横浜駅の近くには、歴史あるつけ天そば発祥の店「角平」というお店があるのだ!

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今回も食べ物の発祥に関する記事になります。その食べ物は何かというと、「つけ天そば」というそばです。「つけ天そば」って何すか??って人は多いかもしれませんが、つけ汁に天ぷらが突っ込まれた状態の天ざるという感じですかね。
詳しくは以下で説明いたします~~。
本記事のポイント

・角平は、歴史ある道「横浜道」のそばに位置している
・つけ天そばは、「天ぷらそばではそばが死んでしまう」ということから誕生
・大野伴睦など、多くの著名人が訪れるお店

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角平はどこにある??

角平は、横浜駅の南側に位置するお蕎麦屋さんです。横浜駅から8分くらい歩いた場所にあるものの、人通りが多い場所ではなく結構わかりづらい場所にありますね。この角平というお店は、横浜道の記事を書く際に知ったのですが、知名度は実際のところ不明。。

横浜道沿いにあるぞ!

角平は、横浜開港の際にスーパー突貫工事で作った横浜道という歴史ある道のそばに位置してもいるのです。ここの平沼橋商店街はその横浜道の一部でもあるわけです。
ちなみに、写真にも写っていますが角平のすぐ上には、「赤い弾丸」こと京浜急行が走っております。このすぐ近く(写真の左側)には、旧平沼駅というかつてあった駅のホームが残っています。今は高架下の耐震工事の関係で周囲が囲まれているため下からはわかりづらいですけどね。。
▲京急線車内から見ることができる「旧平沼駅」
余談にはなってしまいますが、旧平沼駅のホームは今も横浜~戸部間を走る際に、写真の様に確認することができるんですよ~!
※「今昔マップ on the web」を元に作成
横浜道は、このようにかつての主要道路であった東海道から開港した横濱村へ結ぶ道でした。横浜村が開港するまでは、横濱は閑静な田んぼ(新田)が広がる町だったので横浜道みたいな東海道とを結ぶ道は作られていなかったのです。そして、1859年6月の開港に間に合わせるために3月から突貫工事を始めて、わずか3ヶ月間で完成させました。
↓↓横浜道に関してはこちらの記事をご覧ください!


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角平の由来とは!

角平の由来は何かというと、「角にあるから」というもの。
いたって簡単であり、角にあると「角」って名をつけたくなるものなんですかね~。日本最大のソープ店舗を誇る「角えび」に関しても角にあったからという理由なのですお(*’▽’)

角平に行ってみた!

そんな角平で、名物のつけ天そばを食べるべくお店へと駆けつけました!

風情あるお店!

店内は本当に風情ある感じの雰囲気。といっても、夕食時に訪れたからか、店内は非常ににぎやかでございましたわい!!掛け軸はやっぱり「和」って感じを助長させますわ~。
お店には横綱の白鳳も訪れていたようです。店内には多くのお客さんが訪れていましたが、年齢層が高めで年配の方が多かったです。まぁ確かに若い人が好みそうというよりかは、昔から知っている常連さんとかが多いような印象も感じましたがどうなんでしょうな~。
まぁ若い人は、外であんまりそばは食わないか。。。
壁には大量のサインが・・と思ったのですが、全部メニューですた。。
角平は先ほどの白鳳以外にも多くの著名人が訪れています。その中の一人である大野伴睦(ばんぼく)さんが訪れた際の写真が展示してありました。今の若い方は大野伴睦さんってご存知なんでしょうかね?
大野伴睦さんというと、一番有名な話は岐阜羽島駅ですかね?東海道新幹線で岐阜県唯一の停車駅である岐阜羽島駅は、色々といわくつきの駅であり、大野伴睦が関係していたのは事実のようですが実際にどんな経緯で誕生したのかは、今では真実は闇の中です。。
ちなみに、大野伴睦だけではなく政治家としては安倍総理のおじいさんである岸信介も来店したことがあるとのことです。
メニューのシールにも書いてありますが、角平の「角」は正確には真ん中の線が延びます。

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つけ天そばをいただいた!

こちらが、角平の名物であるつけ天そばです。いわゆる、従来の天ぷらそばとは異なり天ぷらはそばとは別でつゆにつけてある状態で出されます。このつけ天そばは、「天ぷらそばではそばが死んでしまう」ということから誕生したようです。
天ぷらは海老天です。アツアツの揚げたての状態で出されますので、先に食べたほうがおいしいく食べれますよ!!
そばはそれほどコシはなく、とても食べやすいお蕎麦!!確かに天ぷらそばで食べるよりも別々で食べたほうが、そばのあっさり感は伝わる気がしますわ~。
番号札。すみません、何のための札だったか忘れました。。
最後は蕎麦湯をいただきフィニッシュです。味はおいしかったです。ただ値段はお店の歴史もあるという付加価値もついてか、1,210円とちょっとそばにしては高めですね。でも、雰囲気もいいし十分満足のいく夕食になりました!

おわりに

ちょっと駅から離れているということもあり、周囲は観光地というわけでもないので知名度があるかは不明ですが、歴史もあり風情もありのお蕎麦屋さんでした。ちょっと知の冒険の記事にしてはうんちく少なめの記事でしたが、たまにはこのくらいのボリュームでもまぁいいっしょ!!
横浜に来た際には、名物つけ天そばをぜひぜひ食べてみてくださいな!
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詳細・地図

住所 神奈川県横浜市西区平沼1丁目36−2
営業時間 11:00~20:30
定休日 火曜・年始・夏季
(日曜・祝日は営業)
駐車場 なし
電話番号 045-321-4341
アクセス 横浜駅東口より徒歩5分
リンク http://www.kadohei.com/
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