日本にわずか2つ!!横浜の桐蔭学園には、BC級戦犯裁判が行われた法廷が移築再現されている!

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そもそも「陪審裁判」って何??

だいぶ引っ張りましたが、先ほどのポイントの一つであった「陪審裁判」について学んでいきましょう!!
今現在、日本では裁判員裁判という国民参加型の裁判制度となっておりますが、それは2009年からの事。しかし、実は戦前にも国民が参加していた裁判制度を日本は行っており、これが陪審制による裁判なんですな。日本には1928年10月1日から陪審法が使われるようになるわけですが、今現在の裁判員裁判と陪審制に関して簡単にまとめておきます!!
【日本の陪審制度】
期間:1928年~1943年
・特徴
12人の陪審員から構成され、一定の層の市民から無作為に抽出される。有罪か無罪かに関しては、陪審員のみで評価される。
・役割
陪審員:犯罪事実の認定(有罪か無罪か)
裁判官:法解釈と量刑
【裁判員裁判】
期間:2009年~今現在
・特徴
裁判員は4~6人で構成。選任は選挙人名簿から無作為に抽出した者を母体として選任。
裁判官と裁判員が一緒に犯罪事実の認定と量刑
・役割
裁判員:裁判官とともに犯罪事実の認定と量刑を決める
裁判官:法解釈だけは裁判官のみで決める
※陪審員・裁判員とは、一般国民の中で選ばれた人のこと
▲陪審制時の席の配置
陪審法は、大正デモクラシーなどの民主化運動を背景にして誕生しました。しかし、陪審裁判が始まって数年が経った1941年に太平洋戦争が勃発。そして、戦時中の1943年4月1日に、「陪審法ノ停止ニ関スル法律」によって陪審制は停止されてしまうんですね。
しかし、あくまで戦時中の混乱期で停止されたにすぎず、終戦後は陪審制が復活する可能性を残していました。しかし、戦後に日本側とGHQによる協議が行われ、陪審制が復活することは有りませんでした。
そんな背景があったため、陪審裁判はわずか15年ほどしか機能していなかったってことなんですね。そんなわずかな歴史しか歩んでこなかったことや、太平洋戦争の混乱もあってなのか詳しい経緯はわかりませんが、陪審法廷が今現在は2つしか残っていない(もう一つは、立命館大学にあります)んですね。ただし、陪審制はあくまで停止中の状態ということは一応記載しておきましょう!

横浜は日本で唯一BC級裁判が行われた場所だった!

続いては、BC級裁判に関してですね!!
しかし、裁判所は雰囲気あるな〜。以前、私は東京地方裁判所で実際の裁判を見学したことがあるので裁判所自体は初めてではないのですが、何かこういう場所で人の人生が決まると考えると重たい空間な気がしてならない気がします。ましてや、BC級裁判は全くの無実の方が死刑になったこともあるようです。
そして、この横浜で行われたBC級裁判で弁護士を務めた方々も大変な思いをしたとのこと。A級戦犯は世の注目を受けていたことや額面でも悪くはなかったそうですが、この裁判での弁護を引き受けることにメリットはなく、誰かがやらなければならないということで横浜弁護士会(現:神奈川県弁護士会)の方々が引き受けたんだそうです。
席の配置としてはこんな感じだったらしいです。証言台に立つ時ってどんな心理なのか。。ぶっちゃけ私は裁判に関しての知識がそんなにないので、ここからそんなに広げられる話題がないのが残念。。
国内や国外のBC級裁判で裁かれた方は遺族の方は、世間の目もあって大変な思いをしたという話も聞いたことがあります。A級戦犯の遺族の方も、当時は世間から後ろ指を刺されたり、学校にはA級戦犯者の遺族ということで学校で担任の先生がついてくれなくて授業を受けられないなんてこともあったという。
そのような大変な思いをした方々、そしてBC級裁判の歴史やここに裁判所が移築復元されていることが、このブログで少しの方にでも知ってもらえたら幸いです。

BC級裁判がテーマの映画『私は貝になりたい』

▲2008年に上映されたリメイク版『私は貝になりたい』
元SMAPの中居正広が主演の映画であった『私は貝になりたい』という映画。この映画は、理容店を営む夫婦に突然裁判への招集命令がかかり、裁判へと出廷することに。最終的には、罪を侵していないにもかかわらず反論の余地なく絞首刑(死刑)判決になってしまう映画です。
この映画のロケ地は、今回紹介しているサヴェニーミュージアムではなく映画のために作ったセットだったそうです。実際にこの移築復元した法廷を使用することも考えられたそうですが、カメラワークの問題などがありここでの撮影を断念したそうです。ただし、スタッフの方は度々このミュージアムを訪れたんだそうです。色々と撮影の際の参考にしたんでしょうね。
この『私は貝になりたい』は、私の近所のTSUTAYAでは在庫がなかったようなので、もう探すのがめんどくさくなってAmazonで購入しました(⌒-⌒; )
元々は1959年にフランキー堺が主演として映画が作られたのですが、そのリメイク版として製作されたのが中居くん主演の2008年版の映画だったんですね。
今でもAmazonには結構な数が在庫として残っているそうなので、気になった方は見てみてくださいない( ´ ▽ ` )ノ

おわりに

BC級戦犯裁判に関しては、まだまだ私も勉強しなくてはいけないことが多いのですが、A級戦犯だけでなくBC級の方々に関しても多くの方に目を向けられたらいいっす。太平洋戦争が終戦してから73年が経ち、もう当時のことを覚えている方はわずかになっていると思います。
私の祖母は、高知出身。大正生まれということで、恐らくは高知大空襲の経験をしていると思うのですが、そのことを話す前に亡くなってしまいました。もっと早くこのようなことに関心を持っていればとただただ後悔ですわ(⌒-⌒; )
この桐蔭学園アカデミウムは、横浜市とはいえ、青葉区という住宅街にあり駅からもバスでないと厳しい場所にあるので行きにくいっちゃ行きにくいんですけどね。。でも、ぜひ行ってみてくださいな!!我々の国で怒った知られざる歴史がたくさん詰まっていますよ〜〜!

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地
入館料 無料
開館時間 【通常期間】
金曜日 10:30~17:00(入館~16:30)
土曜日 10:30~14:30(入館~14:00)
【展覧会期間】
月~土 10:30~17:30(入館~17:30)
電話番号 045-975-2100
アクセス 市が尾駅からバスで10分
青葉台駅からバスで15分
あざみ野駅からバスで10分と徒歩で10分
リンク http://toin.ac.jp/ma/
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