今回はローラー滑り台に関する記事です!日本には、まあ色々なところにローラー滑り台がありますわ。そんな中、今回記事にするローラー滑り台は山梨県の丹波山(たばやま)という場所にあるローラー滑り台になります。
日本一長いという訳ではないんですが、色々なネタがあるローラー滑り台なんですよ!
本記事のポイント
・丹波山の山々に囲まれた場所に位置する滑り台で、夏は虫に注意!
・滑り台のスタート地点は、お城風の建物
・3日だけ日本一の長さだったが、すぐに静岡県の滑り台に抜かれた・・
見出し
丹波山ローラー滑り台はどこにある?
「丹波山」という地名は、聞いたことがある方は少ないかもしれません。場所は山梨県の東部で、東京都に結構近い場所になります。丹波山というと、黒川金山という金山跡があったり、花魁淵(おいらんぶち)という心霊スポットがある所ですわ!
近くに鉄道は通っていないのでアクセスは結構悪く、車でないとなかなか行けない場所にあります!!
周囲は自然満載の景色
丹波山は周囲は山で囲まれており、本当に自然満載の場所。
▲山の中に突然現れるお城風の建物
そんな自然豊かな場所である中、ある場所にぽつんと城のような建物があるのに気が付くでしょうか。最初は、丹波山城みたいな城があるのかと思ったら、なんとあの城はローラー滑り台のスタート地点というまさかの展開に(笑)
実はこのローラー滑り台。元々は別のスポットの目的のために丹波山に来ていたため、行くつもりではなかったものの「城がある」ということに何か面白みを感じ急きょ行くことになったというわけです!!
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実際に行ってみた
車を走らせて実際に行ってみました。ちなみに、私はサラリーマンであり月から金まで仕事をしているわけです。
スポットに車で行く場合は、いつも金曜の夜に出かけて目的地付近で車中泊をして翌朝から活動するということをしています。今回もそうで、実家の鎌倉から丹波山まで深夜車を走らせたわけですがとにかく遠かった( ;∀;)
駐車場についたわけですが、すぐさまこんなキャラクターがお出迎え!名前は「タバスキー」というそうだ(#^^#)
歩くこと250m。坂の斜面に踏ん張って建っているかのように滑り台はありました!
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入り口からギャグ全開
▲ちょっと珍スポット要素が・・
で、階段を上って入り口まで行くわけですが、なんか書いてあるわい。。「宇宙人を連れての、襲来はお断りします」「UFOでは、すべれません」だそうです。そりゃそうだろ(怒)
ここのオーナーは昔の人気番組「水曜どうでしょう」が好きなのでしょうか?「水曜やすみでしょう」というように、ここは本当に水曜日が定休日!ただ、「すべり台どうでしょう」はちょっと強引すぎやしないかい??
受付で滑り方の講習を受ける
▲訪問時には誰もいなかった
階段を登り切り、ようやく入り口に到達しました。営業してすぐに来たため、まだ誰もお客さんはいらっしゃいませんでした!!この誰もいない感じがたまらなくいいわけですわ!
▲ビート板に多くのサインが
受付にはビートバンが複数展示してありましたが、そこにサインをするスタイルなんですね!
小学生や中学生の時にプールでビートバンを使っていたイメージがありますが、もう15年振りくらいに目にした気がしますわ!
そんで受付へ!まずは、係りの方から滑り方の説明を受けます。この方がボスなのかはわかりませんが、先ほどのギャグ全開のポスターのテンションに比べ、非常に寡黙な方のように感じた!!
大体は子連れの人が来ることが多いんでしょうかね?もしかしたらいい大人が一人で何しに来たのかと思われたかも(⌒-⌒; )
滑り方はこんな感じで滑るといいようです。ビート板と一緒に軍手も渡されるので、止まる時は両手で滑り台の淵を掴みながら摩擦で止めるという。
体育座りなんて何年ぶりでしょうか・・?(笑)
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滑る場所まで登り続ける
ということで、いざ滑るわけなのですが受付があるのは滑り台の終点になります!そのため、ここからスタート地点までは階段を登り続ける必要があるのです!エレベーターなどはございませぬぞ(^ ^;)
ところで、上部に「日本一のローラー滑り台」という文字が書いてありますな!一体何の日本一なのか?
この滑り台ができたのは1990年のこと。完成当時は日本一だったようなのですが、なんと完成3日で静岡県の日本平動物園のローラースライダー(390m)に抜かれてしまったのだという。日本一の座から一瞬で陥落したという悲劇のローラー滑り台だったのです。
実は、このローラー滑り台は、日本にあるローラータイプの滑り台の中で4位なのです。(2016/9現在)上図を見ても分かる通り、滑り台には「ローラータイプ」「ボブスレータイプ」が存在し、そのローラータイプの中でということ。
長さの日本一でいうと、奥日立きららの里にあるボブスレータイプの滑り台なんだとか。全長はなんと1,188m!1km以上も滑り続けるという規模の滑り台です。しかも、滑りの速度は30km/時という原付き並みの速度(⌒-⌒; )
結構恐いんじゃないっすか??
▲スタート地点までは階段を上っていく
では登って行くことにしましょう。この階段をひたすら登って行く感じになります。
ちょっとここで金額について触れると、滑り台の利用料金は子供は200円で高校生以上は400円になります。お得なのは、何度滑っても料金は変わらないというところ。ただ、何度も滑るには何度もこの階段を登らなくてはいけないのです・・。
もう一回行くか行かないかは、あなた次第。。
そんで、この看板である。うわースズメバチいるんかい(⌒-⌒; )
この先は、結構草木が生い茂っているため、確かに出そうだわ!今までクワガタ採集などなど蜂とは何度か格闘をしており、アシナガ蜂には2回刺されているという蜂歴がある私。
もう刺されたくないので、要注意である。
階段はわりと長い!わりとというか、滑り台自体が長いわけなので、そりゃその分登らなくてはいけないわけですわ。
しかも私が訪れたのは、初夏でありめっちゃくちゃ天気がいい日!うざいくらい日が照りまくっているため、汗が止まりませぬわ・・。
もう一息!途中に現れた橋が、ちょっと風情ありビックリ!
城から滑る!
▲お城風の建物が滑り台の入り口
で、でた!先ほども遠くから見えましたが、丹波山城?が姿を現しました。2階建てであり、他のお城に比べると非常に簡素な作りとなっている。一体何でここに城があるのか?何でスタート地点が城なのか?
謎は深まるばかり!
ちなみに、城の内部はどんな感じになっているのかというと、な、何もない・・。
この何もない感じを味わえということなのか?
そんでもって城の2階では、アシナガ蜂などの虫が元気に飛び回っておりこの階段を登ることはできませんでした(笑)
では、早速滑ることにしますか。記事にするためカメラを首にぶら下げながら滑ります。
▲滑る時、ちょっと怖かった・・
最初は結構なロングストレートコース!私はジェットコースターのような悪しき乗り物が苦手なため、ちょっとだけビビりました。。ちょっとだけ。。
多少手すりにつかまりスピードを落としながら滑りましたが、捕まらなくてもさほどスピードは出ないっすよ!
周囲には虫が舞う
コースの途中は草木が生い茂っているゾーンを通過することになります。冬とかになるとこんな光景にはならないとは思いますが、私が訪れたのは初夏っすわ!
城の内部に蜂はいたし、先ほどの看板もあることから蜂の恐怖に怯えながらの滑り台となりました。
途中には蜘蛛の巣トラップもあるぞ!蜘蛛の巣の作成スピードは速く、1日どころか数時間あればそれなりの巣ができるという。最初のお客さんは、滑る時に巣をもろに喰らう可能性があるので要注意だ!
コースに何かいた・・・。
やばい蜂ではなさそうであるが、ハエか何かか?
滑り台を滑りながら・・
ローラーが回転する轟音を立てながら滑る私。長さが247mということで結構な長さであったわけですが、滑っている時間は結構あっという間でした。
営業が始まったばかりに来て良かった。私が滑り終えた後、親子連れがやってきて小学生くらいの男の子が滑るべく階段を登って行きました。
なんか子供と並んで滑るのはさすがに恥ずかしいですもんな・・。今まで知の冒険をしてきて、大体の所に一人で行ったがここはちょっと恥ずかしかった。一人ディズニーランドでもいけば達観するんかな??
おわりに
日本全国には、多くのローラー滑り台があるわけですが、城があるというところもありちょっと個性的な滑り台でした。
ただ、長さでいうとローラータイプの滑り台で4位という微妙なもの。今後も、日本一を求めさらに長い滑り台が作られて行くのでしょうかね。。
参考文献
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詳細・地図
住所 | 山梨県北都留郡丹波山村890 |
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営業時間 | 9:00~17:00(受付16:30)※3月15日~9月30日、 9:00~16:00(受付16:00)※10月1日~11月30日 |
定休日 | 毎週水曜日(祝日の時は翌日) |
料金 | 小中学生200円、高校生以上400円 |
駐車場 | 無料 |
電話番号 | 0428-88-0466 |
アクセス | JR青梅線奥多摩駅より西東京バス「丹波」行きで55分 |
リンク | http://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/kanko/suberidai.html |