【ホタル最大の危機】横浜最大のホタル群生地である瀬上沢は、上郷開発による危機を迎えている！

2018/6/5 2018/6/14

見出し

1 瀬上沢で行われる「上郷開発」とは！？
- 1.1 ビラ配りをして開発反対を訴えるおっちゃん
- 1.2 上郷開発が行われるエリアは！？
2 2019年も瀬上沢のホタルが見れることを願い・・
3 おわりに
4 参考文献
5 詳細・地図

瀬上沢で行われる「上郷開発」とは！？

では、最後にこの地で行われる可能性が高い「上郷開発」に関して触れておきましょう！それは、我々がホタル観賞を終えて帰ろうとした際の事です。

ビラ配りをして開発反対を訴えるおっちゃん

▲ホタル観賞に来た人々にビラを配るおっちゃん（左）

車に戻ろうと来た道を戻っていると、帰り道で何やらおっちゃんがビラ配りをしていました。上の写真に写っている左のおっちゃんです。一体誰なのかと思っていたら、この方は『上郷・瀬上の自然を守る会』のメンバーである方で上郷開発に異を唱えている方のようです。

▲ガードレールには開発反対の幕が

配っていたビラをいただき、少しおっちゃんに話を聞くことにしました。おっちゃんは上郷開発という開発に反対をするために、ここでビラを配っていたようです。

というのも、今回私たちが観賞したこのエリアは「上郷開発」という東急建設株式会社による開発が行われる可能性が大きいようなのです！！しかも、その開発エリアはホタルが生息しているエリアの一部にモロ被りしており、生息域が奪われるだけでなく残りの生息域に関しても生態系に影響が出るため、今の状態からホタルが激減してしまう可能性が高いのだという。

すでに東急建設株式会社が立てた看板も見受けられている状態。今の横浜市長である林文子氏もこの開発には黙認の構えなようで、このままほっといたらこのエリアが勝手に開発されてしまうという状態のようです。。

上郷開発が行われるエリアは！？

▲上郷開発によって開発されるエリア

上郷開発は、上の赤く塗られた地域を開発するという計画のようです。この部分が開発されて住宅などが建つ予定なのだそうです。

この上郷開発では、ホタルの生息域全てを破壊して開発するというわけではないようですが、生息域の一部は開発予定区域にガッツリ当てはまっているんですね。それだけではなく、周辺の森を破壊することによって生態系が崩れることは間違いないと思います。

この瀬上沢を開発するというが、横浜市の人口さらには開発計画地のある栄区や隣接する港南区は10年ほど前のピークから人口は減少しているということ。そのため空き家も増えだしており、果たして本当にここを開発して住宅を建てることがベストな事なのか。。開発をして住宅を建てることで賑わいを取り戻すことができるのか。。

この上郷開発の問題は、自然破壊という問題ではなく、開発をする方々の利権になっているだけではないかということが否めないという感じです。。が、実際はどうなんでしょう。。

2019年も瀬上沢のホタルが見れることを願い・・

おっちゃんからは、上郷開発に関する内容が書かれた紙とステッカーをいただきました！上郷開発に関しては、ググればいくらでも情報は出て来るんで気になる方は色々調べてみてくださいな！！

今回のホタル観賞でO氏と共有したのは、「この光景は絶対後世に残した方が良い！」ということ。周辺の子供たちもこのホタルの光景にはとても喜んでいて、本当に周辺住民にとっては貴重な資産になっているように感じましたし、ここレベルでホタルが乱舞する光景は首都圏ではそうそう見られるものではないと思います！

来年も、ホタルが乱舞するあの光景が見れたらいいな～～と思いつつ記事を終えたいと思います！以下に、ビラを配っていたおっちゃんが所属しているホタルの開発反対に向けて活動をしている団体のリンクを貼っておきます。

気になる方は見てみてくださいな(*’▽’)

・上郷・瀬上の自然を守る会

HP：http://savesegami.com/

Facebook：https://www.facebook.com/PatagoniaYokohama/

・認定NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金

HP：http://www.segamikikin.org/

ブログ：https://ameblo.jp/segamisawa/

Facebook：https://www.facebook.com/segamikikin