懐かしさ満開!駄菓子屋とレトロ喫茶店が合体した「白泉堂」へ!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)

こんちわっす!

日本中の知られざるスポットを取材してブログにしている知の冒険。今回は大阪にあるレトロな雰囲気の喫茶店を取り上げるんですが、ココ、結構珍しいお店なんですよ。

入り口が駄菓子屋さんで、その奥にレトロな雰囲気の喫茶店があるという、駄菓子屋と喫茶店の二刀流なんですよ。雰囲気のみならず、オーナー夫婦も凄く気さくなだけに、ぜひ多くの方に足を運んでほしいお店。

2023年のゴールデンウィークの機会を使って訪問してきましたので、どんなお店か紹介していこうと思います(*´▽`*)

本記事のポイント

・元々はアイスクリームの問屋さんだった!
・駄菓子屋、喫茶店、いか焼きと幅広いお店
・レトロな雰囲気のなか、入り口のピカチュウがインパクト大!

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駄菓子屋と純喫茶が夢の合体!

神奈川県の川崎市に住んでる私からすると、関西はまぁ本当に遠いので行きたくても行けてない場所は本当にたくさんあります。新幹線だと家から3時間ちょいあれば来れるものの往復すると結構高いし、車からだとすんげー遠いし。。

んで、今回は博物館の本の取材の関係で四国まで車で行く必要があり、その帰りに大阪に寄ったという感じっす。高知県の室戸岬の方まで行ったんですが、もう果てしなく遠くて気が狂うかと思いましたよ(;・∀・)

今回取り上げる白泉堂(はくせんどう)があるのは、大阪市城東区にある城東中央商店街という場所。アーケードもあり、サンドラッグのようなチェーン店も見られるものの、個人商店も多く懐かしい雰囲気を感じられる空間ですね。

メイン通りから一本細い通りに入ると、お店を発見!

ピカチュウのインパクトヤバい(笑)

ここが今回の目当てである白泉堂!

駄菓子がひっきりなしに陳列されてるだけでなく、とにかく店頭に立つピカチュウにどうしても目がいってしまいますww

駄菓子は後で買うことにして、まずは奥にある喫茶店へ!

この扉も時代を感じますね!

ここから先が喫茶店!

本日、一番乗りでした!!

開店まぢかに訪問したということで、店内にお客さんは誰もいませんでしたが、とにかくこの雰囲気最高ですね。椅子や照明などどれも懐かしいデザインであり、少し雑然とした中に習字があったりというのもミソですな。

習字はお孫さんのかな??

灯りのデザインも素晴らしい

そしてこのお店はレトロな雰囲気の喫茶店というだけでなく、運営しているご夫婦が凄く気さく。気さくに話に応じていただき、他にお客さんがいなかったということもあって、お店の昔話とかいろんな話を聞かせてくれました!

割れた場合は別のタイプでカバー

「うちは常連さんが多いんだけど、そのほとんどはお年寄りです。でも、若い人もSNSなどを見て来てくれるようになったんですよ!」

と、話してくれるご主人さん。

「レトロないい雰囲気ですね!」と話すと、ここは喫茶店が多いから特徴的な感じにしないと生き残れないとのことで、こうした雰囲気を推していきたいとのことでした。

椅子のカラーも昔ながらのブルーですね
こうした灯り、古い店でよく見かけるや~つ
昔ながらのオシャレなデザイン

「メニューはそんなに多くないからね。イカ焼きとクリームがメインでね!」とご主人がおっしゃるように、デザート系が多いなか、食い物としては「いか焼き」「いか玉子」「いか玉子野菜」「デラックス(いか玉+野菜増量)」があるようです!

ここはせっかくなので「デラックス」を注文。

メニューに関して話してると、

ご主人:「昔はもっといろんなメニューやってたんですけどね。今はもうこれくらいですわ!」
奥さん:「努力せんからやで!」

という、大阪ならではの夫婦漫才もカウンターで展開されてました(笑)

500円で満腹になりますヨ!
アイスがソーダにダイブ!!

あとはクリームソーダも注文したんですが、普通のものとは違います。

アイスの部分が豪快にソーダの中にぶっこまれてるタイプなんですが、この形式だとアイスをすくうときにソーダがこぼれないので、見た目はともかく食べやすかったっすよ(*´▽`*)

元々はアイスクリームの問屋さん

このメニューは大阪万博の時代から

いか焼きとクリームソーダをいただきながら、お店の歴史についても少し伺うことが出来ました!

詳しい年までは聞けなかったものの、白泉堂が創業したのは1960年くらいとのこと。

元々はアイスクリームの専門店、いわゆるアイスクリームの問屋をやっており、親会社が雪印だったことから店内に「雪印アイスクリーム」の看板があるんですって!

雪印の自体もなんかレトロチック

昔の話や、私が四国から帰る途中に大阪に寄ってるんです的な話など、30分くらいいろんな話をさせていただきました。

最初はお客さんは自分だけだったものの、途中から常連のお婆ちゃんも訪れ、私の横では中川家の喫茶店コントみたいな光景が繰り広げられていました。

「せやな~」「そうやろ~」とかいう言葉を聞くと、本当に大阪に来たな~って感じがしますし、あと、中川家のコントがマジでリアルな日常を反映してるとわかりますわ(笑)

壁側にも椅子あるんすね
奥には金魚もいました

いつまでもこのレトロな雰囲気に入り浸っていたいものの、大阪の博物館も数か所取材したかったこともあり、食い終わってそろそろ次の目的地に行く準備を始める私。

とはいえ、帰る前に駄菓子を買わなくちゃいけないっすね!!

奈良からやって来たピカチュウ

こんだけあると、どれ買うか悩んじゃう

せっかく白泉堂に来たので駄菓子を買いたいわけですが、昔小さい頃に買ったものばかりで本当に懐かしいものばかり。

私が小学生の頃であれば、近所におじいちゃんが営む小さな駄菓子屋さんがちらほら見られたんですけどね。でも、こうしたお店はすっかり見かけなくなりましたよ。。

ちなみに、先ほどは「白泉堂はアイスクリームの問屋だった」と書きましたが、その親会社である雪印は日付の改ざんや集団食中毒事件をおこしたなどで会社が傾いたことがあるのは覚えてますでしょうか?

そういったことや、時代が進むとともにスーパーやコンビニなどアイスクリームが買える場所が増えたことで、個人商店でのアイスの販売だけでは厳しくなってきたんだそうです。。そこで、今から15年ほど前から駄菓子の販売も始めたんだんですって!

駄菓子屋は、結構最近なんですね~~

たまに東京など遠い所から足を運ぶ方もいるそうですが、お店が一番賑わうのは、遠足の前の時期。そうした時期になると、子どもたちが150円とか200円を握りしめて、遠足のおやつを買いに来るんですって!

確かに、自分も遠足とか林間学校とかの前にお菓子を買いに行くの楽しみだったですわ!

安くてうまいっすヨ!!

でもでも、ご主人が言うには駄菓子はなかなか採算が合わないとのこと。。

駄菓子だけでなく、喫茶店、さらには”いか焼き”の販売も行うなど手を広げてることで、お店を維持しているそうですよ!

トキワの森ではなく奈良からやって来た

あと、コイツがどうしても気になるのでご主人さんに聞いてみました!

私「どうしてお店の前にピカチュウがいるんですか?」

ご主人「あ~これね、昔は奈良に”奈良ドリームランド”って遊園地があったんですわ。そこが廃園になったときに、これだけ残っててね。そこからもらってきたんですよ。かわいいから、良い看板になると思ってね(笑)」

とのことでした(*´▽`*)

おわりに

はい、以上になります!

駄菓子と喫茶店が合体しているというだけでなく、この雰囲気に惹かれてすぐにでも行きたいと思っていた白泉堂。訪問出来て、そしてご主人さんや女将さんともいろんな話が出来て、本当に良い思い出になりました(*´▽`*)

関西には博物館にしても本当に行きたい場所が多いだけに、まだまだこれからも足を運ばなくちゃいけないっすな(;・∀・)

ではでは、また次の記事でお会いしましょ~~

参考文献

詳細・地図

住所 大阪府大阪市城東区今福西1丁目9−27
営業時間 09:30~17:30
休館日 日曜日
電話番号 06-6931-4894
駐車場 なし
アクセス 蒲生四丁目駅駅から徒歩2分ほど
リンク http://www.kamiya-bar.com/

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