この知の冒険の記事を書くにあたり、色々な観音様を訪れるようになりました!!
そして思ったのが、観音様って思った以上に色々な場所にあるということ。
今回訪れたのは、福島県の会津若松。
鶴ヶ城や白虎隊で有名なこの場所ですが、ここにも大きな観音様がございます!
行ってみましょう。。
それがここ、「会津村 大庭園」。
入口が結構豪華なつくりとなっております!!
この門は、京都の二条城を模したものだそうです。
駐車場には、なぜか電車が展示されていました!!
何で??
庭園は見るからに結構な広さです!!
全部周るには、体力も時間も要しますが、せっかくなので見て周ってみましょう!!
ここは、宗教法人法國寺の会津別院です。
法國寺は神奈川県横浜市緑区鴨居にあるお寺です。
その法國寺の別院として、ここ会津と横浜の関内に別院がある形になるそうです!!
なんで、こんなところに広大な庭園を造ったのでしょうか??
訪れた日は5月のGWでしたが、園内ではシャッターが閉まっているとことがちらほら・・・
この会津村は、面積でいうと6万坪!!
東京ドーム約5個分の広さになります。
園内に、「会津村庭園の構想」という看板がありました。
「一瞬の絶え間なく変転する人の世に会津村庭園は常に理想郷として形造り現世を超越した世界を投影する庭を構想し、その構想をたずねることによって人類のイメージの源泉にふれ、やがて極楽浄土や禅の悟りの境地ともなり、佛菩薩の世界に見立てられた名所や歌枕の風光にも化すだろう。」
言ってることが難しすぎます(笑)
つまり、ここが人々が憧れる理想の世界になるということが構想ってことでしょうか??
こちらが、会津慈母観音。
高さは57mになります。
総工費は10億円!!
なんで57mかというと、創設者が57歳だったからだそうです。
年齢で高さ決めるって、新しい発想ですね(笑)
観音様が抱いているのは、男の子だそうです。
観音様の中に入ります!!
1階はこんな感じです。
展示物は少ないですが、ポツポツと像が建っているような感じです。
あら、この観音様も上に登れるんですね!!
このらせん状の階段は、高さ40mの所までずっと続いているのです。。
結構な体力勝負になりそうです。
全部で何段あるのかわかりませんが、結構きついです。
途中には、丁寧にイスが設置してありました。
高齢の方だったらここ本当にきついと思います。
しかし、私は休まずに上り続けました・・・
そして、ようやく一番上に到達!
ここには、大日如来とミニ慈母観音様がいました。
胸の穴から見た景色!!
正面は会津の街でしょうか。。
「滝行修行所」と書かれた場所が!!
もしかして、滝に打たれるやつですかね??
近くを探すと本当に滝がありました(笑)
この滝に打たれて修行しているところを見てみたいものです。
こちらは、観音滝という名称で、猪苗代湖を水源としているそうです。
こちらが本堂!
本堂は、入口から一番離れた場所にありました!!
ご本尊は、東日本大震災によって命を落とされた全ての方の名前を記録したSDカードを胎内に収めた阿弥陀如来様を平成24年8月遷座し、開眼ご安置致したそうです。
引用元:http://aizumura.jp/shisetsu.html
SDカードに保存するとはいかにも現代寄りの発想ですね。
こりゃなんだ??
そう、この会津村には観音様の他にもう一体、大きなお釈迦様がいるのです。
それが、この「涅槃像(ねはんぞう)」。
涅槃について、この記事でも書いておきます!!
涅槃とは、煩悩の火を消し、完成した悟りの境地であるということです。
つまり、仏教でいう完成された状態ということ!!
この像は、正式名称は「巨大釈迦横臥像」というそうです。
もともとは、筑波科学万国博覧会に展示されていたそうです。
スリランカ国より日本での永遠の地として会津村が選ばれたんだとか。。。
30分近くかけて園内を一周しました。
しかし、園内には写真のような案内バスが走っていて、園内を解説しながら案内してくれるのです。
なんか、ディズニーランドとかでも走ってそうなバスですね(笑)
広大な庭園でしたが、人がまばらで隠れた名スポットというような印象を受けました。
園内も風情があり、一人で物思いにふけたいような時には、おすすめのスポットのような気がします。。。。
会津村⇒ HP
住所:〒969-3461
福島県会津若松市河東町浅山字堂ヶ入7
営業時間:4月~11月 9:00~17:00
12月~3月 10:00~16:00
定休日:年中無休(12月29日~1月3日などを除く)
拝観料:大人500円、中高学生400円、小学生300円
駐車場:無料
TEL:0242-75-3434
■会津村の天気予報
[wunderground location=”37.552127,139.954272″ language=”JP”]