千円札の裏側に描かれた風景は「山梨県南都留郡」に実在する!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回は景色に関する記事になります!現在の千円札と五千円札の裏側には富士山と湖が描かれていますよね?ここで写っている湖は富士五湖の一つである「本栖湖」であり、この風景を実際に同じ景色を見ることができる場所があるようです。
ということで、記事にすべくその景色を拝みに行こうではないかということで行ってまいりましたので、その一部始終を以下に記載しますよ〜!
本記事のポイント

・千円札の裏側に描かれる景色は、本栖湖の近くから見れる
・その展望台は、麓の駐車場から30分ほど山道を歩いた場所にある
・岡田紅陽氏が撮影した写真が使われたそうで、三万点の写真の中から選ばれた

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千円札と同じ風景はどこから見れる?

千円札の景色
その場所は、富士五湖の一つである本栖湖周辺から見ることができます。本栖湖は富士山の北西に位置する湖。大変透明度が高く、周囲の大規模な観光開発が行われていないこともあり、未だ多くの自然が残されている湖でもあるのです。
千円札の景色
その本栖湖の北西部に、千円札の景色が見れるポイントがあります。そのポイントは登山道を登る必要があり、麓の駐車場から上部の図のような感じで登っていきます!位置関係は大体ですので、ご理解を(笑)

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なぜこの風景が採用された?

千円札の景色
▲今の千円札に写る、本栖湖の景色
何事にも理由はあるもの。いろいろ探してみると、中には適当に調べてみたものの思った以上に深い理由があるなんてこともありますね!普段何気なく使っている千円札ですが、富士山と本栖湖の風景が採用された理由は何なのか?その答えは、財務省のHPに記載されています。
簡潔に言うと、「壱万円札と五千円札と同様に風景を選んだということと、富士山が日本人に馴染み深いから」ということのようです。まあ、そんなに深い意味があるというわけでもないようです。
ちなみに、千円札などの紙幣はよく都市伝説でもとりあげられ、これはこの事件を予告していたみたいな話がありますがあれはどうなんでしょうかね??まぁ事実かはさておき、話のネタとしては面白いですが。。。

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実際に行ってみた

目的の山梨県にある本栖湖へと足を運んできました。しかし、今回のスポットでは任務を完了するには行くだけではダメで、ちゃんと千円札の風景と同じ景色を写真に収める必要があります。そう、天候との戦いでもあるのです。
ということで、晴れることを祈りつつ車を本栖湖へと走らせるのでした!

1度目の訪問!しかし・・

千円札の景色
▲雲がかかって富士山が見えない・・
金曜日の夜、仕事を終えてすぐさま実家にある車で本栖湖へと向かいました。そして、車中泊を経て夜が明けると・・・。
あちゃーー( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
晴れてはいますが、雲がかかっちゃってるわ・・。実家の鎌倉から3時間30分近くかけてぶっ飛ばしてきたのに無念の結末。これはもう一度来るしかないですね!
千円札の景色
付近にはこのような看板も!「この上は有名な千円札の富士山撮影ポイント・・・」という文字が!何で最後は「・・・」なのでしょうか?( ;∀;)
ということで、今回は撤退!!

2度目の訪問!

千円札の景色
▲またしても富士山に雲が・・
ということでもう一度訪問いたしました!また、金曜日の夜に仕事を終えた後車をぶっ飛ばして夜中に到着。そして車中泊を経て、明け方に富士山の様子を確認だぜ!!
で、早朝の景色がこんな感じになっていた!( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
んうぉ~~!また雲がかかってるやないか・・。早朝6:00ということもあって眠いし、雲かかっててテンションも下がるし・・。もう嫌になったので再度車の中で眠ることに・・zzz
千円札の景色
だがしかし、数分後に目覚めると日の出が出てくるではありませんか!そして、先ほどとはうって違って雲がどんどんはけてきました(#^^#)
これはいい感じになってきたぞ!!!
千円札の景色
▲雲が無事にはけて文句無しの天気に
そして時刻は午前8:00頃になるとようやく雲がはけました!やった(#^^#)
待ってよかった!ということで、ここは麓の駐車場なので、早速千円札と同じ風景が見れる展望台へと登っていくことにします!

本栖湖は有名な富士山スポット?

千円札の景色
▲富士山鑑賞の人気スポットなのか人が多い
展望台に上る前に1つ確認です!2度の訪問でわかったのが、ここには朝になると多くの人が来るようになるということ。1度目の訪問同様、駐車場で車中泊をしていたわけですが、朝に目が覚めると多くの車が押し寄せるのですが、それは駐車場からはみ出る形で車を停めるほど。
千円札の景色
こんな感じですよ!写真を撮った後にもさらに車が押し寄せ、左端にある私のVitzの後ろにまで車が駐車するほどでしたんよ!みんなどこからここの景色が美しいということを知ったんでしょうかね??
ってか、そもそもこの場所ってメジャースポットなの???

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展望台へ登る

千円札の景色
早速展望台に登ります。このお知らせには約30分登ると展望台があるとのこと。普段山には登る方なのではあります、30分となるとまあまあ歩く感じですな!朝から辛っ!!
千円札の景色
そこまでちゃんと整備されていないような山道を登っていきます!!基本的にここの景色を見に来る方は麓で留まって、上までは登らないようですね。まあ、そりゃめんどくさいっすもん(^^;)
千円札の景色
山道はひたすらこんな感じ。何かの広葉樹林が生えてるだけの景色を数分歩き続ける形になります。まあ歩いた感触は、そこまで辛くはない感じですね!!!
千円札の景色
10分近く登り続けるとこんな目印が現れました!ここから割と平たんな道を歩く形になります!
千円札の景色
道の分岐点に到着。さらに看板が現れましたが、ここから一体何分かかるのか??
千円札の景色
そして、ようやく展望台に到着しやした!登った時間は約15分。麓では30分と案内してありましたがその半分のタイムで到着だお!

これが千円札の風景だ!

千円札の景色
▲見事に現れた千円札に描かれる景色
きたーーーーー!!ちょっと雲はあるものの、文句なしの快晴(#^^#)
そして富士山がなんと綺麗な事でしょうか!!確かにこれぞ千円札の裏に描かれている景色そのものではないか!!
千円札の景色
もちろん千円札も持ってきました!本当に千円札の景色と瓜二つかを確認するためだ!
千円札の景色
▲確かに千円札と同じ景色に見える・・
千円札と照らし合わせてみたものの、リアル富士山がぼけてしまってよくわからなくなってしもうた・・・。そんで写真では伝わらないですが、朝ということもあってか寒い・・。
千円札の景色
しかし本当に綺麗だ、本栖湖の周辺は大規模な観光開発が行われていない場所であるため湖と緑しかない景色。まだ昇っている途中の日の光が当たって本栖湖がめちゃくちゃまぶしい。
千円札の景色
この写真の風景は、岡田紅陽という写真家の作品である「湖畔の春」がモデルとなっているようです。岡田氏が写真を撮影した場所は、厳密にはこの展望台ではなく、ここから少し上った岩の上から撮影したのだそうです。
しかし、なんという壮大な景色。本日は逆さ富士は見ることができませんでした。日が湖を照らしていることと、おそらく湖面が風の影響を受けているものかと。日中の風のない時に、逆さ富士は見えるんだそうですよ!
いや~普段は都会のコンクリートジャングルにまみれている私には本当に目の保養になります。心が癒されます。。。
千円札の景色
ぼーっとしているとあっという間に日が暮れてしまいそうだ。。。
千円札の景色のモデルを撮った岡田紅陽(本名:岡田賢治郎)は1895年8月31日新潟県中魚沼郡生まれ。早稲田大学を入学してから写真に興味を持ち始め、そこから富士山を撮影することに生涯をささげることになったとのこと。
岡田氏が撮影した富士山の写真総数は数十万枚にも及ぶようで、千円札のモデルは3万点の中から選ばれたんだとか。
千円札の景色
▲岡田氏が宿泊していた民宿
麓に戻りました。登る直前に取り忘れた一軒の建物。この建物は、岡田氏が常宿にしていた民宿なんだそうです。1Fが食堂になっていて2Fが民宿のようです。現在も岡田氏の写真や「湖畔の春」が展示されているんだそうです。
千円札の景色
今度は観光バスもやってきました。どこかのツアーにここからの景色を見る予定が入っていたのでしょうか??
千円札の景色
やはり富士山は日本人にとって大切な山なんですね。景色を見るべく本当に多くの方がやってきて写真を撮りまくっております。

おわりに

何気なく使っている千円札ですが、そこには一人の写真家が撮影した写真が元となっており、現在もその景色を見ることができます。岡田氏の人生はどんな人生だったのか?
忍野の方面に、岡田氏の美術館もあるということなので今度はそこに行ってみようとも思います。まだまだ、知の冒険は続いていきそうです。。。

参考文献

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詳細・地図

住所 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉
訪問時間 いつでも可能
アクセス 中央自動車道河口湖ICよりR139本栖湖方面 約30分、東名自動車道、新富士ICより河口湖方面 約50分
リンク http://www.navi-city.com/tokusyu/tokusyu_satsu.html
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