日本で唯一の珍ラーメンが食べられる店、菊や

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今回のテーマはラーメンです!!
知の冒険では、色々なご当地ラーメンなどを紹介してきましたが、今回は珍ラーメンです!
しかも、おそらく日本でここだけでしか食べられないラーメンもあるお店です。
では行って見ることにしましょう。
そのお店は、東京都の足立区にあり、北千住駅から徒歩20分くらいの場所にあります。
それが、この「菊や」というお店。

外観からしてなかなかの老舗のようだ!!
店内は、カウンター7席のみというこじんまりとした感じ。
では、潜入してみましょう。
私たち2人が訪れた時には、先客の方が3名いらっしゃいました。
なにやら、店主と楽しく談笑している感じ。

メニューは、こちら。
「紫色ラーメン」「水色ラーメン」「黄色ラーメン」「青色ラーメン」「赤色ラーメン」「健茶ラーメン」「納豆ラーメン」「牛乳ラーメン」「アイスクリームラーメン」などなど、今までに見たことのないラーメンのオンパレード。
ってか、「アルカリラーメン」って何だ??
ということで、私は「アイスクリームラーメン」を注文し、相方は「紫色ラーメン」を注文しました。
紫色ラーメンは、色が変わるんだそうです(笑)

机の上には、どんぶりの中に大量のワカメが。
ワカメ取り放題なのかと思ったら、トッピング用に使う増えるワカメを水につけているだけだった。

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店主は、めちゃくちゃ陽気な方で、嘘をつきまくります!!
では、今回の訪問で店長と話した内容をずらりと紹介したいと思います。
・うちのチャーシューは荒川の野犬の肉
なんだそうです。
なんどこの話になっても、店主は頑なに野犬の肉だと言い張ります。
さすが、珍ラーメンの店主。
最高です。
・うちのラーメンは、荒川にいる鯉、野犬、フナで出汁を取っている
んだそうです。
そのため、「うちのラーメンには毒が入っているから、帰りは倒れないようにね!」と言われます。
最高です。
・鶏ガラは、荒川に来る鷺などを使っている
月曜と木曜は定休日なのですが、これらを捕獲しに行くための休みなんだとか!!
いや〜、こういう人がたくさんいたら、世の中明るそうです(笑)

厨房には、「食べログ話題のお店」のステッカーが貼ってありました。
最近の名店には、よくこれ貼っていますよね!!

厨房の奥に置かれた、紫キャベツ!
こいつは怪しい(笑)

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ということで、先に相方が頼んだ「水色ラーメン」のスープが出来たようです。
店主が、「まずはこんな感じの紫色になります。ここから色が変わるからね!!」と一言。
先ほどの、紫キャベツの影響で、薄い紫色に染まっているスープ。
果たしてここからどんな変貌を遂げるのか??

そして、出てきました「水色ラーメン」。
紫キャベツは色をつけるためだけかと思いきや、具材にも使われていた!!
そして再度店主が、「ちょっと、この小皿にすくってみてください。お酢を加えると、色が変わるから!!」と一言。

ということで、小皿にすくい、ここにお酢を投入することに。

すると、みるみるうちにピンク色に変化するではありませんか!
ラーメン屋でこんな経験ができるのは、日本全国でおそらくここだけでしょうね!!
ちなみに、味に関しては、おいしかったです!
見た目では想像ができないほど、いたって普通に美味しいラーメンでした!
これはこれで意外。
続いて、私が注文した「アイスクリームラーメン」を調理しだしました。
そして、丼にスープと麺を入れたあと、店の奥から何かを取り出してきました!!
それが、まさかの「モナ王」(笑)。
包丁で、モナ王を綺麗にさばいてだしてきたラーメンがこちら、

これが、「アイスクリームラーメン」。
一見すると、アイスの部分が食パンにしか見えないという錯覚にとらわれますが、これはアイスクリームです!!
その上に、ゆで卵と、なぜか青海苔がふりかけてある。

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麺は、ごく普通の太さの麺。
硬さはデフォルトで少しカタメであるが、私には程よい固さだった。

最初は普通に食べて、その後アイスクリームを溶かして食べてみることに。
これはね、好みによると思いますが、美味しいとはなかなかいいがたい味(笑)
ただし、まずいというわけではない!!

そんなさなか、相方は先に完食していました。
途中でオスを投入したということで、Finishした際にはスープはこんな色に!!
なんか、いい感じの豚骨ラーメンに見えなくもない。

食事の最中に、コーヒーも一緒に出してくれました。
しかも、自分のラーメンは冷えているラーメンだからということで、器に似合わず暖かいコーヒーを出してくれました。
コーヒーとラーメンというコラボレーションも楽しみました!!

そんななか、私はアイスクリームラーメンを食べます。
初めはいいが、だんだんアイスクリームがしつこくなってくる。
ってか、モナ王ってただでさえデカイのに、あれがまるまるラーメンに突っ込まれているわけですからね!!
食事しながらだと、減退しかねない写真ということを詫びておきます。
そんな中、無事に私も完食。
その後も、店主は色々な話をしてくださいました。

このお店は、なんと創業50周年。
店主が言うには、「ただ、今みたいな感じでふざけだしたのは25年前くらいですよ!」とのこと。
 ふざけていなかった時は、結構忙しかったんだそうです。
しかし、そのせいで奥さんが過労で倒れるなどのような事態が起こり、真面目にやって忙しスギッルのは良くないということから、ふざけだしたそうです。
最近では、テレビの取材もよく来るんだとか。
しかし、ディレクターの方から「ここのラーメンは何で出汁を取っているんですか?」と聞かれると、必ず先ほどのように「野犬」のようなフレーズを使うんだそうです。
すると、ディレクターは困惑し、「こんなのテレビで流せないですよ!!」となるとか(笑)
テレビ泣かせのユニーク店主です。
そのため、どんだけテープを回していても、一向に本当にことおいってくれないため、かなりのテープがお蔵入りになってしまっているんだとか!
もう、そもな流してもよくないか?
みんな嘘だってわかるし!!
来てみると、ラーメンは珍しいし、店主から色々な話を聞けたし、大満足の菊やでした!!
最後に、お店の外に出て、おまけ!!

このお店は50年前から営業しているそうですが、このお店の通りは、現在は住宅街になってしまっていますが、元々はラーメン屋、お寿司屋、蕎麦屋、駄菓子屋などなど色々なお店があったんだそうです。

しかし、時代の流れか、皆が駅前のお店で消費をしてしまうことにより、駅から離れたこの場所からはどんどんお店が減ってしまい、今では菊やしか残っていないんだそうです。
店主の言葉が少し身にしみました。
「やっぱ、貧乏に慣れてないとダメだよね!うちはお客さんが少なくても大丈夫だもん。
他の店は、客が来なくなった途端にダメだと思ってすぐに閉めちゃうもんね!」
そんな名物店主がいるお店!!
また、今度はアルカリラーメンでも食べに訪問をしたいものです。
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詳細・地図

住所 東京都足立区千住大川町10−3
営業時間 11:30〜15:00、18:00〜20:00
定休日 月曜日,木曜日
駐車場 なし
電話番号 03-3888-5032
アクセス 北千住駅から徒歩13分(1.1km)
リンク http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13023725/
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