60周年を迎えた横浜のシルク博物館とは!?

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神奈川県も生糸が盛んだった

企画展「白き糸の調べ -かながわの製糸・撚糸-」

ちょっと奥に進むと、企画展が行われていました。私が訪問した時に行われていたのは、開館60周年記念の「白き糸の調べ -かながわの製糸・撚糸-」という秋の特別展でした!

神奈川県と生糸の関わりについていろいろ展示してあったので、ちょっとその辺も勉強してみましょう~~!

といっても、企画展の展示物の多くが撮影禁止だったので私が持っている資料をもとに展示している内容に関して紹介しますね。

神奈川県でも養蚕を行っていたのは基本的に西部側でした。横浜市でも西部の方では結構養蚕は行われており、泉区や瀬谷区では結構たくさんの製糸工場があったんですね!

茅ヶ崎駅近くにあった純水館

あとは茅ヶ崎にあった純水館茅ヶ崎製糸所に関しての展示もありました。

信州の製糸業で有名な純水館の小山久左衛門が、なおいっそう業務を拡張するために茅ヶ崎町役場付近の地所5,000坪以上を購入して誕生したのだとか。ここで作られた生糸は皇室に献納されたこともあるそうですよ。

この他にも、神奈川県下には個人が経営する中小の製糸工場から全国各地に製糸工場を持つような大きな会社が経営するものまで様々あったようです。しかし、現在では経営帳簿などの小記録が残されていない製糸工場が多く、その歴史を語るのはなかなか難しい状態だという。

この純水館以外には、横浜市瀬谷区にあった仙田製糸場が有名だったそうですよん。

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全国に知られた糸の町「半原」

半原の中心街(明治43年)

そんな神奈川県の中でも特に生糸関連で知られていたのが相模原市にある半原(はんばら)という場所でした。

半原では1807(文化4)年頃から撚糸業が始まったようで、「糸の町」として全国に知られていたそうです。適度な湿気と安定した中津川の流れ、機業地の八王子や郡内に近く、養蚕や自家用製糸・織物の生産、そして半原宮大工の存在などの条件がそろっていたからとのこと。

明治、大正、昭和と撚糸業の発展につれて商店が立ち並び、半原の街は賑わいを見せていました。そして、戦後には「半原銀座」と呼ばれていたメインストリートまで誕生していたんですね!

中津川の右岸に並ぶ水車
小島誠吾撚糸工場

そんな背景もあり、この糸の町であることを唄った『半原の唄』や『管巻き唄』という歌まであるんですね!

実際にyoutubeに『半原の唄』の動画が挙がっていたので、よかったら聞いてみてくださいな( ̄▽ ̄)

いかにも昭和というか昔懐かしい感じの歌でしょ!!

この半原の唄の作詞をしたのは中村雨紅(なかむら・うこう)という方なんですが、この方は超有名な童謡である『夕やけ小やけ』の作詞もしているすごい方なんですね。こんな方が半原の唄を担当していたとは。どんな経緯があったんだろうな〜。

さてさて、神奈川県の生糸産業に関してはこのくらいにしておいて、そろそろ二階に上がってみることにしましょう!

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二階には無数の衣装が展示されとる

世界中の衣装などが展示されている

二階に上がると空気が一変(笑)

一階とは全く見た目が異なりましたが、「シルクのあゆみ」というテーマでこの階には世界各国、さらには日本で過去の時代から着られていた衣装・衣服がひたすら展示されているって感じですね!

博物館の学芸員さんに聞くと、二階に衣服の歴史を展示しているのは「生糸と衣類が深いかかわりがある」ということで、衣類の歴史を展示しているのだという。世界の民族衣装にはシルクが多く使われていますからね。

日本に養蚕が伝わったのは1~2世紀と言われていて、すんげぇ長い歴史があるんですね。今ではすっかり養蚕は衰退し、海外から安い生糸を輸入している状態。でも、今でも東京のど真ん中にある皇居では明治時代から現在まで養蚕が行われているんですよね。

こういう衣装いいですね。私はファッションというものに全く関心がなく、服を買うのなんて年にほんの数回のみ。。しかも、買う店は大抵が川崎駅前のユニクロ(笑)

正直服を買いに行くのがめんどくさいし、服を買う時間があったらどっかの博物館に取材に行きたいという、もうそんなクソな人間なのです。。

でもこういう衣装にも、時代や文化が反映されていると思うのでそう言った観点で見ていくと衣類というものにも関心を持てるかもしれませんな。

正直、私は一階の展示内容で結構お腹一杯だったこともあり、二階はわりかしスルー気味で展示物を見て歩きました。次行った時は、もうちょっと時間かけて見てみようかな。

そんな感じで最後は駆け足気味になりましたが、これで一通りシルク博物館を紹介できたかと思います。

この辺は普通に観光でもふらっと散歩に来るにもいい場所なので、そのついでにでもシルク博物館に行ってみてはいかがでしょうか?

おわりに

横浜市民でもあんまりこの博物館を知っている方はいないかもしれないですが、日本が近代化していく上では欠かすことができなかった生糸産業。外貨獲得のため横浜港から大量の生糸が輸出された背景が大きくかかわっていたわけです。

あくまで私の勘ですがお客さんとしては年配の方が多いんじゃないかな。実際私が訪問した時は若い人は見かけなかったし。。でも、若い人に先人たちが歩んできた歴史や文化を知ってその凄さや尊さを感じてほしいなと思う今日この頃。

日々イベントや特別展も行われているので、私も今後定期的に訪問する予定です~~(*’▽’)

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県横浜市中区山下町1番地(シルクセンター2階)
営業時間 09:30~17:00 (入館は 16:30 まで)
入館料 大人500円、小中高生100円
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日から1月4日) 臨時休館有り
駐車場 なし
電話番号 045-641-0841
アクセス 日本大通り駅下車3番出口徒歩3分
リンク http://www.silkcenter-kbkk.jp/museum/

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