北関東の怪スポットであるピラミッド温泉の経営者に突撃取材!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回は、栃木県にある珍スポット「ピラミッド温泉」に焦点を当てます!最近は、歴史やら遊郭関係の記事が多めだったこともあり、珍スポット関連はあまり書けていなかったので、久々のザ・珍スポ記事っす!
記事を書くにあたり二度訪問して、さらにはピラミッド温泉創設者にも話を聞けたので、そのインタビューした内容も突っ込んで以下で紹介します~( ̄▽ ̄)
本記事のポイント

・ピラミッド温泉は、角度や方角など実際にピラミッドをリアルに再現!
・創業者は、発明関係の会社を立ち上げ海外にも進出していた敏腕経営者
・瞑想室には圧巻の巨大黄金根があるなど、異世界感満載!

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那須には珍スポットが多い!

今回紹介する「ピラミッド温泉」は、栃木県那須塩原市にあります。細かくいうと、西那須野駅と那須塩原駅の間くらいですかね。
▲大麻に関して学ぶことができる、那須の大麻博物館
那須には本当に珍スポットが多いんですわ!まぁ地方の温泉街ってだいたいそうですけどね。。大麻博物館、戦争博物館などなど那須では今まで色々なスポットを取材してますが、まだまだ調べきれていないんですな(^_^;)

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これが那須の有名珍スポット「ピラミッド温泉」だ!

那須へは、車でご来場。自宅の川崎から夜な夜な車をぶっ飛ばしての到着です。知の冒険をはじめて今までかなりの距離を運転してきたわけですが、もう200kmくらいであればノー休憩で突破します。でも、事故防止のため休憩も大事っすがね( ;∀;)
駐車場にはそれなりに車が停まっていました。今日は3連休ということもあって普段よりも観光客が多かったんですかね!!
▲怪しさ満点の珍スポット「ピラミッド元気温泉」
そして、こちらがピラミッド温泉だ~~!いや~怪しさ満載っすね。砂漠に建っているピラミッドに見慣れているだけあって、森林をバックにして移るピラミッドは何とも違和感がある光景ですわ。
そして、正面にそびえたつスフィンクスもかなりの違和感が( ;∀;)
あまりに堂々としているその佇まいに少し威圧されてしまいましたよ!!
ただ、そんなスフィンクスですが横から見るとちょっと・・( ;∀;)
本来は奥に長いはずなんですが、直立していて下半身が地中に埋まっている兵隊さんに見えるのは私だけ??

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創業者の「伊藤さん」に突撃取材!!

▲受付のおじさんに背景を聞いていたら・・
そして、今回の記事を書くにあたり受付の方にここの背景に関して話を伺おうとしていたら、とあるおじちゃんが館内に入ってきました。すると、受付の方が「あっ、こちらが創業者の方です!!」とのこと。
お!!これはラッキーだ(*’▽’)
そこですかさず、ここの背景などを知りたいという旨を伝えると創業者の方は快く応じてくれました。そして、ロビーに案内されてッピラミッド温泉の背景などの話を聞かせていただけることに!!
受付のおじさんが、喫茶室からコーヒーを運んでくれました。いや~話をさせていただいてるのに本当に申し訳ないですm(__)m
そして、ここから40分ほど創業者の伊藤さんからここの背景を教えていただいたため、以下の説明で伊藤さんから伺った話も織り交ぜて紹介していきたいと思います!
▲こちらが、創業者の伊藤雄次郎さん
では、まずは創業者である伊藤さんはどのような人物なのかということから簡単に説明していきたいと思います。伊藤さんは那須が地元というわけではなく、大田原市の出身で大学から東京の方に進出。その後は電子工学の発明関係の会社を立ち上げ、経営をしていたそうです。
「私は発明関係の仕事をしていたんですがね、発明とスピリチュアルってのは関係ないようで関わりがあるんですよ!!」という。気のエネルギーを集めるには
いくつかの会社を経営していたようで、伊藤さんが30代の時には、日本国内だけでなく台湾や韓国、そして中国にまで展開。60代まで会社経営を続けていたのだそうです。台湾に進出した約50年前は、1ヶ月の人件費が1,600円という破格の値段だったそうです。
今回40分くらいの短めなインタビューでしたが、伊藤さんはとってもまじめなまっすぐな方だと感じました。こんな大きな施設まで作ってしまうくらいですからね!!以前は「水からの伝言」という疑似科学といわれた話がありましたが、今が科学至上主義で目に見えないものはどうやら置き去りにされつつある今日この頃。
▲山岳信仰の山として多くの参拝客が登った大山
昔は、論理など考えず童話や寓話を子供に聞かせたり、自然豊かな日本であるということで冨士講や大山講と言われる方々の様に山岳信仰をしていたりして、物がなかった時代だからということもありますが自然界にある様々なものに神様がいるというように神が常に身近にあったわけです。
▲大山の麓にある神社の玉垣には築地関係者の名前が
神奈川県の大山は、江戸時代に大変多くの方が参拝された山で昔は赤坂から大山街道を作り、数日かけて大山参りに出かける方が大勢いました。例えば、築地の関係者とかは信仰している方が多いんですね。海で仕事をする彼らは、レーダーなどの機械がなかった昔は海から見える大山の位置を頼りに漁を行っていました。そんな背景があったことで、今でも大山の麓の阿夫利神社の玉垣には築地関係者の名前が多くみられたりするわけです。
という感じで、知の冒険を続けていて神社やお寺に行ったりする機会が多いこともあって「見えないもの」というのも信じることは大事なのではというのはいつも考えたりするようにしています。ボーっと考えるだけですけどね( ;∀;)
占いとかも最初は「何であんなの信じるの??」っていう考えだったのですが「まぁそれで本人の気が楽になるんならありかな」みたいなね。でも、占いはしてもらおうとは思わないですが( ;∀;)

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この建物は、ピラミッドを忠実に再現していた!

そしてこのピラミッドは、ただ真似をして作ったというわけではないのです!!このピラミッドは、四面の角度を51度52分と本物のピラミッドと同じ角度にしており、そして大きさは実物の1/10にしているとのこと。さらには四面の方角まで同じに。そこまで、正確に再現しているのです。
では、何でピラミッドなのかというと、これは宇宙エネルギーを集めるためのパラボナアンテナのためだという。つまり、エジプトのピラミッドは王の墓であるのか何であるのかの成因は不明ではあるものの、伊藤さんはピラミッドには宇宙エネルギーを集める力があり、それを成すにも作ったというのが大まかな背景であるとのこと。
エジプトにあるリアルピラミッドって私は行ったことないですが、いろいろな噂はありますよね。中の遺体は腐らないとか、マイナスイオンが凄いとか。昔、特命リサーチ200Xという番組でもその話題を取り上げていた回を見たりした覚えがあります。
▲UFOのまちとして知られる、石川県羽咋市の「コスモアイル羽咋」
UFOであれば福島県の飯野村や石川県の羽咋市(はくいし)などでUFOによる町おこしが行われていますが、ピラミッドに関してここまでリアルに作っているのは日本でここだけか??
昔は「空飛ぶ円盤研究会」という会があって、市谷駐屯地で割腹自決した三島由紀夫や石原慎太郎もが参加していたり、昭和の時代にはそのようなオカルト的な話題は豊富だったようですが、だいぶ科学的根拠を求める現代では血液型占いとか動物占いとかは残っていますが、それ以外のオカルト的なのはあまり話題にならない気がします。。
ビットコインとか老後の貯蓄とか、金銭的な話題が多すぎる気がするのは私だけ??

地方の旅館感満載の館内

館内は、いわゆる小綺麗なホテルという感じは一切なく、スキー場とかにありそうなちょっと古めの旅館って感じ。なんでしょうかね、妙に歴史を感じるんですな。
冬真っただ中で外には残雪も残っている季節であるものの、ひまわり満開の館内(*’▽’)
ここは食堂的な部屋なのかな??
広い休憩室。ホッケーやビデオ型ゲームなど、地方ならではの懐かしいゲーム機が並んでいます。でも、電源がついていない。。
スロット機は銭型に北斗の拳。ただし、結構古い型のようです。こういうのって一体どこから仕入れてくるんでしょう??
うわーメタルスラッグ懐かしいわ。。中学生のころ友達とひたすらコンティニューしまくって全クリした覚えがありますよ(*’▽’)
ちなみに、メタルスラッグ3なら1クレで全クリしたことは一応あるんですよ!!
▲ピラミッドパワーが得られる温泉
この建物はピラミッド温泉(厳密には「ピラミッド元気温泉」)なのですが、温泉に関しては今回の記事ではここだけで。1回目の訪問で温泉には入ったのですが、まぁお客さんもいるし写真が撮れなかったということもありまして。。
この通路は、片側(写真左側)が鏡になっており、もう片側(写真右側)にはいろいろ伊藤さんが集めた品々が展示されているんですね。何で鏡なんだ??神社とおんなじで、我が身を見て我が身を見直せって意味なのですかね??
あら、京都の興福寺にある阿修羅像じゃないですか!
奇木ww右側のはラクダに見える。。
こちらは、伊藤さんがすべて集めたもの。ただ、こういうのをコレクションするのが趣味ってわけではなく自然界の
おっ、調子の悪い方は気功をしてくれるとのこと。私、ここ何年か方がずっと凝っていて、、ということで気功受けてみればよかった。次回やな。。
▲こちら別館。まだ2月ということで残雪も
ピラミッドがある本館とは別に、別館もあるようです。こちらは宿泊施設。ピラミッド温泉は宿泊施設もあり、どうやらサークルや合宿などの団体が泊まりに来ることもあるそうです。お値段も地方の宿にしては大変安いため、財布にも安心の施設なんですな!!

謎のリラクゼーションルーム「瞑想室」に潜入!

では、まずはいきなりでありますが瞑想室に関してから!!瞑想室は840円で入室することができます。受付で瞑想室に入りたい旨を伝えると、係りの方が案内してくれますぜ(*’▽’)
広いエリアのこちらの階段の先に、瞑想ルームがあります。勝手に入ることはできませんが、この先を案内していただくことに!!
そんで、瞑想室に到着です!「では、1時間くらいを目安にお願いします」とのことで、受付のおじさんは戻っていきました。では、瞑想室をご案内しましょう!
これが、伊藤さんが作った瞑想室だ~~~!!なんとも、独特。他にこういう空間って体験したことがないので、何とも例えづらい非常に面白い空間でした。
伊藤さんが言うには、今現在は物質があふれる世の中になってきたが、人間は物質があるだけでなく「気」や「スピリチュアル」のような精神的な部分も満たされないとバランスが取れないということのようです。
そのため、今の時代において精神的な駆け込み寺的な役割を担うようにという意味で作ったのが、この瞑想室なんだそうです。発明という物を作っていた仕事をしていたからこそ、物質が豊かになった現代に何か疑問を持ったってことなんでしょうか。

圧巻!!中央にそびえたつ巨大黄金根

▲最初はなんだかわからなかったが巨木だそうです
中心にそびえたつものは巨大黄金根といわれ、樹齢400年のケヤキに仏像1,000体、動物200体を彫り込んだものなんだそうです。エネルギーをためるのに一番適しているのが水晶、そして二番目が金ということで、このようなものが作られたという。
こちらが、黄金根に置かれているドデカい水晶。こんぐらいのデカさとなると、国産ではなくブラジル産とかなのでしょうか??国内ですと山梨県の乙女鉱山が有名でしたが、さすがにここまでのものはなかなか採れないのではないかと勝手に推測。
ちなみに、わざとではないのですが今見返すと角度が良くないっすね。。この方向からですとイチモツに見えてしまう。。
黄金根をよく見ると、こんな感じになっています。仏像が1,000体も彫られているという事ですが、一体どれだけ時間がかかったんでしょうか??
この中央の黄金根では、龍の口にガラス玉が埋め込まれている箇所があります。ちょうどここが、地中からの気柱が通っている場所であり、1階にある温泉の男湯と女湯はここを境にしているそうです。

瞑想室の隅に置かれるヒーリングCD

室内を観察していると、部屋の隅っこにラジカセがありました。私が入った時には何も音は流れていませんでした。ということで、CDをかけてみることに。
なんで、ストリートダンス部ww
どこかの高校にでも置いてあったラジカセだったのかしら( ;∀;)
▲ラジカセの近くに置いてあったCD
そこには、いくつかのCDが置いてありました。さすがに、ここにヒップホップとかJ-POPのCDは置いておらず、ヒーリング系のCDが10枚ほど置いてありました。どれがどんな音楽なのかわからないのでとりあえず「瞑想」を選択!!
瞑想室は天井がこんな感じになっていました。壁の絵は宇宙を意味しているのでしょうか??天井に何かがへばりついているのですが、これは鏡だったんですね!!なんであの場所に鏡があるのかしら??
ずららららっと並んだ椅子。ここに来る方はいったいどんな感じで瞑想をするんでしょうかね。枕が置いてあるということで、ある人は座りながら、ある人は横になりながらみたいな。
大量の枕。
1時間制限があるので、一通り部屋を見た後は自分も瞑想をしてみたり。日々の迷走を瞑想によっていい方向に変えていければいいんわけです。普段東京にいると、ボーっと考え込む時間が無く、メインのエンジニアの仕事やらブログの執筆やら取材やらで結構追われているので、自分を振り返るいい機会にはなった気がしました。
ただ、おじさんが「他のお客さんが来るかもしれませんので」とおっしゃっていたので、誰か入ってきたらどうしようという余計な邪念があり、その点を中にいる間ずっと気にしていたというのも一応書いときましょう~!
あとは「α波」に関してちょっとまとめきれなかったかな~。伊藤さんにインタビューしたときに「α波」に関してしきりに語ってくださったのですが、その辺は次回ですかね。我を振り返ってだけでもいい機会だったということで!!

おわりに

▲福島県にある「あぶくま洞」の鍾乳石
とっても怪しく不思議な場所だと思っていましたが、このピラミッド温泉には創業者の様々な想いが込められた建物だったわけです。
伊藤さんとの話の中で「鍾乳石が1cm成長するには70年近く(諸説はあると思いますが)かかるでしょ。私たちが生きてる期間はそんなもんなんですよ。だからね、そんな微々たる存在なんだから人の足を引っ張ったり、いがみ合ったってしょうがないですよ」という言葉がとても印象に残りました。
ここは温泉だけでなく宿泊もできるので、次は泊まりにでも行こうかと!伊藤さんにも「次は、ぜひ泊まりにでも来て下さい!」と言っていただいたので(^_^)

参考文献

詳細・地図

住所 栃木県那須塩原市接骨木493−3
営業時間 10:30〜21:00
TEL 0287-35-4141
駐車場 無料
アクセス 西那須野駅・那須塩原駅から、車で8分
リンク http://pyramid-onsen.com/
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