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吉田松陰という人がかつておりましたね。
世田谷区には、「松陰神社前」という駅があり、その近くには吉田松陰を祀った神社があるそうです!
それを知って早速行ってみました。
ここが松陰神社です。
まず思ったのは、鳥居が黒いぞ!!
赤じゃないのかね??
吉田松陰は、1830年に現在の山口県に生まれます。
とにかく学問を勉強する人で、松陰は周囲の外国事情に敏感でした。
中国でアヘン戦争がおこり、周辺の外国船が来るようになると、このままでは日本も侵略されかねないと、西洋文明や兵学を学ばれます。
学問だけでなく行動力もあり、鎖国の時代には、日本に来航した船に乗り込もうと試みるなどの一面も見せたんだとか。。。。
こちらが、吉田松陰が開いた「松下村塾」。
「まつした」じゃなくて「しょうかそん」なのでご注意!!
松陰はよく勉学に励み、家族に孟子などの講義を行っていました。
すると、その講義に多くの若者が集まり、叔父が開いた松下村塾の塾主を務めたんだとか。
ここの教育は以下のような目的で行われました。
・「君臣の義」
君主と臣下の間で守るべき正しい道
・「華夷の弁」
日本と外国との違いを明確にすること
・「奇傑非常の人」
人並み外れた優秀な人材
を育むことでした。
この塾は誰でも入塾でき、また先生が手を加えて正していく教育ではなく、自分で気づかせ個性を生かしていく教育でした。
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松下村塾は2年ほどしか開いていなかったのですが、ここでは「伊藤博文、木戸孝允、久坂玄瑞、山縣有朋」などが学ばれたんだそうです。
松陰様に、畏敬の念を込めてお参りしてまいりました。
ここが吉田松陰のお墓です。
松陰神社は、お墓があるここ世田谷区と、生誕の地である山口県萩市にもあり、どちらも学問の神としてたたえられています。
安政5年には、井伊直弼が大老となり、日米修好通商条約を結ぶなどして、海外との幅を広げようとしていました。
しかし、吉田松陰らはそのことに強く反対しました。
反対したことによって井伊直弼に目をつけられてしまい、松下村塾は閉塾せざるを得なくなり、松陰は投獄されてしまいます。
その後、わずか30歳の若さで処刑されてしまいます。
これが安政の大獄です。
やはり吉田松陰という名前はすごいですね。
今日は日曜日ということもあったのか、人がたくさんおりました。
学問の神というだけあって、受験生なども訪れるんだろうか??
銅像がありました。
顔は今まで知りませんでしたがこのお方なんですね。
右手には何か持っていますが、学問に関する書籍でしょうか??
日本史は中学で勉強したのですがあんまりよく覚えていません。
なので、スポットを巡りながらでも覚えなくては・・・
日本史って、机の上よりもこうやって巡りながらの方が頭に入りやすいような気がするんだけどな~~。
日本史を勉強するお寺ツアーとか面白そう!!
でも、もうどっかでやってそう・・・・
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詳細・地図
住所 | 東京都世田谷区若林4−35−1 |
---|---|
営業時間 | 神社開門時間(参拝可能時間):7:00~17:00(通年) お守り、お神札受付時間:9:00~17:00(社務所休務日を除く) ご祈祷(社殿でのお祓い)受付時間:9:00~16:30(恒例祭典時及び社務所休務日を除く) ※社務所は不定期で休務する場合があるので要確認です |
駐車場 | 無料(20台) (平成29年4月1日より有料となります) |
電話番号 | 03-3421-4834 |
アクセス | 東急世田谷線松陰神社前駅下車、松陰神社通り商店街を北へ徒歩約3分 |
リンク | http://www.shoinjinja.org/ |