【イベントレポート】初開催となる「鶴見”DEEP”探索ツアー第一弾」を行いました!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)

こんちわ!

今回の記事は、2019年11月16日に開催した鶴見の街歩きに関するイベントレポートになります。

今まで知の冒険では八回ほど横浜関内・黄金町の街歩きを開催してきましたが、先日は初めて鶴見で開催しました!

天候も良く、参加者の方も皆いい人ばかりでとても楽しい街歩きになりました(*’▽’)

ではでは、その街歩きがどんなもんだったか、以下で紹介していこうと思います!

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今回のツアー内容を改めて!

今回のツアーで巡ったのは上の地図の場所。電車も組み込んでおり、しかも鶴見線は本数が少ないため一本逃すと大幅に予定がずれるということもあり、時間には念を入れる必要があったりするツアーでした!

流れとしては鶴見駅集合→海芝浦駅散策→浅野駅下車→リトル沖縄→鶴見入船私娼窟跡→鶴見小野駅乗車→国道駅散策→鶴見駅解散って感じですかね。

歩く時間も長いし電車にも数回乗るということで、予定通りに進められるかちょっと不安だったりしましたが、まぁその時はその時で(笑)

まずは、13:15に鶴見駅に集合して上に出ている13:30発の海芝浦駅に乗ることが前提条件!

これを逃すとこのツアーが崩壊してしまうので( ;∀;)

でも、皆さん集合時間に到着してくれて無事にツアーを開始することができました!!

無事にツアースタート!

皆さん予定時間ぴったしに集合してくれたため、発車時間まで10分ちょっとあったのでまずは鶴見線に関して説明を!

鉄道マニアなら皆知っていると思いますが、鶴見駅は結構人名に関する駅が多く、浅野駅は鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道や京浜工業地帯の埋め立てなどに関わった浅野総一郎(あさの・そういちろう)、安善駅は「銀行王」と言われた安田財閥の安田善次郎(やすだ・ぜんじろう)、白石駅は日本鋼管(現:JFEスチール)の創業者である白石元次郎(しらいし・もとじろう)、大川駅は「日本の製紙王」といわれた大川平三郎(おおかわ・へいざぶろう)などなど。

平日は住人の方や京浜工業地帯へ出勤する方がたくさん利用しているとは思いますが、休日は国道駅や海芝浦駅への観光の方が多いんじゃないかと。あと、鶴見線の駅ってモデルの撮影みたいな方々をよく目にするんですよね。

ってことで、いろんな方が利用する電車なわけだ!

って色々喋っていたら発車ベルが鳴った(笑)

これで乗り過ごしたら笑えないけど笑っちまいますわ。てなことで、急いで皆で電車に乗り込む。。

一般人は改札外へ出られない海芝浦駅

鶴見線に乗り込んで、いざ第一目的の海芝浦駅へ!

今日は日曜ですし、天気も良いということもあって結構人も多いかと思いきやそんなに人はいませんでした。海芝浦駅に近づき海も見えてくると皆のテンションも上がってくる!

そして海芝浦駅到着!

駅のすぐそばが海で、なかな都会では味わうことない景色。横浜ベイブリッジやこの辺の工業地帯が一望でき、そして改札外は東芝の敷地内であるため一般人は外に出られないんですよね!

でも、東芝の敷地内にカメラを向けるのはNG。。

あと、この駅は関東の駅百選にも選ばれていたりします。

さらにこの公園、海芝公園という公園もありましてですね。天候によって開いてないことも多いこの公園ですが、今日は天気も良く開いていたので皆で行ってみることに!

まだ電車が発車するまで少し時間があるので、ここでしばし雑談。今回のツアーでは鶴見や川崎に暮らす方などもいたいうこともあり、私が知らないことを参加者の方が話してくれたりもしました!

ありがたいm(__)m

沖縄系の方が多く暮らすリトル沖縄へ!

JR浅野駅で下車

そんな感じで海芝浦駅を散策した我々は、沖縄の方が多く暮らす「リトル沖縄」と言われる場所へ!

JR浅野駅で下車して、少しばかり歩いて向かうことに!

と、リトル沖縄へ向かう途中にはこんな店を発見しました。工業地帯が近くにあるということからか、作業着や軍手などが超大量に売っているお店。

興味津々の参加者の方々

すんごい数の軍手とかが売っているその異様な光景に参加者の方も興味津々。私も一応ツアー前は下見をしているのですが、予期せぬ場所で皆が興味を持つのもすごく面白いんですよね。

ただ、外から眺めているうちに私もこのお店の背景とかがだんだん気になってきて、お店を取材したくなってきました(笑)

いろんな物が大量に売ってましたが、中でも軍手の量が異次元(笑)

「一打」って初めて知りましたが、1ダースと同じ12組という単位らしいですが、こういう場所で新しい知識を得たり発見があるのが面白い( ´ ▽ ` )ノ

そんな感じで途中でお店に寄りつつも、駅から15分ほど歩いてリトル沖縄に到着。

とはいっても、沖縄要素を感じられるのはこの「おきなわ物産センター」周辺くらいですけどね〜〜。

お店に入って、少しばかり物産センターの店内を散策。ここに入ると、ちょっとだけ沖縄に行った感じを味わえたりします。沖縄関連の食品はもちろんのこと、沖縄ソング関連のCDや雑貨などいろんなものが売っておりますぞ!

物産センターの次はこちらの自販機へ!

この自販機に売ってる商品はこんな感じで、なんだかわからん飲み物がたくさん売ってます。私は「ミキ」という飲み物を以前に飲んだことがありますが、美味しかったかというと、そうでもなかったです。。

さらに、ここは南米系の方も多くこちらのお店は外国のお菓子とか雑貨とかが売っていて、奥には食堂もあるyuri shopというお店。

でも、店内での撮影を断られてしまったので外観だけで勘弁をm(_ _)m

リトル沖縄はこんな感じですかね。そして我々は鶴見にあった歓楽街「鶴見入船私娼窟」へと向かうことに!

途中にはこんなお店もありました。丸に”み”と書いて、まるみというお店だそうです!!

遺構が残る鶴見入船私娼窟跡

リトル沖縄から10分くらい歩いて到着したのが、鶴見入船私娼窟跡。現在は住宅地となっていますが、ここは戦前の頃から飲み屋や連れ込み旅館が立ち並ぶ歓楽街だったわけです。

戦時中は空襲に合うも、戦後に建物が増えていき赤線地帯となり、1970年代頃が一番賑やかだったと思われる一帯!

住宅地となっている現在でも、まだ飲み屋の遺構が幾つか残されており、かつての面影をかろうじて感じられる場所だったりもするんですね!

この建物も戦後すぐの建物かと
1952年の地図

赤線時代の地図としてはこんな感じで、空襲で七軒くらいを残して消失してしまったここの私娼窟ですが、その後は建物が増えだして1952年には結構な数の特殊飲食店や飲み屋が建ち並んでいました。

映画館も二つあったんですね〜。

こちらは解体済み。。

遺構はわりと残っていたりはしますが、今も解体され続けていてその面影はどんどん消えつつありました。こちらの建物なんかは数ヶ月前にはあったんですが、今回訪問したらもう解体されていたし。。

タイル建築は無事

でも、この私娼窟跡で一番どぎついタイルの建物は今も生き残っていましたよん。

酒屋だった甲州屋の看板を眺める

その辺の遺構を鑑賞して、少しここの歴史の解説も。一通り見終えて、次はレトロな高架下の光景が残る国道駅へ!

昭和レトロ満載の国道駅へ!

最後はJR鶴見線の国道駅!

ここは今ではかなり有名になっているスポットで、鶴見線の高架下がすごく昭和レトロな雰囲気ということで多くの方が写真を撮りに来るスポットであります。

多分ネットで検索すればこんな写真が死ぬほど出てくると思います(笑)

でも、ファーストインパクトの衝撃は大きいようで、参加者の方々は結構驚いていました。いつもは土日だと写真撮る人がちらほらいるんですが、今日は見かけませんでしたね〜。

国道駅の高架を抜けて、電車が来るまで鶴見川で時間を潰すことに!

みんなで川を見ながら黄昏ておりました( ´ ▽ ` )ノ

しかし今日は本当にいい天気でしたよ。今回で、知の冒険の街歩きは全部で九回目になるわけですが、未だに雨に当たることもなく開催できていてこの辺は謎の運の良さ。

しかし参加者の方々も、いつもながら皆がフレンドリーでとても楽しい街歩きでした( ´ ▽ ` )ノ

そして電車に乗るため再び鶴見駅へと戻ることに。すると、高架下で唯一営業している「国道下」という飲み屋が開いており、自転車で酒屋さんがビールを運んでき来ていました!

こんな光景もすごく時代を感じますな〜と参加者の方と話しながら、階段を登り国道駅のホームへと向かったのでした。

最後は鶴見駅にあるプレートを見に!

昼間は誰もいないホーム

そして最後に、JR鶴見線に乗って国道駅から鶴見駅へ!

ここで解散となるのですが、その前に参加者の方に見ていただきたいものがあるので鶴見駅で下車した反対側のホームへ。このホームはラッシュ時にしか使われていなく、土日のお昼時は誰もいないホームとなっているわけですが、ここにはとある歴史が隠されていまして。

それが、上の写真に写っている時計とプレートなんですね。この何気ない時計とプレート。言われないと何も気づかないですが、プレートを見るとその背景がわかるわけです。

何て書いてあるかというと・・

北朝鮮へ帰られた方々が残したプレート

「皆さんお元気で」

そして、その送り主は朝鮮民主主義人民共和国へ帰国していった鶴見地区に住んでいた方々だったわけです。

北朝鮮が金日成から金正日政権になる際に、帰国政策で「これかた北朝鮮は生まれ変わるから、皆、祖国に帰ってきて新しい祖国で暮らしましょう!!」みたいな謳い文句を放っていたんですよね。

そんで、この帰国者の方々も希望を持ち、このプレートと時計を残して日本を後にしていったわけです。

しかし、帰っていった祖国はご存知のようにパラダイスではなかったわけです。鶴見に残る、なんだか悲しい物語。。

という感じで、湿っぽい最後になりましたが、一応街歩きはこれで終わり。本当に楽しく、そして時間に関しても時計を一切見ないで歩いていたのにほぼ時刻通りという奇跡!

そして最後のアフターとして、川崎駅近くにあるゲーセン「ウェアハウス川崎店」へと向かったのでした!

アフターは川崎の九龍城へ!

翌日に閉館するウェアハウス川崎店

ツアー終了後はアフターへ!いつもは何か食いながら談笑していたのですが、今回は翌日に閉店になってしまうウェアハウス川崎店へと向かいました。

中国九龍城をイメージして作られた内部に圧巻の光景が広がるゲーセンであるウェアハウス川崎店。私は10年ほど前までDrumMania&GuiterFreaksという音ゲーを狂うほどやっていて、神奈川県内のゲーセンに行きまくっていた関係でこの店にもお世話になってたんですわ。。(*´▽`*)

内観が凄いということで、物好きには結構有名なゲーセンだったんですが、残念ながら2019年11月17日(日)に閉店してしまうということで、最後に目に焼き付けようと皆で行って来ました!

たださすがに閉店前日ということもあり、人は凄かったですわ!

入り口の外にまで行列ができていたので、入るのにも相当時間がかかるのではと覚悟をしていましたが、普通にすぐに入れはしました(*’▽’)

写真を撮りながら進んでいく

エスカレーターに上って二階へ!

あっかんの光景!

そしてこれですよ!

これが川崎にある九龍城ですよ!

皆、この光景をカメラに、そして目に焼き付けるために訪問したはず。

ただここ、以前は一階以外は許可なく撮影は禁止だったんですよね。でも、閉店するということでその縛りは解除したようです。なので、私もいずれはここを許可撮って撮影してブログに書こうと思ったりしていたんですけどね( ;∀;)

しかし凄い人だ!

館内を歩きつつも、参加者の方とはぐれないよう、気をつけながら館内を進む!

洗濯ものがリアル

しかし凄いな!

ゲーセンは閉館したとして、この建物はどうなってしまうんでしょうか。何かほかの店としてリニューアルオープンするのか、それとも建物自体ぶっ壊してしまうのか。。

とはいえ、傍から見たら残してほしいと思いつつも維持したり運営側にはいろんな苦労があるんだろうな。

すごい勢いでデカくなるのか??

まぁ内部はこんな感じでしたよ。みなで写真撮ったり雑談したりして雰囲気を味わって退散。ウェアハウス川崎、15年近くもの間本当にお疲れさまでしたm(__)m

ということで、今回の鶴見街歩きツアーはこれでおしまい。最後は川崎駅で解散となりました!

参加者の方は、皆楽しかったと言っていただたので自分も開催してよかったと思っております。また、機会を見て鶴見の第二弾も開催したいと思います!

んで、次の街歩きは川崎を考えています。それかまた横浜か。とりあえず、2019年の街歩きはこれでおしまいです。ちょっと取材しに行ったり書かなきゃいけない記事などが多すぎて街歩きに時間が割けそうになくてでして。。

次は2020年1月下旬か2月ごろを考えております!

ではではm(__)m

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