自動販売機は面白い、わくわく自販機ミュージアム

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今回は、自動販売機について学びます。
群馬県には「わくわく自販機ミュージアム」という場所があります。
自動販売機は色々と奥が深く学び要素がたくさんありそうなので、早速行ってみることに!!

わくわく自販機ミュージアム

わくわく自販機ミュージアムは、群馬県前橋市の郊外にあります!!
こちらがわくわく自販機ミュージアム!
でも、建物全部ではなく一部ですが・・・
そして、ここは事前予約制で、予約すると係りの方が自販機について解説をしてくれます。
今回自分が伺った時間帯は自分しかいなく、自分1人に対して色々と説明していただきました。
係りの方、大変ありがとうございます!!
では、中を見ていきましょう。

わくわく自販機ミュージアム

いきなり正面に現れたのは、世界で最初の自動販売機です。
聖水は、傷口にかける水で、硬貨を入れるとその重みで受け皿が傾き、元に戻るまでの間、水が出てくるという仕組みなんだそうです。

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わくわく自販機ミュージアム

まずは、5分近くビデオ鑑賞をします。
内容は、自販機の歴史についてです。。

わくわく自販機ミュージアム

廊下には、自動販売機の歴史が書いてありました。
自動販売機は、1967年に新50円、100円硬貨が発行されたことにより、普及が進んだようです。
また、日本で最初の自動販売機は切手の販売機だそうです。
その切手販売機は1台しか作られていなく、現在は東京スカイツリーの方に実物が存在しているようですよ。

わくわく自販機ミュージアム

こちらの中には、色々な自販機が展示してありました。

わくわく自販機ミュージアム

中はこんな感じです!
そんなに大きなスペースではありませんが、10台以上の自販機が展示してあります。
では、1つ1つ見ていきましょう!!

わくわく自販機ミュージアム

まずは、ガムの自動販売機!!
今では、コンビニやスーパーで売られているガムですが、昔は自販機でも売られていたんですね!!
こちらは、1958年に登場したもの。

わくわく自販機ミュージアム

噴水ジュース販売機!!
こちらは、十円を入れると紙コップ一杯分のジュースが飲める仕組みだそうです。

わくわく自販機ミュージアム

ちなみに、自動販売機の硬貨を入れる部分って、口がこのように縦のものと、横のものがありますよね!!
これ、ちゃんと意味があるんだそうです。
①縦
縦は、現在は駅の券売機に用いられています!
なんで券売機が縦かというと、券売機って結構スピード勝負だったりします。
券売機は並びますからね!
そんで、硬貨って横にして入れるより、縦で入れた方が早く処理できるわけです。
なので、券売機は縦になっています。
②横
逆に自動販売機はまず並ぶことってないですよね!
さらに、奥には商品が詰まっていることもあり勢いをつけて硬貨を入れるわけにもいかない。
そのため、自販機などは横になっているようです。

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、そばとうどんの自販機。
現在はほとんど稼働していないようです!!
こちら、カップ麺が入ってるのかと思っていましたが、立ち食いそばなどで使っているゆでるだけの生麺が使われているものだそうです。

わくわく自販機ミュージアム

お金を入れたら、麺をお湯につけて湯切りをして麺つゆ入れて完成です。
この自販機の特徴は、管理者ごとに麺つゆなどの味付けを変えられる(アレンジできる)ことで、自販機によって味が異なるんだそうです!!

わくわく自販機ミュージアム

そしてこういう自販機には、このような許可書が張り付けてあります。
上で紹介したそば・うどんの自販機を設置するには、「飲食店営業」の設置許可を取得する必要があります。
その他には、銭湯などには、ビン牛乳の自販機が設置してありますよね。
それを設置するにも、乳類販売機の許可を取得しなくてはいけないそうです。
自販機って奥が深いですね・・・

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、ビンジュースの自動販売機。
1972年のものです。
1本ずつビンを手前に引き出して取り出す方式で、ビンが斜めに積み上げられているため、引っこ抜くと流れてくる仕組みです。

わくわく自販機ミュージアム

この自販機は、7種類のジュースを補充できます。
売り切れると一目でわかる仕組みです(笑)

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、ホットとコールドを両方兼ね備えている自動販売機。
ちなみに、日本ではホットの自販機が普通に置いてありますが、ホットの自販機は海外には中々ないんだそうです。
ホットとコールドを同時に満たす技術は難しいんだそうですよ!!

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、町中によくある自動販売機です。
自動販売機の横側が見れるそうです。

わくわく自販機ミュージアム

こちらは自動販売機の横側。
普段は見ることができませんが、横側はこんな感じになっているのです。

わくわく自販機ミュージアム

こちらでは「ゾーンクーリング」ということを行っております!!
ゾーンクーリングとは、自動販売機の全体を冷やすのではなく、売れそうな飲料だけ(自販機の下部)を冷やす方法です。
省エネをするために編み出された手法のようです!!

わくわく自販機ミュージアム

また、缶が下に落下していく時の衝撃を和らげるために、多少ジグザグになるようになっております。
これは、日本人によって編み出されたもののようです。

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、自販機の下部です。
写真の中央部に白いレバーがあるのがわかりますでしょうか??
商品が無くなるとこのバーは左側のように浮き上がります。
そうすると商品は売り切れとなるそうです!
しかし、この時商品は1個だけ残っている状態なのです(「5℃」の下の部分だけに残る状態)。
なんで1個残った状態で売り切れるかというと、商品を補充した際、いきなり補充したものが出るとまだ冷え切ってない状態になる可能性があるため、1個だけ残しているんだそうです!!
なるほど!!

わくわく自販機ミュージアム

こちらは、「ライフラインベンダー」という自動販売機です。

わくわく自販機ミュージアム

災害時には、手動のハンドルを回せば充電できるんだそうです。
そうすると、自動販売機が貯蔵庫と化すため、災害時でもしばらく水分は確保できるようになるのです。
ちなみにここで充電したものでは携帯の電源も確保できるそうです!!
自販機って凄いんですね!!

わくわく自販機ミュージアム

自動販売機のうんちく!!
自動販売機には、写真のように設置してある場所の住所を書くようにしているそうです!
今現在、全ての自販機がってわけではなくこれからそうしていくようです!
そうすると、警察に連絡しなくてはいけない時などに、住所を伝える際に、携帯で調べずに自販機があればここを見ればいいわけです!!

わくわく自販機ミュージアム

最後に、こちらは「透明型液晶ディスプレイ自販機」です。
インテルが製作した自販機であり、正面のガラスが液晶ディスプレイになっているのです!

わくわく自販機ミュージアム

液晶をタップすると、商品の詳細が表示される他、液晶に写っている動物にタッチすると動物が動くなどの面白要素も追加されているそうです。
こちらの販売機はまだ市場に出ていないものなので、これから出てくるそうです。
楽しみですね!!!
 自販機は本当に奥が深いですね!!
今回の訪問の際に説明していただいた係りの方には本当に感謝です。
知ることが好きな方や、自動販売機に興味がある方には本当にお勧めのスポットです!
ぜひ一度来てみてください。。。

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参考文献

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詳細・地図

住所 群馬県前橋市粕川町中之沢152
営業時間 9:30~18:00 (土・日・祝日は~19時)
定休日 無休
入館料 無料
※事前予約制となっております
駐車場 無料
電話番号 不明
アクセス 武鉄道「赤城」駅よりタクシーで約20分
北関東自動車道「伊勢崎IC」より車で約20分
リンク http://www.jvma.or.jp/information/information_2.html
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