こんにちわ(*’▽’)
今回の記事は、2018年10月14日の日曜日に開催した知の冒険町歩きイベントとなる「横浜”裏”探訪記〜横浜のDEEPな裏側を案内します~第三弾」のイベントレポートになります。
今回で三回目となる横浜の街歩きツアーですが、今回は前回の街歩きと同様のコースになりました!
今までと同様に、今回も参加者の方々には満足していただけたようで開催して良かったと思います。では、以下でどんな感じだったかをさらっと紹介していきます!!
今回のツアー内容を改めて!
今回のコースはこちらの4箇所。このコースが距離が程よいため、今後も定番のコースになる気がしています(*’▽’)
まずはJR関内駅に集合。その後は、野毛→黄金町→真金町・永楽町(永真遊郭跡)→曙町・伊勢佐木町と歩いて行きました。それなりに話したいことは話せて、時間が30分オーバーしてしまいましたが、結構ガッツリこの辺の様々な裏歴史などを話せたと思います!!
▲今回のツアーで話す題目
それぞれの場所はこんな感じの背景があった場所です。今までブログの記事でも紹介してきたスポットであるものの、少し突っ込んだブログに書けない内容もツアーの中で話したりしました。この中でもコアな内容は、黄金町と伊勢佐木町ですかね~。
さすがに、この辺のテーマになってくるとあんまブログには書くわけにはいかないテーマも出てくるもんでね。そうなると、トークイベントや街歩きなどのクローズドな環境じゃないと出しづらいわけです!!
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何とか晴れて、無事にスタート!!
▲何とか晴れて良かったっす・・
街歩きをするとなるとまず気になるのが天気予報なんですわ!前日の夜に結構雨が降っていたため、傘を差しながらのツアーになるかとちょっと心配していましたが。何とか晴れてくれました、良かった(*’▽’)
イベントの開始は13:00ですが12:00過ぎに到着したので、少し周辺を散歩しながら時間を潰すことに!!
そして15分くらい前に集合場所に到着。いつもと同様に、この紙を目印にしての集合。すんごくチープですが、参加者さんもすぐに気づいてくれていますので、しばらくはこれでいっか( ;∀;)
関内駅は横浜スタジアムに近いということもあり、今まではベイスターズ戦の試合開始時間に近かったからかベイスターズファンで混雑していたのですが、今日は試合はなくゴミゴミしてなく良かったっすわ(*’▽’)
ツアー開始!まずは、吉田橋から野毛へ
▲向こうに見えるのが吉田橋(前々回写真)
まずは、吉田橋を渡って横浜道を進んでいきます。「横浜道」という道は、東海道(正式には旧東海道)から横濱村へと結ぶために作られた道。横濱村は、開港する前は閑静な漁村だったものの横濱が開港するということで東海道からアクセスできる道を作るべく、3ヶ月ほどのウルトラ突貫工事で作られた道路でした。
横浜道を少し歩いて辿り着いたのが都橋。ここで、ハーモニカ横丁や福富朝のソープ街、そしてケチャップを使ったナポリタン発祥の「センターグリル」の説明を経て野毛へと向かいます!!
野毛は、戦後米軍に接収されることはなく、日本人が闇市を開いた場所。今では飲み屋街となっており、大衆酒場的な店が多く軒を連ねます!昼間からも多くのお客さんが押し寄せる場所でもあるんですね。
ちなみに、前回同様に説明に熱中しすぎて色々な所で写真を撮り忘れているので過去に撮りだめした写真を転載させていただくという荒業を所々でしますがご容赦ください( ;∀;)
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日本最大級のちょんの間街だった黄金町へ
そんな野毛・日ノ出町を経由して、一同は黄金町へと進んでいきます!黄金町は、2005年まで一大ちょんの間街として賑わった街でした。今現在は、違法売春を一掃してアートの街に生まれ変わっているんですね。
▲ちょんの間の建物はアートスタジオに!
日曜の昼間ではありますが、人通りはほとんどありませんでした。ちょんの間街は、その建物をそのまま使って今ではアートスタジオなどとして使われています。黄金町では、戦後から違法売春をバイバイ作戦により一掃してアートに街に生まれ変わるまでの一通りの流れを説明。
ここはそれだけ歴史もあり、横浜の裏歴史の中でも欠かすことができない街ですからね。
▲黄金町の写真(撮り忘れたので前々回の写真・・)
写真撮り忘れてしまいましたが、今回訪問した時には年に一回開催される黄金町バザール2018の時期でした。でも閑散としていたかな・・。黄金町の試練はまだまだ続きそうや。。
黄金町にはたまに猫ちゃんが出現しますが、こちらは飼いネコのようでした。日も射してきて気温も上がってきたからか、とっても気持ちよく寝ていましたわ。こっちまで眠くなってきそう(笑)
90年近く遊郭街として栄えた永真遊郭跡へ
▲歌丸さんゆかりの商店街
続いて訪れたのは横浜橋商店街。今年2018年7月2日に亡くなった桂歌丸師匠の地元でもあるこの商店街は、個人商店が多く人通りも多いにぎやかな商店街でもあります。
▲少し昭和の雰囲気を感じれる横浜橋商店街
雰囲気は昔ながらの商店街という感じで、八百屋や魚屋さん、さらには肉屋さんとかが多いですかね。今現在ではあんまりここと同じ光景を見れる場所は少ないんではないかと思えるほど貴重な光景!!
この通りを抜けて、我々はかつて90年近く遊郭街として栄えた真金町郭(永真遊郭)跡へ向かうのでした!
▲永真遊郭跡にある大鷲神社(過去写真)
横浜橋商店街を途中横に抜けて、大鷲神社へとたどり着きました。永真遊郭のメイン通り奥に鎮座するこちらの神社。いつもは神社の方は不在なようですが、今日は酉の市が近いからか人の気配がありましたよ!
今日は10月14日ということで、もうすぐ酉の市の季節なんですね。今年も三の酉まであるようでまたここもにぎやかになるんでしょうな!!
ということで、神社周辺には鉄骨が組まれ準備が着々と進んでいるようでした。せっかくなら完成した様子を参加者の方に見せたかったですが、これはこれで珍しい光景ってことで(笑)
そして、この神社の玉垣に書かれているのが「桂歌丸」の文字。師匠が亡くなったのは、前回の街歩きイベント(2018年7月1日)の翌日。亡くなる前日に歌丸さんの故郷を訪れたのは何かしらのものを感じてしまったりするが、ただの偶然なのかな・・。
▲永真遊郭跡に残る妓楼
そして永真遊郭跡を去る前には、この遊郭跡の中で唯一残っている妓楼を訪問。開発が進み、大きなマンションも無数に立っているこのエリアでまぁよく生き残っているもんですわ!!お隣のマンションもつい最近建てられたように、この辺は新しい建物がどんどん建つ場所。この建物だけ残っているのが救いっす!!
しぶとく残っているものの、近いうちに無くなってしまうのだろうか。。
最後は伊勢佐木町、根岸屋跡地へ!
▲伊勢佐木町ブルースの歌碑(過去写真)
永真遊郭を訪問した後、最後のポイントである伊勢佐木町に辿り着きました。伊勢佐木町の周辺には、巨大なファッションヘルス街があり伊勢佐木町ブルースの歌碑の前でその辺の歴史を説明。
そして、ここからそのままゴールである関内駅へ向かっても良かったのですが、巨大な大衆酒場があった根岸屋跡地へと向かいます!
▲かつて巨大大衆酒場があった根岸屋跡(前々回写真)
時間はすでにオーバーしていましたが、参加者の了承を得て30分延長(*’▽’)
ということで、ここも毎回訪問している根岸屋跡に来ました。ここは超巨大な大衆酒場だったようで、火事で焼失してしまいました。営業当時は24時間だったようで、警察官やらヤクザの方やらも多く来ていたお店だったようで、「ここにくれば今の横浜が分かる」って感じの、いわば関内・黄金町の中心だったお店なんですね。
今ではコインパーキングになっており、そのかけらも一切ない状態ですわ!!
▲メリーさんがいたGMビル
あと、最後にはメリーさんがエレベーターガールをやっていたり、寝処にしていた「GMビル」も訪問しておきました。このビルは、クラブとかがあるビルなのですが、見た目明らかに他のビルとは雰囲気が異なるんですな。古さというかレトロ具合という意味で!!
このビルは、中村高寛監督の映画『ヨコハマ・メリー』にも出てくるビル。今でも多くのクラブが営業をしており、この辺は夜にもなると多くの客引きなどが出現するとっても賑わっている場所。ただ、街歩きの時間帯は逆に人がいなすぎてちょっと不気味だった。。
参加者の方々と激熱のアフターへ!!
▲アフターを開催したサイゼリヤ
そして16:00にツアーは終了。しかし、前回同様に参加者の方とはアフターのためサイゼリヤヘ(*’▽’)
普段ブログを書くときに利用しているこちらのサイゼで、参加していただいた方と色々な話で盛り上がりました。
サイゼリヤといっても、時間が16:00ということで食事にはちょっと微妙な時間ですけどね。
街歩きをしているときはなんだかんだそんなに他の話題を話す時間もないので、アフターは色々話す貴重な機会にもなるので、今後もやっていこうと思っております。
以上で、イベントレポートは終了!!
街歩きイベントは、年内にもう一回やろうと思っていて次回は12月上旬を予定しております。まわるコースは固り、今後も同じコースを巡ることにはなるとは思うのですが、同じ内容だと次来る必要は無くなってしまうので、コースか何らかバリエーションは増やしていかなきゃいけないっすね。。
ちなみに、来年は横須賀街歩きをやってみようと考えておりますよ!今後とも、頑張ってブログ更新し続けますので引き続きよろしくお願いいたしますm(__)m