千葉県鴨川市にある「とんねるすいぞくかん」は、市民の協力で誕生したクオリティ高き水族館!!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回の記事は久々に千葉県の記事になります。千葉県って、私が住む神奈川県から近いものの一年近く訪問していなかったこともあって、2018年の秋から冬にかけてちょっと念入りに調査しようとしている所だったり。
そんで、今回紹介するのは「とんねるすいぞくかん」というスポット。水族館といっても、本当にお魚さんとかが泳いでいる水族館ではなくトンネルにお魚さんが描かれているという珍スポットなんですわ(笑)
誰もいない夜中に取材したので、ちょっと怖かったですがそのトンネルがどんなもんか以下に記載したいと思います(*’▽’)
本記事のポイント

・このトンネルは、安心して通行できるようにと行政や市民の協力のもと誕生
・トンネルに描かれている絵は、非常にクオリティが高い
・ここ以外にも、絵が描かれているトンネルは様々な場所にある!

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「とんねるすいぞくかん」はどこにある?

このスポット。GoogleMapには「とんねるすいぞくかん」と書かれているものの、かもがわナビのサイトには「とんねる水族館」と感じが使われていて、「どっち?」ってのがすんごく気になったりしたり。。
まぁどっちでもいいんですがそれはさておき、このトンネルは千葉県南部の鴨川市にあります。東京や神奈川からだと直線距離ではさほどないにしても、車でないとちょっと行くのに時間がかかる場所ですね。
鴨川市というと、鴨川シーワールドが有名ですかね。その他というと、日蓮聖人誕生の地ということでそのお寺である誕生寺にも多くの方(多くは日蓮宗や日蓮正宗の方なのかな?)が訪れたりします。3年後の2021年には、日蓮聖人の生誕から800年が経つということで、100年に一度行われる生誕祭が行われるという。100年に一度って、前にやった時に生きてた人いないっしょ(笑)
▲鴨川市にある巨大病院「亀田総合病院救命救急センター」
あと、鴨川には超巨大な病院である「亀田総合病院救命救急センター」があり、ここでしかできない手術のために、全国から患者が訪れる病院もあったりします。大きな建物がない場所に突然巨大病院が現れる光景はなかなかのもの。
ま、鴨川に関して話すとそれていくのでそのくらいにして、そんな鴨川に今回の対象スポットである「とんねるすいぞくかん」はあるのです。

ちょっと怖いが、真夜中に取材スタート!!

今回訪問したのは2018年10月上旬に行った千葉県6日間の弾丸取材旅のとき。このスポットは夜でも取材できると判断し、結局夜中の訪問となってしまいました。
▲歩行者用のトンネル「とんねるすいぞくかん」
この場所は、夜間でも車の交通量はまばらにあるものの、人通りはゼロ!周辺は真っ暗でトンネルの灯りだけが頼りって感じの場所です。なので、歩行者用のトンネルはちょっと不気味だったりするんですけどね!!
んで、見ての通り上の写真の左側に写っているのが今回の取材対象である「とんねるすいぞくかん」っす。ちょっと怖いけどさっそく中には行ってみることに!!
うお!
トンネル内部はこんな感じです。ここに来たのは深夜1:00頃。ただ、トンネルということで電気はついているものの、やっぱりなんか怖いっすね。。私はおばけとか信じませんけども( ;∀;)
夏場だとゲジゲジとか虫が湧いてたりしていたかもしれませんが、その辺の問題がなかったことがせめてもの幸いかと!

いかにして水族館は完成したのか?

▲魚の絵が躍動するトンネル内
このトンネルが誕生したのは2005(平成17)年11月のこと。このトンネルを利用する方々が安心して通行できるようにと、行政や市民の支援をもとに二年間かけて完成させたそうです。
作業の協力には、
・鴨川青年会議所
・ボーイスカウト
・鴨川市職員有志
・鴨川市民有志
などの方が参加し、その人数は延べ900人にもおよんだという。
ただ、このトンネルである実入トンネル自体は1979年3月に誕生したということで、実に誕生から40年が経過しているのですね。
一体このトンネル自体はどんな歴史があって掘られたのでしょうね。車用と歩道用が別になっているのもなんでだろうとかいろいろな疑問が湧いてくるもんです。この辺りの海沿いの道路にはこんな感じの道路はたくさんあります。
この辺は車社会だと思うので車の交通量は多いものの、そんなに歩行者やチャリンコの交通量は多くはないように感じますがどうなんでしょうね??

「とんねるすいぞくかん」の魚たちをたっぷり紹介!

では、実際に内部がどんな感じになっているのか見てみることにしましょう!!
▲懐中電灯を持参したが威力が弱い・・
一応クワガタ採集で使っている懐中電灯も持ってきたんですが、こいつすでに電池の残量がヤバいようで、ほとんど戦力になりませんでした。。無念。。

たくさんのお魚に囲まれたトンネル内部!

内部を見るとかなりの数のお魚たちが描かれていました。これ、一匹描くのにどのくらいの時間がかかったんだろうか??
おっと、魚だけでなくダイバーまで出現です!ちゃんと水の中を泳いでいるように見えて、非常に違和感ない出来ですな(*’▽’)
私のクワガタ友達であるT氏とO氏がいれば魚の名前が出てきたりするんですが、私はこの辺は詳しくないので見ても何の種類だかわかりません。。
ただ、ドンキーコングでこんな乗り物いませんでしたっけ?確かエンガードってキャラww
トンネルの中の蛍光灯は一つおきに明かりがついているようです。ついてない場所は暗い。。ちょっと怖い。。

絵のクオリティが高い!

▲ん?マンボー??
全体的にお魚の完成度は高いですが、こいつは見逃せないっすね!!マンボーかな??体が四角形になっとるわ。目ん玉がドラクエのスライムみたい。
このトンネルが出来たのは2005年ということで、13年前なんですね。ところどころペイントがはがれている箇所があるので、メンテナンスしないといけませんな~。
うわ~クマノミだ。ファインディングにもww
▲このタコ、めっちゃ上手い
魚だけでなくタコだっていらっしゃるわけです。しかし、めっちゃうまい!!足の吸盤の辺りとかめっちゃリアル!!
これらの絵には日本美術家連盟や女子美術大学の方々が制作協力や指導をしてくれた背景があるようです。そのためこんなハイクオリティなんですかね!!
こちらのカメ三兄弟もお見事!真ん中のカメさんなんか影だって描かれていますわい。
最初、この巻き具合がリアルすぎてウンコかと思ってしまいましたが、なにかの貝ですね、失礼しました。。

その他に描かれていた様々な生き物たち

これもタコ??
泳いでいるお魚だけでなく、岩場やイソギンチャクなどもちゃんと書かれています。
そして、なぜか所々には鳥の写真が。なんで??(笑)
真正面を向かれると、ちょっと恥ずかしい。。
これはなんだろ。カジキ??
こちらは、サメさんかな?表情が怖いっす。。
その他にもたくさん写真は撮っているのですが、その他は実際にここに訪れてみてみてくださいな!!

トンネルにまつわるその他の物語!

▲横浜市保土ヶ谷区にあるトンネル
かつて、トンネル工事は今ほどの技術が確立されるまでは崩落や出水事故によって多くの方が犠牲になっています。それは、北海道と青森県を結ぶ青函トンネル、さらにはJR東海道線の熱海-来宮駅間をぶち抜かれた丹那トンネルなど多くのトンネルなどなど。
ただ、そんな巨大トンネルだけでなく、このような町中にあるトンネルにもふと目を向けてみると多くの物語が眠っていたりするものなのです。市民の協力でトンネル内を装飾したというとんねるすいぞくかんの例に似ているケースということで、ちょっとこのトンネルも紹介してみようともいます!
私が小学校五年生まで住んでいた神奈川県横浜市保土ヶ谷区にある、こちらのトンネル。上には高速道路が走るどこにでもありそうなトンネルなのですが、その中をのぞいてみると、、
こんな説明文が。書かれている文章によると、このトンネルは落書きだらけだったものの、必死にそれらを消し続けていた方がいたようです。その方に恩返しをしたいということでプロジェクトが立ち上がり、東日本高速道路株式会社や狩場町の自治会などを巻き込んでトンネルを綺麗にしていったようなのです。
ちなみに、ここに書かれている瀬戸ヶ谷小学校は、私の母校。地元を懐かしむためにたまたま通ったらこの事実を知ったのです。
このトンネルの先には児童遊園地という公園や、保土ヶ谷プールなどがあり、周辺住民がたくさん通る割を交通量が多いトンネル。これだけ綺麗になったことで、多くの方が気持ちよく通行できるようになったでしょうね(*’▽’)
みなさんの家の周りにも、トンネルに限らずこのような知られざる物語って探せば眠っているのではないですかね??
ちょっと「とんねるすいぞくかん」から話がそれましたが、このようなトンネルもありますよっていうお話でした!!

おわりに

しかし、よくこんだけのものを描いたもんだ。トンネルの全長は200mほどですが、その両側を端から端まで何匹もお魚やらが描かれているんですからね!
あまり知られていないスポットだとは思いますが、こういう何気ない場所にこんだけのものが描かれているなんて本当に素敵ですわ!!一体どんな雰囲気でここに水族館が描かれていったのか。。
また鴨川には来る機会があるので、今度は周辺のお店とかにこのトンネルにまつわる話とかを聞いてみようかな。何か収穫があったら記事をアップデートいたします!!車洋のトンネルではなく歩道用にのみ描かれているので、この付近を通る際はぜひ車を降りてこのトンネルを歩いてみてはいかがでしょうか??

参考文献

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詳細・地図

住所 千葉県鴨川市天津 国道128号線
駐車場 付近になし
アクセス 安房小湊駅駅から歩いて15分ほど
リンク http://www.kamonavi.jp/ja/shisetsu/SPAK0006.html
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