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2015年のシルバーウィーク、北海道にやってきました。
北海道というと、摩周湖、屈斜路湖など透明度が高い綺麗な湖がたくさんあります。
しかし、それだけではなく、Macの壁紙に採用された青い池も北海道にはあるのです。
その池を見るべく、北海道の中心部へと車を走らせました。
時刻は17時に近づこうとしていました。
北海道ということもあり、長い距離をスイスイと走らせて、池まであと4kmに迫ったその時、
おお・・・!
渋滞か?
この直線を4km進めば青い池に着くのですが・・・・
これは一体何の渋滞なのか?
最初は、事故か少し先で道路工事でもしているために発生した渋滞だと思っていました。
2,30分近く粘るが、一向に進まない。。。
やばい!
日没が近い!
今日、この池を見れないと、旅の計画に大きな狂いが生じてしまう。
しかし、全然進まない。
ここで、ネットで美瑛の青い 池についてひたすら調べてみることに。
「美瑛 青い池 渋滞」「美瑛 青い池 事故」「青い池 道路工事」と色々な単語で検索しまくっていると、事実がようやくわかりました!
この池、なんと連休中は池を見るだけでかなりの渋滞が発生するとのこと!
ネットでは、そのため休みの期間は早朝に訪れた方がいいと書いてありました。
まじか!!
相変わらず一向に進まない渋滞。
今回は、友人と2人での運転。どうやってこの危機を乗り越えるかを考えました。
そこで思いついたのが、片方は運転をして、片方は歩いて池まで行く作戦!!
この作戦では、片方は車から降りて歩いて向かう。
もう片方は運転しながら渋滞を進む。
片方が池を見終わったら、車まで戻り、そうしたらもう片方が池まで歩いていくという作戦!
長い時間をかけてあと池まで2kmまで迫った時、ようやく作戦を決行することにしました!
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もう歩いて向かいます!
しかし、相変わらずの渋滞。
渋滞の車の横を通ると、通り過ぎた車の視線を感じるのですが、そこはお構いなく進んでいきました。
走っては、休憩しながら歩き、また走っては歩くをひたすら繰り返しながら進みます!
歩いた方が断然早い!
この作成は結構良い作戦だったのではないかと思いました!
しばらく進むと、車が路肩により始めていました??
なんだ?
なんと、これらの車は、渋滞にしびれを切らしたようで、路肩に車を駐車して、ここから歩いて池に向かっているようでした!
まじか!
そんなのありかよ。
ここまできたら、車はぐんぐん進めるのではないか?
いや、もしかしたらこの先でもまだ渋滞している場所があるのかもしれない。
そんな疑心暗鬼の状態の中、さらに進んでいくと・・・
もう、めっちゃすいているやんけ!
今までの渋滞が嘘のようなガラ空きの道!
一体何がどうなっているんだ?
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ということで、この状況を伝えるべく、車にいる相方に連絡をすることに!
しかし、ここ、めっっっっっっっちゃくちゃ電波が悪いのです・・・。
電話をしてもうまくつながらないため、ちょっと歩いては電話しての繰り返し。
すると、ようやく繋がった。
俺:「もしもし。」
相方:「も・・・し・・し。」
俺:「今どの辺にいる?」
相方:「・・×$%だ・・×だよ」
あいかわらず電波が悪い。
ということで、LINEで連絡することに変更した。
走りながら、相方が来ないかと振り返るが一向に来そうな気配はない。
LINEの返事も返ってこないし、一体相方はどこの辺にいるのだろうか。
そして、やっと池に到着!
2kmは結構遠いですね。
何とか、記事のための写真はとれそうなのでとりあえず一安心。
池までは数mです。
あらら・・・。
駐車場まで大渋滞。
この美瑛の青い池は、特に係員のような人がいるわけでもない無人のスポット。
そのため、駐車場整理をする人もいなく、ましてやトイレすらない場所なのです!
ここで屋台でも出したら結構儲かりそうだ(笑)
池の周辺には人、人、人。
こんな何もない場所にこんなにたくさん人がいるとは!
ってか、この池がこんなに有名な場所だとは知らなかった。
ということで問題の池はこんな感じ!
ではここで、美瑛の青い池が、何で青いのかについて説明いたします。
その理由は、近くの白金温泉街にある「白ひげの滝」などから、アルミニウムを含んだ水と、美瑛川の水が混ざると、目に見えないコロイド状の粒子が生成されます。
それが、太陽の光を散乱させることにより、青く見えるんだそうです。
どういうことかおわかりでしょうか??
これは、空が青く見える理由と同じで「レイリー散乱」という現象です。
空には空気が存在します。
太陽の光が直進し、空気にぶつかるとレイリー錯乱が起こるのです。
そして、青色は色の中では一番散乱しやすいのです。
それにより、我々の目には青色しか届かないため、空が青く見えるのです。
美瑛の青い池には、先ほども述べた通り目に見えないコロイド状の粒子が含まれています。
そのコロイドが、差し込んできた太陽光を散乱させ、青色が目に届くことにより、青く見えるということです。
確かに綺麗なのですが、2kmをすっ飛ばして走った疲労感や、相方が今どの辺にいるかが気になり、もはや池の青さを堪能する余裕はありませんでした。
しかも、雨が降ってきたではないか・・・。
雨が降っているのがわかりますでしょうか?
もう踏んだり蹴ったりですわ!
池を見終わり、相方の元へ向かうため引き返すことに!
そして、引き返して道路を数分走ると、相方と合流。
そして、相方にも池を見てもらい、なんとか日没までに見終わることができました!
相方にiPadを渡して、「1枚撮ってきて」と言って撮ってきていただきました。
この時は、雨は止んでいたそうです!
とにかく、連休中にこの池に来るためには、朝の方がいいようです!
迂闊に来ると、痛い目にあいますよ!
だが、色々調べていると、このような事態はここだけではないそうです。
北海道は広いようで、面積に対してそこまでスポットが多いわけではありません。
そのため、皆車で移動しつつも、同じスポットを目指していることが多いため、有名なスポットの場合はこのような渋滞や、駐車場になかなか入れないということが起こることは十分にあり得ると思います!
北海道の旅をする場合には、入念な準備が必要ですね!!!
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詳細・地図
住所 | 北海道上川郡美瑛町白金 |
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訪問時間 | 訪問自体はいつでも可能 ※ただし、日が暮れると何も見えなくなります |
駐車場 | 無料(乗用車100台、バス10台) |
電話番号 | 0166-92-4378(美瑛町観光協会) 0166-94-3025(白金観光センター) 0166-92-4321(美瑛町経済文化振興課) |
アクセス | JR美瑛駅から約17km、白金温泉から2.5km 青い池2km手前に、白金インフォメンションセンター(案内所は4月下旬~10月下旬の季節開所)があります。 |
リンク | https://www.biei-hokkaido.jp/search/sightseeing/viewspot/000035.html |