江戸時代から続く元病院の近代建築「澤野医院記念館」とは!?

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入院中の食事は自炊!!

ではでは、先ほどのページでは診察室や手術室などがある一階を紹介しましたが、このページでは、院内薬局に関するものや入院の部屋があった二階を紹介したいと思います!

階段を上がる!!
入院患者の札が掲げられている

一階には診察室、手術室、院内薬局がありましたが、二階は入院する部屋がある感じっすね。

階段を上がるとこんな札がかかっておりまして、当時はここに入院患者の名前が書かれていたんでしょうな。こういうの、今だと名前が出ると個人のプライバシーがどうのこうのってなるんだろうか・・。

今では家に表札を掲げる家も少ないと聞くし。。

ここで入院していたようだ

入院するための一つの部屋に、ベッドが二つ。

今だったらちょっとお高くなるが個室はあるし、他の人と一緒でもカーテンで仕切るようになっていますが、この当時はそういうのは何もなかったんですかね。

今だったらパソコンもスマホもあるし、いくらでも時間をつぶすことは可能ですが、テレビもないようだし、入院患者の方々は何をして時間をつぶしていたのだろうか。読書とか??

畳の硬そうなベッド

これが当時入院患者が横になっていたベッドなんですが、まさかの畳ww

さらに、今のベッドに比べて短いんですよね。私は身長が183cmくらいあるんですが、ギリギリか、もしかしたら足伸ばせないかも・・。

飯は自炊っす

そして、この記念館に来て一番ビックリしたのが食事!

今だったら病院に入院した場合は、食事が出るじゃないっすか。まぁ病院の食事って健康を考慮しているということもあっておいしいものが食えるってわけではないですが、そういうことじゃなくてですね。

ここでの食事は、自炊だったんですよ!!

奥にキッチンみたいな場所があり、近くに住んでいる人であれば親が通って作ってくれていましたが、遠い人の場合は、ご家族の方もここに泊まり込んで食事を作るなどの世話をしたとのこと・・。

二階の廊下を進む・・

昔の建物では、電気のスイッチはこういったものでした。よく見かけるし、たま〜に現役だったりするんですよね。

院内薬局時代の薬瓶もたくさん

二階の奥の部屋には、こうして院内薬局にあった薬関係の品々が展示されています。まさに理科の実験室のような見た目ですが、当時はこの建物で乳鉢を使ったりして薬を調剤していたんですね。

引き出しにも懐かしいものが

机の上だけではなく、引き出しを見ても見応えあるものが。薬を入れる袋などが入っているんですが、このデザイン、まさに昔の懐かしい雰囲気。

大正時代の酸素発生器だそうです

一階にもありましたが、ここにもあったか。見てるだけで怖い・・。

ここにも白衣がありました

おわりに

ということで、ほとんどの方に知られていないと思われる澤野医院記念館を紹介させていただきました。この辺は東京からも遠いし、観光地というわけでもないので来る方はそんなに多くないかもしれないですが、私的には大変面白いドストライクな記念館でした(*´▽`*)

木造五階建てという超レアな建物

澤野医院記念館があるのは袋井市ですが、近くの磐田市には「旧見付学校」という木造五階建ての建物があり、澤野医院記念館とここをはしごする方が多いんですって!

どっちも素晴らしい近代建築ということもあり、私も澤野医院の後に行かせていただきました(*´▽`*)

見付学校の方も、また後日記事にしたいと思います!

ではでは~~

参考文献

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詳細・地図

住所 静岡県袋井市川井444−1
入館料 大人:500円
中・高校生:300円
小学生:100円
開館時間 10:00~16:00
休館日 土・日・祝日
(12月29日~1月3日はお休み)
駐車場 無料
電話番号 0538-44-2324
アクセス JR袋井駅から徒歩20分ほど
リンク http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/kanko_bunka/kanko_shisetsu/shiryokan/1425447017841.html

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