登るまでが超大変!南アルプス3000m級の「仙丈ヶ岳」登山に挑んだ!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回は、3,000m級登山に関する記事になります。登山系は結構久しぶりですよね!なんせ、時間なくて山登る暇がないもんで(⌒-⌒; )
そんな中、今回は南アルプスにある3,000m級の山である仙丈ヶ岳に挑んだ戦いの記録になります!しかし、この登山は実際の山登りよりも登山口に行くまでがウルトラ大変だったという結果になったのです!では、以下をご覧くださいませ〜(^ ^)
本記事のポイント

・仙丈ヶ岳登山は、登山口までの乗り合いバスが大変
・登山難易度はさほど高い山ではない
・氷河地形である「カール地形」を確認することができる

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夜通しで麓へ向かう!

今回は、大学時代の親友である2人と3人で仙丈ヶ岳の山頂を目指します!時期は7月下旬で集合場所は新宿駅!ここでレンタカーを借りて、夜通しで麓の芦安駐車場へと向かいます!
▲麓から仙丈ヶ岳山頂までのコース
甲信越地方へ登山をしに行く場合は大抵このようなスケジュールで行くことが多いわけです。というのも、とにかく南アルプスは遠いので朝出発は時間的に厳しいことと、とにかく中央自動車道が混むんですわ!休日の昼間に中央自動車道を走るとわかりますが、とにかく渋滞超多発地帯の小仏トンネルを日が出てる時にはなるべく通りたくないということ!
▲日の出から満杯状態の芦安駐車場
そして、何とか日が出てきたくらいの時に麓の芦安駐車場へ到着。ここから先はマイカー規制のため車で突っ込むことができないため、乗り合いバスや乗り合いタクシーなどに乗る必要があります。まだ午前5時前というのにはんぱない車の数。。。やべぇ、朝っぱらからこんなに登る人いるんかいな、南アルプス恐るべし。。

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仙丈ヶ岳ってどこにあるんかいな?

そもそも、仙丈ヶ岳ってどんな山なんすか?って思っている人が割と多いと思います。登山好きの人でないと、富士山や高尾山以外の山にはなかなか目がいかないもんですからね。。仙丈ヶ岳は南アルプスの北側に位置する山で、一応3,000mを越えている山なのですよ!
3,000m級というネタでいうと、南アルプスには3,000mを越えている山が9座もあるのです。その中でも仙丈ヶ岳は一番北側に位置しています!北岳よりも北です(笑)
この中での特徴的な山を軽く言うと、北岳は日本で2番目に高い山で間ノ岳は日本で3番目に高い山になります!間ノ岳は最近までは3,189mだったのですが、ちょっと伸びて日本4位から3位の山に格上げされたのです。あと、悪沢岳ってなんかめっちゃ危険そうな名前に感じますがどうなんでしょう??

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マイカー規制を走る「乗り合いバス」とは??

▲麓の芦安駐車場から出ている「乗り合いバス」
ここからは乗り合いバスというバスに乗るわけです。芦安駐車場についたら、仮眠を取ってから登山しようと我々は考えていたのですが、その考えは甘かった。。もうすでに乗り合いバスには多くの長〜〜〜〜い行列ができており、これから発車するバスに乗らないと、そもそも登山口にいつ着くかわからないという状態になっていたからです。
というのも、バスは何台もあるわけですがこれらは一斉にこの芦安駐車場を発車してしまい、次の発車は2時間以上も後という事態に。。まじかよ、せっかく朝早く来たのにそれじゃあ意味ないやんけ。。ということで、一睡もできないままこの長い行列に並びまずはチケットを取るため列に並びます。。うわ〜辛れぇ。。
並んで並んでようやく購入できた乗車券。今いる芦安駐車場から広河原までは1,030円。バスで千円以上するということで結構な額なわけですが、この広河原までのバスはなんと50分近くかかるのです。距離にしたらどんくらいなのか不明ですが、50分はしんどい。。もはや不眠布教状態でこれから登山するわけですんで、さすがにバスには座りたい。。
しかし、乗車券はゲッツしたもののこんだけの人数が果たして乗れるんですかね??何十分も並んで結局乗れませんでしたは結構きついっす!ってかもうすでに結構眠いっすよ!!
そして、ようやくバスに乗客が乗り出す。しかし、やはり人がめちゃくちゃ多いせいで結局座席は満席になってしまいました。。しかし、「立ちでも良い方はご乗車ください!」という声がかかり、ここで数時間待つことを考えたら立ってでも乗った方がいいという結論に達して、結局立ちで乗ることに!
▲人が多すぎて、50分間立ちっぱなしに。。
結局立つことになってしまったわけですが、マジできつかった。。これから50分間ひたすらバスに揺られるわけですがもう眠いしバスは揺れるし、もはや広河原に到着するのをひたすら我慢して待つしかない状態でしたわい。
かろうじて写真を撮る気力はあり、快速でぶっ飛ばすバスの様子を撮影しました。そう、このバスは時速何km出てたかはわからんですが、とにかくスピードがめっちゃ早い。しかも山道なので曲がるは曲がるは。。これ、本当におおげさではなくてつり革に捕まってないと本当に体が吹っ飛ぶレベルです。。眠いのにどこまで追い込まれなくてはいけないのか、、これは絶対実際の登山よりも辛いわ。。この50分間は本当に永遠に感じました(ー ー;)
友人の彼はこんな状態で何をしていたかというと、ポケモンGO!!この状況下でやるとは、何たる精神力。。

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広河原から、再度バスに乗車!

▲中間地点の「広河原」
バスに揺られ揺られようやく広河原に到着!いや〜本当にきつかった。しかし、まだまだ登山は始まらない。なんとここは登山口への中間地点であり、ここからもう一回バスに乗らなくてはいけないのです。。まじで地獄。。
ということで、またまた乗車券を購入するため列に並ぶことに。このとき自分がどんな精神力だったかは覚えていません。ただ、帰りたいというよりかは何とかして記事にできるようにということをひたすら考えていた気がします!
今度のチケットはこちら!先ほどのバスが1,030円だったので、仙丈ヶ岳の登山口である北沢峠までは片道1,780円(往復3,560円)となります。南アルプスを登るにはお金がかかるもんなんですね。。。
今度は座れました(確か・・)。もはや皆通路に座ってのバス乗車!これを乗り越えればようやく登山口にたどり着ける!!一緒にバスに乗っている老人たちは、一体どんなスケジュールでここまでたどり着いたのだろうか??車中泊?それとも、夜中のうちに起きて芦安温泉に来たのですかね??

南アルプスってどんな山脈??

今回登山した仙丈ヶ岳は南アルプスに位置しています。この南アルプス(赤石山脈)は実は7つ学的にも非常に面白い成因となっている山脈なのです。
南アルプスは、元々の日本大陸には存在していない山脈であり誕生したきっかけは「伊豆半島の衝突」が原因になっています。そのため、本中の中心部は衝突によって北にひん曲がっている状態となっているわけです!
今現在の地図を見ても、南アルプスだけでなく秩父山系の瑞牆山や金峰山周辺の山も衝突の曲っている線に沿って山脈ができています!この周辺の山々はそんな経緯があって山々が誕生しているわけです!
プレートテクトニクスは現在も活動が続いています!あのハワイ諸島が日本列島に毎年数cmほど近づいているなんて話も聞いたことがあるかもしれませんが、それもプレートテクトニクス活動が原因です。話を伊豆半島に戻すと、伊豆半島はプレートテクトニクスによって現在も北へ推し進められているのです。そのため、南アルプスは今も標高がどんどん高くなっているのです(⌒-⌒; )
まぁ、どんどんはちょっと言い過ぎですが本当に高くなっています。最近では、日本で4番目に高い山だった間ノ岳という山は、3,189mから3,190mとなって日本で3番目に高い山に格上げされました。結果としては、これで北アルプスの奥穂高岳と同じ高さになったわけです。数字上では、年間4mm近く隆起している場所もあるとか。。
現在絶賛工事中のリニアモーターカーは、この南アルプスをトンネルでぶち抜いて東京-大阪間を繋ごうとしていますが、まぁ特にこんぐらいだったら問題はないのかな??
続きはこちら!いよいよ仙丈ヶ岳の頂へ!
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