登るまでが超大変!南アルプス3000m級の「仙丈ヶ岳」登山に挑んだ!

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登山開始!いざ、仙丈ヶ岳の山頂へ!

▲仙丈ヶ岳の登山口である「北沢」
バスを乗り継いで、ようやく登山口である北沢だけの到着しました。時刻は朝7時。いつもの平日ならまだ夢の中である時間ですが、休日なのにすでに山の中にいるという不思議。私の普段の生活は、土日の時間をいかに有効に使うかですべてが来ますので、マジで寝ている場合ではないのです!!
ここから果たしてどんな登山道がまちうけているのか。睡眠不足の状態で無事に登り切れるのか。。
無睡状態の中、気力で山を登っていきます。しかし、なぜだか山を登っているうちにだんだんと目が覚めるというもはや覚醒状態に突入し、なんだかんだ意外にすいすいと昇れてしまう状態に、人間の体って不思議ですな~~!(^^)!

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すすすすっと登って、あっという間に通過点である小仙丈ヶ岳(2,864m)に到着しました。
小仙丈ヶ岳を過ぎてからは、スーパー尾根ゾーンに突入します!
▲永遠と続く尾根道
総合的に考えて、仙丈ヶ岳は目立った鎖場もなく難易度は結構低い山でしょうかね!初心者で3,000m級の山に登りたいという方にはうってつけかもしれないです!
雲がすげぇ!!日が出てきて雲がどんどん量産されていきます!せっかく青空が広がっているのに、山頂についた時には曇っていないことを祈るばかりですわ!!
 この尾根を雲が越えないという光景は非常に面白い!あまり天気に関しては詳しくないのですが、昔は気象予報士の資格を取ろうかと企んでいた私。結局とることなく終わったわけですが天気って色々知っているとそれはそれで面白そうだ!

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氷河地形が発達していた仙丈ヶ岳

ただの登山日記になってしまうと知の冒険らしくなくなってしまうので、ここで仙丈ヶ岳に関するお話を!南アルプスには、氷河地形を何か所かで見ることができるのですが、仙丈ヶ岳を登っている際にもその光景を見ることができるのです。
▲こちらの斜面では「カール地形」が確認できる
こちらの地形はカール地形という氷河地形。この斜面は数万年前に氷河によって削られた地形であるのです。地球は、温暖な時期や寒冷な時期を繰り返しており、寒冷な時期である氷期の頃では氷河が発達して削られていくわけです。
南アルプスでは、仙丈ヶ岳以外にも間ノ岳、荒川岳などで見られます。荒川岳の南側は、日本最南端に位置するカールでもあるとのこと!カールって言ってもおやつのカールじゃないので!!

睡眠不足の中、山頂に到着!

登山口である北沢峠から登り始めて3時間近く、10時07分に山頂にようやく到達しました。標高3,033m。ただ、登り口の北沢峠の標高は2,032mなので、実質は1,000mくらいしか登っていません!!
今振り返ってみると、どう考えても登山中よりも乗り合いバスに乗っているときの方が大変でした(*´Д`)
まぁちょうど夜が明けたばっかしで、一番眠かった時間と重なったということもあったかもしれませんけどね。マイカー規制おそるべし。。
▲山頂で少し腹ごしらえを
せっかく山頂についたということで、来る途中で買ってきたお菓子と友人が持ってきたインスタントコーヒーで山頂到達を祝福することに!お菓子の袋が、気圧の関係でパンパンや!
インスタントコーヒーを携帯用のバーナーで沸かします!
うい~!
3人でコーヒーを堪能しやした!もうこれで今までの疲れば吹っ飛びました!!と言いたいところですが、眠気はまだ残ってます。。しかし、山頂でのコーヒーは格別ですな!場所を変えるだけでこんだけ味の感じ方が異なるとは(*’▽’)
天気も良くて、無事山頂にたどり着けて良かった!いっつも思うのですが、登山って登る直前は「何でわざわざこんなめんどくさいことしてるんだろ」って思うんですよね。でも、山頂につくと「いや~来てよかったわ~」と思うわけです。
よく、「何で山に登るの?」って友達に聞かれるのですが、たまになんでだろうと自分でも考えることがあるんすよね!

最後の力を振り絞り、いざ下山!

まだ眠気は残っていますが、最後の力を振り絞り下山します!下山の際は、下りだからと余裕をブッこいてると足を痛めてしまうのでその辺は慎重にしながら下山します!
少し下ったところで、小屋が現れました。ここで小休憩を取ります。しかし、3人とも覚醒状態が解け始め、またまた眠気が襲ってきてしまいました。ということで、数分くらい各々眠りについて休息をとることに!
▲右側の禿げた部分が百名山の「甲斐駒ヶ岳」
小屋からは景色も良かったっすよ!上の写真の右側に岩肌が露出している山が見えますが、あれは日本百名産の甲斐駒ヶ岳。露出している岩は花崗岩なんですな!いずれは登りに行きたい!!
▲高山植物の「チングルマ」
下山中には高山植物も現れました!こちらはチングルマ(珍車)というバラ科の高山植物。もう花が咲いた後で残念ですが、このような長い毛の集合果があるのが特徴です!基本的には北海道など日本の北部に咲いているそうです!
今回の登山は7月30日に敢行したのですが、まだごく一部にですが雪も残っていました!
うお~~!これ誰が書いたんだろ!ちょっと癒されました!(^^)!
下り始めてどんくらいかかっただろうか。時刻は13時30分。途中で休み休み下山したことと、疲れがたまってスローダウンしていたせいか、あっという間に午後になっていました。

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帰りも2度バスに乗る・・

そして、ようやく北沢峠に到着。しかし、ここからまた2回バスに乗らなくてはいけない!そんでもってここで問題なのが、バスの出発時間。ただでさえ本数が少なそうなのに特に事前に調べているわけでもないので、一体北沢峠でどのくらい待たされるのか・・。
現在時刻は13:39。ところが時刻表を見ると、北沢峠発のバスは、13:30、16:00。。。え、マジで。。13:30ってもう出発したばっかりじゃん。。しかも次のバスが16:00って、2時間30分近くここで待つってことかい。。
そんな絶望的な気分で、待合室で待っていると、、
奇跡的にバスが来ました!というのも、本来だったらバス停についたときには発車時刻が過ぎていたものの、他のお客の関係で出発時刻が少し遅れたため、奇跡的にそんなに待たずにバスに乗れたというわけです!!マジでよかった!!
そして乗換地点の広河原に到着!しかししかし、麓にはなぜかたくさんの人がいてまた混雑注意報の予感。。そんなこんなで、最後はまた立ちでバスに乗ることになってしまったわけですが、これでようやく仙丈ヶ岳登山は終了!いや~長かった!(^^)!

おわりに

というわけで、無事に1日で下山できた今回の仙丈ヶ岳登山。南アルプスの登山ではこのようにマイカー規制による乗り合いバスに乗ることが本当に大変であり、事前準備が必要になるわけですな!
3,000m級を登り、これで家に帰ってゆっくり休息でもと思ったら今回の登山はそれだけでは終わらないのである!なんと、このあとは長野県に移動し、北アルプスの乗鞍岳登山に出かけたのでした!今考えると、よくこんな凶暴なスケジュールを考えたもんだなと。。
そんな北アルプスの乗鞍岳登山の記事は以下になります!ぜひご覧あれ!!

参考文献

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詳細・地図

住所 山梨県南アルプス市芦安芦倉
駐車場 無料(芦安駐車場)
電話番号 090-1883-3033
アクセス 甲府駅から芦安温泉までは車で40分程度
備考 北沢峠からは3時間ほどで山頂につきました
リンク http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=589
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