さくらんぼを学ぶ、さくらんぼ会館

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今回の記事は、さくらんぼについてです!
そして、いきなりですがここで問題です。
さくらんぼの生産が日本一の都道府県はどこでしょうか??
答えは・・・・・
山形県なのです!!
国内生産分の7割近くが山形県だそうですよ!
ってことで、山形県でちょっとさくらんぼについて学べる場所があるということで行ってみることにしました。

さくらんぼ会館

ドデカイ看板が現れた!!
そして、看板の色はさくらんぼカラーなのです。

さくらんぼ会館

こちらが、学べる場所があるという道の駅さがえ!!
さがえとは漢字で「寒河江」と書きます!
なんか読み方かっこいい(笑)

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さくらんぼ会館

そして、このさくらんぼ会館に、色々さくらんぼについて知れる資料があるんだとか!
入ってみましょう!!!

さくらんぼ会館

そのさくらんぼ会館!!
天井にはドデカイさくらんぼがあるではないか!!
メタリック色になっているが、どうせなら色もカラーにして欲しかったなんてね・・・

さくらんぼ会館

ここは、博物館や資料館って程ではないですが、軽く資料を展示していて「気になった人はちょっと見ていってくださいね」的な感じで展示してありました!!
では早速学んでいきましょう!!
ます、さくらんぼの原産ってどこかご存知でしょうか??
私は、日本だと思っていましたが、違うようです!!

さくらんぼ会館

何と意外や意外、原産国は「トルコ」なんですって!!
そして、いきなりですがさくらんぼの雑学についておもしろそうなものをいくつか紹介します。
・さくらんぼの種吹き飛ばし大会
寒河江市では、毎年「さくらんぼの種吹き飛ばし大会」という大会を開催しているそうです!!
どういう大会かは説明する必要はないと思いますが、口に入れた種をいかに遠くまで吹っ飛ばせるかというもの!!
そして気になる大会記録は、2015/05/21現在では、なんと「23.05m」だそうです!
まじ!?
種ってそんなに遠くまで飛ばせるの??
無理なんですけど(笑)
・さくらんぼは同一品種では栽培できない!?
さくらんぼは「自家不和合性」といって同じ品種では受粉しないため、違う品種の花粉が必要になるのだそうです!
つまり、さくらんぼの栽培しているところを見ると、必ず違う品種が育てられているのだとか。
これはビックリ。
・スーパーなどで食べたさくらんぼの種で栽培が出来る!?
のだそうです(笑)
しかし、上記で述べた通り、まず2品種が必要であるということと、育つまでに10年くらいかかるようです!!
・さくらんぼの実は、雨にあててはいけない
 さくらんぼの実は黄色くなり始めた時に、雨にあたると実が割れてしまうそうです。
そうすると商品価値が無くなってしまうことから、さくらんぼ農園では高価なビニールハウスなどが必須で、それがさくらんぼが高価になってしまう要因の一つなんだそうです。

さくらんぼ会館

続いて、さくらんぼ歴史について。
日本におけるさくらんぼの歴史は、明治4年頃まで遡ります。
北海道開拓使庁において、アメリカ人「ホラシ・ケブロン」の助言により、さくらんぼ、りんご、ぶどう等の西洋の果樹をアメリカから導入し、日本において果樹栽培の歴史に一大改革をもたらしたのです。
その後、さくらんぼは太平洋戦争の際、戦争による食糧難のため、さくらんぼが切り倒され、豆や麦が植えられるようになります。
しかし、戦争も終わり、1950年には盛んに植えられるようになります。
その後、天皇陛下に献上したり、 アメリカ産のさくらんぼが輸入されるようにもなり、「さくらんぼの日」が制定されるようになり、、、今に至ります!!

さくらんぼ会館

また、お米には「コシヒカリ」「ササニシキ」などの品種がありますよね!!
さくらんぼにも品種があるそうで、主要品種は「佐藤錦」というものだそうです。
”佐藤”と付くと「佐藤さん」から来たのか??と思う方がいると思うのですが、その通りです。
その品種を作ったのは、「佐藤栄助」という方。
元々は醤油醸造業を営んでいましたが、株で財を失ってしまい、果樹園経営を始めたそうです。
その後、さくらんぼの県外輸出を試みるわけですが、実割れと腐れに困り果て、大正元年から品種改良を行ったそうです!!
それによって出来たのが、「佐藤錦」なんですって!!

さくらんぼ会館

さくらんぼは「桜桃」という別名もあります。
花もサクラに似ていますよね!!
さくらんぼは、サクラと同様に”バラ科”の植物なのです。

さくらんぼ会館

サクランボ狩りの時期は、6月前後なんだそうですよ!!
サクランボは出荷時期が短いですが、それは収穫が短期間だからだそうです。
1つの木に5,000~10,000個もの実が成るそうで、1つ1つを人間の手で取っているんだとか!
手間がかかってますね。。。。

さくらんぼ会館

 道の駅の正面には、広大なさくらんぼ農園が広がっていました!!

さくらんぼ会館

普段何気なく食べているさくらんぼ。
しかし、色々調べてみると色々学べるものですね。
次からはさくらんぼを食べるときは、どうやったらこの種を23m以上飛ばせるか考えながら食べることにしましょう~~(笑)
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詳細・地図

住所 山形県寒河江市大字八鍬字川原919-6
営業時間 9:00~18:00(11月~3月は17:00まで)
定休日 無休
入館料 無料
駐車場 無料
電話番号 0237-86-1811
アクセス 寒河江ICから車で約5分
リンク http://www.michinoeki-sagae.com/
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