山梨県にある日本百名山「大菩薩嶺」は多くの歴史を秘めた山だった!

今回の記事は、山梨県にある日本百名山の山である大菩薩嶺に焦点を当てた記事になります。大菩薩嶺はかつて旧青梅街道として武蔵国と甲斐国を結んだ拠点でもあった他、大菩薩事件という日本赤軍による事件も起きた場所でもあるのです。
今回はそんな大菩薩峠に上った体験記と、この地の歴史を踏まえながら以下で紹介していきたいと思いまっス!!
本記事のポイント

・大菩薩嶺は標高2,053mで、日本百名山に選ばれている山
・大菩薩峠は、富士山や甲府盆地が見渡せる絶景の場所!
・麓にある「福ちゃん荘」という山荘は、連合赤軍の事件があった場所

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大菩薩嶺の頂へ向かう!

▲大菩薩嶺の登山ルート
今回の大菩薩嶺登山は、2016年12月11日土曜日の早朝からスタートです。東京からレンタカーを借り、会社を出て山梨県に直行!国道411号線を通り、心霊スポットで有名な花魁淵を通過して、大菩薩の麓へとやってきました。
そして大菩薩嶺に行く際には、冬季閉鎖に気を付けなくてはいけないんですね!2016年は12月12日に塩山停車場大菩薩嶺線が閉鎖になるということで、今回の登山はギリギリセーフということで事なきを終えました。無事に上地図の赤い線の部分を通り、今回の登山口である上日川峠へと到着したのでした!

早朝5:30から登山開始!

▲早朝4:00に麓の駐車場に到着
ということで、今回の登山を行ったのは12月。冬季閉鎖になるギリギリの時期に日本百名山である大菩薩嶺を制覇しようという目論見(もくろみ)です!ちなみに、本日は金曜の真夜中(土曜の早朝)。会社での仕事を終え、会社の先輩方とそのまま直行で来て車の中で仮眠をとってからの登山になります!
登山口に到着したのが早朝4時!ここから1時間くらいの仮眠をとっての突撃となる!
そして仮眠を終えて登山準備を開始!私が登山をするのはきまって日が出る前の早朝なのがほとんどなんですね。なんでかというと、この誰もいない暗闇を歩くという孤独感がたまらないのと、ご来光や雲海を拝みたいからなのです。12月の早朝5:30ということで、もう暴れたくなるほど寒いのでとにかく防寒対策を念入りに立てて出発を待つ。。。

暗闇の中登山開始!

▲早朝5:30から登山開始
真っ暗闇の中登山を開始する。今回の登山では会社の先輩方3名とともに登山を開始。普段のスポット取材では基本一人で行動をする私にとっては、複数人でスポットに行くという方がごく稀。こんなボッチな私にも友達は少し入るのですよ(笑)
今回の登山コースはこんな感じだ!大菩薩嶺を登るときは、やはり景色がいい大菩薩峠も抑えたいため、峠を寄る形のコースにした。というか大抵の人がこのルートを選ぶんじゃないですかね!我々が実際にかかった時間も一応載せておきますので、もし登る方がいらしたらご参考に!!
歩いてはいるものの、とにかく寒い。
徐々に視界が開けてきて夜も明けてきた。この時点で時刻は6:16。登り始めてから50分近くが経過してようやく第一ポイントの大菩薩峠が見えてきそうだ!
あの上が山頂なのだろうか?とにかく初めての山は毎回詮索の繰り返しになるのです。一回登山をするとあとどれくらいとかがわかるため精神的に楽なのですが、初めての登山だとあとどのくらいかが読めないため少し精神的にきつい!
山登りをするとわかるのですが、登っていると度々山頂かと思いきやまだ山頂は先だったというケースがよくある。このことを「偽ピーク」というそうです。

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主要ポイントの大菩薩峠に到着!

▲大菩薩峠に建つ山荘「介山荘」に到着
ようやく第一ポイントの大菩薩峠に到着しました。ここから尾根伝いに進んでいき、大菩薩嶺まで登ることになります!ここで現れた建物は介山荘(かいざんそう)という山荘。
開けた休憩ルームといったところか。さすがに早朝というだけあって誰もいなかった。ここには大菩薩峠のオリジナルグッズも多数売っておりましたぞ!
大菩薩嶺は日本百名山に含まれる有名な山なんですね。私は今まで日本百名山というと富士山、槍ヶ岳、奥穂高岳、乗鞍岳、八ヶ岳、天城山、金峰山、瑞牆山、木曽駒ヶ岳、鳳凰山山、北岳くらい登ったかな??
日本百名山は、深田久弥(ふかたきゅうや)というお方が書いた山岳随筆であるのです。そう、日本百名山とは1個人が山を100個選んで随筆したものなのですが、それが有名な登山入門書みたいな感じになって山を登る際の指標というか「100個のうち何個登ったか」などのコレクション精神をそそったわけです。深田さんは石川県加賀市の出身のようで、加賀市には深田久弥の山の文化館という博物館があるようです。機会があったら行ってみたいものです。。
この介山荘は、麓(ふもと)の道路が冬季閉鎖であっても営業しているよう。ネットをあさると年越しを介山荘で過ごすという方もいるそうです!
 吸殻入れに書かれた介山荘の文字が怖ぇ~・・・

大菩薩峠はめちゃくちゃ景色が綺麗!

▲大菩薩峠では甲府盆地が一面に渡せる
大菩薩峠はすごい絶景ですぞ!ここは結構霧が発生しやすい峠であるようなのですが、私が訪れた際はもう全開の快晴だったのである!!!(*’▽’)
上の写真では山の合間に甲府盆地が綺麗に見えているのがたまりませんわ!こりゃ夜景もかなり綺麗に見えるんでしょうな~!
▲富士山も綺麗に見渡すことができる
そして富士山だ!日が出たばかりということもあって少し赤みがかかっており、また12月ということもあって雪もかぶさっておりますな!やっぱりこんだけ富士山がはっきり見えるとめちゃくちゃテンションも上がるし、その解放感がたまりませんな~!!
▲珍しいロックフィルダム作りの「上日川ダム」
富士山の手前には巨大な湖が見えます!この湖は大菩薩湖という湖で、上日川ダムという発電用のダムを作るために人工的に作られたダム湖なのです。そしてこのダム湖はロックフィルダムという割と少数のせき止め方法で作られたダムなのです!!
日本にたくさんあるのはコンクリートダムで、黒部第四ダムや宮ケ瀬ダムなどはコンクリートによって水を堰き止めるわけですが、ロックフィルダムは岩石や土砂を積み上げて水を堰き止めるダムなのである。
上で紹介した景色の写真は、大菩薩峠から見て西側から南側にかけての景色。反対の北側から東側は山々が連なっていて特徴的な景色はさほど見られず。この西側から南側にかけては南アルプスや富士山などの山々だけでなく、広大な甲府盆地や大菩薩湖が見えるわけです!!
知の冒険を行っていてなかなか登山をする機会がなかったものの、今回は歴史ある大菩薩峠ということで会社の先輩方と特攻することに。これほどまでに素晴らしい景色は本当に久々だ。。雲がほとんどなく、自然の素晴らしさや雄大さを思い知らされる。。。

かつて青梅街道最大の難所であった大菩薩峠

大菩薩峠の標高は1897m。かつての武蔵国(東京)と甲斐国(山梨)の境であったのがこの峠なのですね!多分これから多くの登山客でにぎわってくるとは思いますが、夜が明けたばかりということで私たちだけでこの景色を独り占めすることが出来ましたわい!!
ここ大菩薩峠はかつては旧青梅街道として武蔵国と甲斐国を結んでいた場所なのです。かつての我々の先人はこんな標高2,000m近い場所まで歩いて移動していたんですね。ここが街道とはちょっと信じられない。。。
現在の青梅街道である国道411号線は大菩薩峠を北に迂回していますが、この道は明治11年に開通した道路であり、それまでは大菩薩峠を通るルートを通っていたのです。武蔵国と甲斐国を結ぶ道としては甲州街道もありますが当時の甲州街道はアップダウンが激しく、それゆえ青梅街道の交通量も多かったらしい。。
で、その旧青梅街道の時の大菩薩峠はこの賽の河原があったあたりとのこと。石が積んであるとちょっと雰囲気がガチな感じになりますが、何でここに積んであるんすか??

尾根を伝い大菩薩嶺へ

朝日が大菩薩を照らす。。。普段は東京のコンクリートジャングルにいるだけあって本当に癒されます。。。もうね、都会も都会でいいんだけどさ、やっぱ自然ある場所でリフレッシュするのって本当に大事ですよね~としみじみ心の中で想う。
私の会社先輩方も最高の景色に癒されていたようです。会社の先輩方とはどこかの山に登ろうと話していて、大菩薩嶺をチョイスしたのは私でした。天気も良くリフレッシュしていただけたようで、いや~連れてきてよかったぜ!
そんで、写真では全然伝わらないですがいつもなのか知らんが、この尾根伝いは鬼のように風が強かったのです!そのため、先輩方も視界だけを確保して耳とかもシャットダウン状態にしているわけです。
岩場のエリア出現。
尾根を歩いていると「東京都水道局」と書かれた杭が立っていました!!こりゃなんだと思っていたが、ここは東京と山梨の水源の分水嶺に当たるわけです。
こんな感じか?
東京の方に流れていく水は、丹波山のエリアを通り東京の水を支えている奥多摩湖にあたる小河内ダムに流れ着きます。小河内ダムは多摩川の上流に当たるダム。
東京の水は利根川水系と荒川水系で約80%まかなわれ、多摩川水系で約20%がまかなわれています。東京都民の方はここから流れる水を飲んでいる可能性があるわけですが、こんな場所から東京の大都市に流れているとは、なんかすげ~な~。

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日本百名山「大菩薩嶺」の山頂に到着!

そしてようやく大菩薩嶺の頂上に到着だ!少し雪がちらついているものの、登山には全く支障がない量。12月の上旬だとまだこんな感じなんですね!!そして、大菩薩峠だとめちゃくちゃ景色がよかったものの大菩薩嶺の山頂は景色はほぼ見えません。山頂なのに残念。。。
▲大菩薩嶺の山頂には、うっすら雪が・・
山頂と言えども、このような杭が建っているだけ。日本百名山にしては割と質素な山頂なのですね。。標高は2057mということで、大菩薩峠から150mくらい上がって来た感じっす!
▲山頂にて、持ち込んだ食材で宴を開始
魚肉ソーセージ、コンビーフ、そしてコーヒーをたいらげる!
とにかくやっぱり寒い!はやく麓についてほうとうを食いたいと思っていた所ですが、山頂でも少し食い物を食らいたいものです、全員でコーヒーを沸かしたりと準備を始める!!
お湯が沸きましたわい!!!!
うい~~!
やはり大自然の中で飲むコーヒーは格別ですな(*’▽’)
続いてはコンビーフ!そのまま食っても多分おいしいのですが、ちょっと気温のせいもあってキンキンに冷えきってしまっているので温めたものをホクホクと食らいついていきますぜ!
とりあえず、コンビーフを割り箸にぶっ刺してコンビーフを煮る!!山頂ということもあって気圧の関係で低い温度で沸騰するお湯の中でコンビーフも温まってまいりました!記事を書きつつも当時の味はなんとなく覚えているものです。うまかったな~~!

大菩薩嶺を後にして下山開始

山頂での晩餐を終え、寒さもあり一堂は下山を開始することに!
改めて富士山。世界文化遺産にも登録され毎年20万人以上が登るという富士山。元々は不死山と言われていました。日本一高い山というだけでなく、その堂々とした佇まいはやはり日本の象徴的な山としては十分である。と、ちょっと厳かな感じで言ってみる。
下山は広大な甲府盆地を正面にしてひたすら下ることとなりました。日が出てきて麓につく頃には雲も増えてきましたが、この時はまだ早朝ということもあって全開の景色でした。夜景好きの私にとっては、この光景をぜひ夜景としてみたいと思っていて、下山中ひたすらこの夜景がどんな景色かを想像するというという妄想を行いながらの下山となりました(笑)
▲甲府盆地の先には南アルプルも確認できる
甲府盆地の奥には雪がかかった南アルプスもかすかに見える!甲府盆地は山に囲まれている盆地でもあって甲府は晴れている日が多いのです。標高の高い山々に囲まれており、湿った空気をさえぎってくれるなどの要因があるためで、中でも山梨県北杜市では「日照時間日本一」と市役所に看板を設けているほど!
私も今まで何度も山梨県に訪れているものの、雨の日はほとんどなかったような気がする。
今回の登山は上りが1時間40分くらい、下りは1時間くらいでした。まぁ出発した地点でかなり標高が高かったこともあって初心者でも全然登れるレベルの山でしたわい。
次ページでは、下山して大菩薩事件が起きた福ちゃん荘へ!
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