頃は一日に2,500人近い方が訪れていたそうですww

下駄箱はかなりの数

それは下駄箱を見てもわかります。

全部でいくつあるのかまでは数えていませんが、結構~な数ありますよね。今はこれが埋まることはないそうですが、昔はこれだけの数があっても下駄箱が埋まってしまったこともあるという( ゚Д゚)

と、は、い、え、、

それは昭和の時代の話。当たり前のように家庭にお風呂がある今の時代となるとお客は減る一方であり営業を続けるのも金銭的に厳しくなってくるわけですが、これはどこの銭湯にも当てはまる問題ですかね。。

ガス代がめっちゃかかる

特に銭湯の営業を圧迫するのは”ガス代”らしくてですね、冬の時期なんかはガス代を払うために営業しているようなもんなんですって。

先ほども紹介しましたが、仲乃湯の場合は露天風呂があることもあって他の銭湯に比べてもよりガス代がかかってるんだとか。。具体的な金額は書くのやめておきますが、冬のガス代は会社員で言うと課長クラスの月収分くらいかかるみたいです。。まぁ営業中はひたすら風呂を沸かし続けまくってるわけですもんね。。さすが銭湯、半端ないな。。

そして仲乃湯がある横浜は、周辺の都市に比べて銭湯への補助費が少ないのだという。。

今でも多くの銭湯が残る東京都なんかは、横浜市と違って割と補助費が出るのだとか。東京の場合は営業していれば損はしないくらいの額が出るそうですが、それに比べて横浜となると桁が一つ違うくらいの額しか出ないそうなんです。。

横浜市の財政が厳しいというのもあるのかわかりませんが、横浜市は銭湯の軒数もそれなりにあり、他の神奈川県の市に比べるても一軒の銭湯に出される補助費は少ないんだとか。。

銭湯の料金は上がり続ける

ちなみに、神奈川県の銭湯組合では毎年入浴料金を決める話し合いが行われているんだそうですわ。比較的年齢が低い方は「値段上げてもいいんじゃね?」という考えではあるものの、年寄り連中は値上げには敏感であり「値上げ反対!」のシュプレヒコールをあげているという。

もしかしたら、近いうちに500円台になるかもですね~~。

銭湯は見えない部分でも結構金がかかっていて、東日本大震災の時も排水管がやられ、去年(2019年)の台風でも屋根がすっ飛んでしまい、まだ修理ができていない状態。。古い設備を維持するのは大変なんですね。。

嵐の大野君も撮影でやって来た!

日テレのドラマの撮影にも使われた

外観も素晴らしいですが、内観もとても綺麗に維持管理されている仲乃湯。

そんなわけもあってか、何回か撮影にも使われたことがありましてですね。特に目を引くのがこちらですよ!

嵐の大野君が主演の『世界一難しい恋』というドラマでもこのシーンが登場するという。2016年の水曜日の22時から放送されていたドラマらしいですが、ドラマを全く見ない私は全然このドラマ知らないんですけどね。。( ;∀;)

嵐の大野君はさすがに知ってますが、波留さんという女優さんは全く知りませんでして。。というのも、私の部屋にはテレビが無いということもありまして。。

地元である歌丸さんのドラマにも!

さらには二年前に亡くなった横浜生まれの名落語家である桂歌丸さんのドラマでも仲乃湯は撮影に使われました。歌丸さんの地元はここからすぐの真金町ですからね。銭湯でいうと、歌丸さんは自宅の近くにある永楽湯には弟子と入りに行ってたみたいですし、歌丸さんがよく独演会をしていた三吉演芸場が草津温泉という銭湯だった頃は、そこにも入りに行ってたみたいです。

23年前には馬場正平(ばば・しょうへい)こと、日本を代表するプロレスラーであるジャイアント馬場さんもCMの撮影で仲乃湯に入りに来たんだそうですよ!

すげぇな~有名人も多く来ているんですね~ココ!

イベント好きである御主人さんは、自分の店だからといろんな企画をしているんです。二年前からは、子供たちに自分で作ったクイズを出していて、当たるとジュース、外れても飴がもらえるようになっているという。

私も何問か挑戦しましたがとっても面白かったです~(*’▽’)

おわりに

マジで素晴らしい銭湯でした

という感じで、営業時間前の一時間半近くの時間を使って取材させていただきましたが、本当に楽しくいろんな話を聞かせていただきました(*’▽’)

ここは駅からも遠いし、大通りに面してない住宅街の中にあるためなかなか場所的にも気づきにくい所にあるわけですが、それでも開店すると多くのお客さんが訪れる本当に活気ある銭湯です!!

すぐ近くには関内とか中華街とか人が多い場所がありながらも、昭和のなつかしさのような雰囲気が味わえる貴重な場所なので、ぜひぜひ多くの方に訪れてほしい仲乃湯でした~♨

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目207−8
営業時間 15:30~23:00
休業日 土曜日
駐車場 なし
電話番号 045-251-9528
アクセス 阪東橋駅から徒歩10分ほど
リンク https://k-o-i.jp/koten/nakanoyu-3/

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