摩訶不思議な鎌倉の珍レトロ中華料理屋「ちんや食堂」はどんなお店か?

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回の記事は、鎌倉にある珍中華料理屋さんです。多分地元の人しか知らない中華料理屋さんだと思います!で、何で私が知っているのかと言うと、地元民だからです!実家がこの辺なので。。。
で、もう私が中学生の頃からおそらく行ってなかったのですが、全国のスポットを巡っていて「そういえばちんや食堂に行ってねぇや・・」と思い出し行ってみたのです!灯台もと暗しってやつですわ!そして今回の取材対象は「ちんや食堂」というお店だ。お店の名前からレトロ感が漂っていくるが、そんなちんや食堂を紹介していきまっせ!
本記事のポイント

・ちんや食堂は、かなり外見にインパクトがあるレトロ中華料理屋さん
・ギョウザは、よそでは食べられない独特の味で鬼うまい!
・店内には、寅さんやキョンキョンのサインも置いてある

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ちんや食堂はどこにある?

ちんや食堂は鎌倉市常盤という場所にあります。鎌倉というと寺などがある観光地を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ちんや食堂があるのはバリバリの住宅街にあります。地図でいうと上の場所になるわけですが、ちょうど大船と藤沢と鎌倉の真ん中ぐらいの場所にありますね!

ちんや食堂の思い出

▲レトロな外観が目立つ「ちんや食堂」
冒頭でも述べたように、今回訪問するちんや食堂はかなり長い歴史を誇るお店です。私は小学校5年生の時にここ鎌倉に引っ越してきたわけですが、当時から既にお店はあったわけです。父親とも言ったこともあれば、母親と姉とも行った覚えがあるこのお店。たぶん少なくとも3,4回くらいは行ったはず!
ちんや食堂のメニューの中では餃子が本当に好きで、小さい時は餃子を食べれるのがすごく楽しみだった覚えがありました!地元の人の中でもちんや食堂は珍しい店として知られているんですよ。

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ちんや食堂を訪問

今回、知の冒険で記事にすべく実に15年振りにちんや食堂を訪問しました。実家のすぐそばまで行くのに実家に帰らないというね。。ま、今住んでいる川崎からは近いから別にすぐ帰れるのでいいんですけども。。
大船駅まで電車で行き、そこから湘南モノレールに乗り湘南深沢駅で下車。そこから20分くらい歩くとちんや食堂に到着します。車じゃないとちょっと行きづらい場所にありますわ。

結構摩訶不思議な外観!

出た!こちらがちんや食堂だ!たぶん初めて見ると廃墟に見えてしまうかもしれないこの外観(笑)まだ現役のお店とわかっていてもちょっと入る勇気が出ない人も多いかもしれませんが、そんなことはなく優しい老夫婦の方が営業していてとても気さくに接客してくれるんですよ!!
▲すごいインパクトがあるちんや食堂の外観
しかしすごい入り口だ!パッと見ると営業しているとは思えんな・・・。上に黄色いパラボラアンテナみたいなヤツがついていますがありゃなんだ??
「徐行」の看板にもすかさず餃子の宣伝が!
 お店の両側にもちんや食堂の所有物らしき建物があるようですが、これらの建物は何なんでしょうな?一応メニューだけは書かれている。あと、選挙のポスターが。。。

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店内も摩訶不思議感満載!!

いざ店内に潜入。実に15年振りの来店ではあるものの店内の様子は以前から変わっていない。時代はどんどん進んでいるというのに。。。お客さんは夫婦1組のみ。店員さんは店長の増田さん夫婦とあと1方(息子さんかお弟子さん??)の3名体制でした!
▲手書きのメニューは見かけないため新鮮
早速メニューを注文します!以前からここの餃子は大好きだったため、餃子を頼むことは確定しているのですがあとは何にしようか??
外の看板を見るには、しいたけそばやもつ炒めがオススメっぽいので、今回はしいたけそばを注文しやした!次回はモツ炒めですな!!
▲挨拶を終え、厨房に戻る店主の増田さん
女将さんに写真撮影の許可をもらい、注文後に料理を待ちながら写真を撮っていると厨房から店主である増田さんがお客さん一人一人に挨拶をしに来ました。なんと腰の低く礼儀正しいのだろうか。
店主:「どうも本日はありがとうございます。遠くからお越しくださったのですか?」
私:「いえいえ、私すぐ近くの××という場所に実家がありまして!中学生の頃に来たこともあって15年ぶりに来店したんですよ。」
店主:「あ〜そうでしたか。あのあたりは昔は大きな木があったた林でしてね〜」
私:「あ〜そうだったのですか。」
店主:「はい、ゆっくりしていってくださいね!」
そう挨拶を終えると、店主は再び厨房に戻っていきました。
本日は土曜日ということだからか、ちょくちょくお客さんが来店してきました。思った以上に繁盛しているんですね!
▲机は分厚い木が使われたインパクトがあるもの
席も他の店にはない独特さがあります!椅子に関しては座布団が置いてあり、机はメチャクチャ分厚い木を板にしていました。断面から自然のすごさが感じられます。こんなでっかい木、どこから手に入れたのだろうか。
店内に置かれている色々なものは、増田さんの趣味で作ったものなどが置いてあるそうだ。ただそれだけではなく、エンジンの一部らしきもや無人島で濱口が使っているモリなども展示してあり、いささかコンセプトが謎だがそれがいい!!
 照明もレトロ感満載だ!

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「最後から二番目の恋」のロケで使われた!

▲店内に置いてあった寅さんの色紙
ちんや食堂には、数枚ではあるが有名人の写真も置いてある!店の中央に置いてあるのは、まさかの渥美清さんこと寅さんの色紙!だが、これは実際に来店した際に書いたわけではなく知り合いに頼んで書いていただいたものなんだそうです。
帰り際、会計の際に女将さんに「昔、寅さんも来たのですか?」と聞いたところ「あれは、知り合いに頼んで書いてもらったのよ」とのことだった。店主は寅さんの大ファンだったからなんですって!
さらに別の場所に2枚のサイン色紙が!
張っている付箋から、これは2012年に放送された「最後から二番目の恋」に出演していた小泉今日子と中井貴一さんの色紙ですた!実際にドラマで使われていたそうで、その際に書いていただいた色紙のようです。
確かにこんだけインパクトがある外観の店ですから、ドラマのロケ地としては印象に残りますわな!
今やトランプ大統領となったアメリカの大統領。前大統領のオバマさんが鎌倉の大仏に来た際の写真も展示してありました。下の写真は覚えていないのですが、上の写真に関しては大仏周辺のお店ではどこでも展示してある写真(笑)

料理はお世辞なしに美味い!

▲しいたけが鬼のように入っている激ウマしいたけそば
まず最初に運ばれてきたのがしいたけそば。懐かしい中華料理屋さんの味という感じで大変美味しかったです。ラーメンは数え切れないくらい食っていますが、基本スープを飲み干すことはほとんどないものの、このしいたけそばは全部飲み干してしまいました!
しいたけそばということもあり、これでもかというくらいしいたけが乗っかっております!正直ちょっとしいたけ多すぎると感じてしまいましたが、ラーメン自体が美味しかったので文句なし!
▲皮が柔らかく1個が大きいちんやの餃子
そして餃子の到着だ!中学生の時は親に連れて来てもらい、この餃子を食べれるのが楽しみだったんです!久々に食べましたが、昔のままで非常に美味しい餃子でした。
焼き面はパリパリですが、その裏側は非常に柔らかい!皮が結構薄めなんですかね。全体的に柔らか目で非常にあっさりした味でもあり、あっという間に5個完食してしまった。次回また注文しよう!!

ちんや食堂の歴史とは?

ちんや食堂にはこんな写真も展示してあります。人力車の奥に写っているのが昔のちんや食堂なのでしょうが、かなり昔ですね!そして現在店舗がある鎌倉市常盤はにはおそらく人力車は走っていないだろうから、昔は別の場所にあったんでしょう。
創業はかなり古そうですが写真の看板を見るに、昔は中華料理やというわけではなくトンカツ、カレーライス、牛鍋などを出していた食堂のようでした。
しかし、ちんや食堂の歴史に関しては話を聞くことができなかったです。というのも、お客さんがそれなりに来ていて忙しそうだったので。。。まぁ実家に帰った時にまた訪れてみますかね!
しかし、ちんや食堂は日曜日が休みというのが痛い。。私は普通に仕事をしている身なので訪問できるのが土曜日しかないんでね。。
神田駅前と御徒町駅前と書かれた看板が気になる!増田さんは一時期神田の中華料理店で修行をしていたということのようですが、それが関係しているのでしょうか。。

おわりに

久々の訪問であったが、15年経ってもちんや食堂は昔と変わらない営業を続けてきたようです。店主の増田さんは80歳近い年齢ながらも未だに厨房に立ち続けているのは凄い!今後も営業を続けていってほしいものです!!

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県鎌倉市常盤404
営業時間 11:00~18:00
定休日 日曜・第1・3月曜
駐車場 無料
電話番号 0467-31-8256
アクセス 湘南深沢駅から1,167m
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