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神奈川県の横須賀市に来ております。
なんでも横須賀市の、ある公園が崖だらけで、ボルダリングをする人達の間では有名な公園があるんだそうです。
人工的に作られた岩壁が多数存在する公園らしく、その謎に迫りましたよ!!
車を止めて、いざ公園内へ!!
早速「磨崖仏」への案内看板が登場しました。
磨崖仏への道は結構険しい。
普通に登山道のような感じになってきました。。
夏になると蜂でも出そうだな・・・・・・
そして、歩いて5分程で早速岩壁が姿を現した。
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結構な岩壁です。
訪れたのが夕方近いこともあり、登山道は周辺が遮られているため結構暗いです。。
そして、iPadで撮影しているため、写真を明るく出来ないのですがご容赦ください(笑)
磨崖仏様へはそう簡単にはたどり着けません。
15分近く歩いた感じでした。
まだまだ道は長い・・・・・・・・・
群馬県の妙義山のようにゴツゴツしていることから、「湘南妙義」というあだ名がついているんだそうです。
壁にはやたらと穴が空いているのが分かりますでしょうか?
これ、ボルダリングをやった人が空けまくった穴なんだそうです。。。。
なんでボルダリングが禁止かというと、ここの地層は「第三期凝灰岩」であり、この岩質が結構もろいため、禁止にしているようなことが看板に書いてありました!!
色々なところに「壁登り禁止」と書かれた札が貼られていますが、登る人は後を絶たないんでしょうか??
すごい道!!
罠が仕掛けてあって岩壁に挟まれたりしないよね。。。
崖の間をすり抜けていきます。
そして、磨崖仏はこの裏にございます!!
そして出た。
これが横須賀市に顕在する磨崖仏様!!
いったい誰が、何の目的でこんなものを作ったんでしょうか・・・・
この彫刻は、逗子市在住の「川口満」氏の依頼により、横須賀市在住の彫刻家である「藤島茂」氏が昭和40年頃に制作したものなんだそうです。
しかし、それ以上の詳しい詳細は調べても出てきませんでした。
ちなみに、この磨崖仏は「弥勒菩薩像」だそうです。
弥勒菩薩像とは、釈迦が入滅した後56億7000万年後に現れ、人々を救済すると言われている仏です。
弥勒とは「慈から生まれたもの」という意味です。
片足をもう片方の足の上にくみ、どうすれば人々を救済できるかを考えている様を現しているんだそうです。
ここは鷹取山公園ですが、「鷹取」という名前には以下の3通りの由来が候補に挙がっているんだそうです。
①太田道灌という人が鷹狩りをしたこと
②鷹が多くいて、鷹を取ったことによること
③高い所を示す言葉に「タカットー」の語意があり、これが「タカトリ」となった
そして、この絶壁群は明治から昭和初期にかけて石材を採取したために生じたものなんだそうです。
せっかくなので公園の頂上に行ってみることにしました。
結構夕暮れが近いですがラストスパート!!
しかし、階段や坂が待ち構えていて27歳のシステムエンジニアの体には結構こたえる。。。。。
もうちょいだ!!
なんか結構ガチなルートになってきた。。
この岩をロープを使って登らなきゃいけないらしい・・・
そして、公園の頂上に到着!!
鷹取山公園という名前なので、ここが鷹取山の頂上といっていいんでしょうか??
標識が無かったのでよく分かりませんでした。。。
頂上からの園内風景はこんな感じ。
正面の崖の上に塔みたいなものが建っていますが、あそこは結構有名な夜景スポットだそうです。
景色はよいのですが、風もかなり吹いていて頂上は狭いので、かなり怖かったです。
高所恐怖症の人には結構厳しいかもしれません。
頂上から、崖の下の景色。
落ちたら、絶対死にます!!!
ふもとは、やたらと岩場が垂直に切り立っていて何か人工的に削られた感が満載です。
横須賀市にこんなところがあるとは思わなかった。
こんだけ絶壁が多いと異様な感じもしますし、行ってみてインパクトはあったな~~と思います。
しかし、磨崖仏作成の背景やこの石材に関する歴史がもう少しわかればより興味がわくんですけどね!!
もう少し調査が必要かもしれません。
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詳細・地図
住所 | 神奈川県横須賀市湘南鷹取3丁目3 |
---|---|
営業時間 | 終日解放 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 046-822-8333 |
アクセス | 京急追浜駅から湘南たかとり団地循環バス「たかとり小学校」下車徒歩10分 |
リンク | http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4130/sisetu/fc00000978.html |