里帰りカップ資料館

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千葉県に来ています。
記事のネタを探していたところ、「里帰りカップ資料館」という聞いたことない資料館を発見し、思いつきで行ってみることにしました。

里帰りカップ資料館

その資料館はこの建物の中にあるんだそうです!!

里帰りカップ資料館

 なんか男一人で入るにはちょっと敷居が高いような気がしましたが、気にせず入ってみましょう!!

里帰りカップ資料館

こちらが館内!!
資料館としては、広くはないですが、壁いっぱいにコーヒーカップが展示してあります。
これ、全て館長のコレクションだそうです。
せっかくなので、「展示している中で一番高いのはどれですか??」と聞いたところ、
「それがね~自分でも忘れちゃってどれがどのくらいするかよくわからないんだよ~」とのことでした(笑)

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里帰りカップ資料館

 「多分この辺じゃないかな~~」と言われました!!
この棚にあるカップがお高いものだそうです。

里帰りカップ資料館

館長のおじさんから、コーヒーとチョコレートケーキを頂きました。
チョコレートケーキは、味にしつこさがなく思った以上にあっさりしていてとてもおいしかったです。
頂きながら、コーヒーカップについて色々と教えてもらいました。
 ってか、気になった人もいるかもしれませんが、「里帰りカップ」ってなんぞや??
と思い、聞いてみました。

里帰りカップ資料館

日本では、1600年代の前半に佐賀県の伊万里で作られ始めたそうです。
そして、西洋の方が訪れこのカップをヨーロッパに取り入れられたのですが、その後日本に逆輸入された形でコーヒーカップが帰ってきました。
 だから、里帰りカップなんだそうです!!

里帰りカップ資料館

そして、こちらが日本で最初に作られたコーヒーカップ。
これ、復刻版ではなく当時に作られた本物なんだそうです。
なんか、見た目はおちょこみたいですよね!
そして、このカップには取っ手がありません!!
そう、もともとコーヒーカップには取っ手はついていなかったんだそうです。
ここの館長である方に、ここの資料館を開いたきっかけを聞きました。
それは、コーヒーカップは元々西洋の物と思われていましたが、資料を色々見ていた時、元々は日本でコーヒーカップを作っていたという資料を発見。
しかし、資料には残っているものの日本で作っていたという事実を知っている人は誰もいなかったそうです。
そして、この資料の記録を解明し、当時どんなカップが作られたかを解き明かすために、コーヒーカップについて色々研究をしたのがカップに興味を持たきっかけだそうです。
資料には当時作られていたカップの材料が明記されており、それをもとに探し出したところ、このカップにたどり着いたんだそうです。
何気なく使っているコーヒーカップですが、そんな歴史があったんですね!!

里帰りカップ資料館

カップのふちを見ると、形が円形ではなく楕円形をしています。
そこが、手作り感を出しているように思います。
ちなみに、このコーヒーカップはここを含め日本で2箇所にしかないんだそうです!

里帰りカップ資料館

その当時作られていたカップたちは、この棚の中に展示してありました。
その他にも、色々なコーヒーカップがありましたので、紹介していきましょう!!

里帰りカップ資料館

こちらは、展示しているカップの上に虫眼鏡があり、よく見えるようになっていました。
カップの底には、戦国武将が描かれています。
その絵が本当に細かいこと!!
日本人の器用さが実にわかるカップです!!

里帰りカップ資料館

こちら、「ムスタッシュカップ」というもの。
蓋とは言えませんが、何かついてますよね!!
これ、口髭をはえた人用のカップだそうです。
英国などでは19世紀半ばなどに口ひげを生やすのが流行したそうで、それが原因で作られたってことでしょうか。
こんなカップあるなんて知りませんでした。

里帰りカップ資料館

なんか、コーヒーというよりは中国茶が入ってそうなポット。
取っ手や注ぎ口が龍になっているのがおもしろい!!

里帰りカップ資料館

左側凄い色してますね。
 カップを色々見ると、デザインは昔の武将、女性の姿、龍が描かれているものが多い印象を受けました。

里帰りカップ資料館

透かし絵カップってなんでしょう??

里帰りカップ資料館

なるほど、そういうことか~~!!
カップの底が透けて絵が浮かび上がっています。
こういう細かい所にこだわるところは、いかにも日本人っぽいですね。

里帰りカップ資料館

こちらも凄い!!
百人一首がカップの内側全体に描かれています。
あまりにも細かすぎて、目が悪くなりそうです(笑)
書いた人、視力落ちなかったんでしょうか・・・

里帰りカップ資料館

この資料館には、「ちいさんぽ」でお馴染みだった、地井武男さんや、浅草キッドの水道橋博士なども訪れたんだそうです。
興味本位で伺ってみたものの、館長が非常に親切で気さくな方で、本当に色々な話をしてくれました。
コーヒーカップにも色々な歴史があるんですね!!
土日しか開いていませんが、行くと他にも色々な話が聞けるかもしれませんよ~~~!!
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詳細・地図

住所 千葉県市川市真間2丁目13−1
営業時間 11:00~18:00
開館日 土曜日、日曜日
入館料 800円
駐車場 なし
電話番号 047-321-3300
アクセス 市川真間駅から徒歩5分
リンク http://www.asocoffee.co.jp/cap.html
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