横浜市磯子に残るゲキ渋商店街「浜マーケット」の歴史と今を調べるべく突撃取材しに行った!

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二度ほど大きな火事もあった・・

お母さんに話を聞いていて、何か商店街の歴史においての思い出を聞いていた時に出てきたのが”火事”の話題。どうやらここは今までに二度ほど大きな火事があった(細かい火事も含めると三度ほど)そうです。

1973年に火事で焼失したエリア

最初の火事は1973(昭和48)年に発生。商店街の真ん中より少し南側のエリアが燃え盛ったそうです。といっても、焼失したのは上の写真に写っている両側4,5軒ほどで、それ以上は広がらなかったとのこと!

火事が起きてからは、新しくお店を建て直して今に至るそうです。といっても、現在はこの辺はシャッターが下りていてもうお店は閉店してしまったそうですが。。

とはいえ、このときに商店街が全焼しなくてよかったっすね~( ;∀;)

2007年に火事で焼失したエリア

さらにさらに、2007(平成19)年にはまた大きな火事が発生しました。その火事で焼失したのは上の写真の部分。写真を見てもわかる通り、両側にお店がないですよね。。そう、それは2007年の火事で焼けてしまったからなんですね。

今では新しくお店が建てられるということはなく、休憩スペースみたいな感じになっています。。最初に訪問した時に「何でここにお店がないんだ?」と思いましたが、そういうことだったんすね。。

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火事で焼失したエリア

火事が消失した箇所を地図で示すとこんな感じですかね。

ただ、後でも出てきますが2007年の火事はただお店が燃えてしまっただけでなく、お店が無くなったことで商店街の活気も失われてしまった気がするとお母さんは話していました。。

なぜマーケットは衰退したのか・・

今でも多くのお店が営業はしているものの、結構シャッターも目立つようにも思います。お母さんに話を聞いてもやはり下り坂なのは如実なようです。その辺の衰退の理由にも迫りました!

近くにある相鉄ローゼン

この浜マーケットが衰退した一番の理由は、20年ほど前に相鉄ローゼンができたことなんですって!

地方の駅前なんかも、車社会になって近くにイオンモールなどのショッピングモールが出来て客がそっちに流れていったみたいなことをいろんな場所で聞いてきたわけですが、ここでもそんな感じですね。やはり、大型スーパーに個人商店はかなわない時代なわけです。常連さんに支えられて生き延びれるお店を除けば。。

あとは、先ほども書いた2007(平成19)年に起こった火事も大きな衰退要因ではあるとのこと。

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引用元:日本女子大学片山研究室のデータ

それを裏付けるような数字もあり、上の表は浜マーケットの休憩スペースに貼ってあったもの。なにやら、日本女子大の片山研究室がこの商店街を分析していたようなので、ちょっと拝借させていただきました。

1970年頃までは店舗数が増えていたようですが、そこからずっと下り坂なんですね。特に減少著しいのは2000(平成12)年以降ですね。ローゼンが出来たのが1999年頃で平成の火事が2007年なのでその辺もあって一気に店舗数が減少していったんでしょうな。。

浜マーケット近くにある100円ローソン

まぁあと一応書いておくとローゼン以外にも、100円ローソンだったりといろんなお店でいろんなものが買える時代になってきていますからね。。これはしょうがないよな~~。

磯子警察署の前の交差点

あとは、浜マーケットのすぐ近くにあるこちらの交差点で、歩行者が道路の反対側にわたる方法として歩道橋から横断歩道に変わったこと。これで歩行者の移動が容易にもなったということですね。

ということで、浜マーケットが衰退した主な理由は以下の三つにまとめられると思います!!

浜マーケット衰退の理由

・近くに相鉄ローゼンが20年ほど前にできたこと
・警察署の前の交差点が歩道橋から横断歩道に変わったこと
・2007(平成19)年に起こった火事で多くの店舗が消失したこと

今はシャッターが閉まっているお店も多く、商店街が始まった当初に比べたらお店の数は半分ちょいと言った感じでしょうか。。

ここのお店を支えてくれているのは昔から利用している常連さんなんでしょうかね。私が取材している最中にも、お店の常連さんが訪れて井戸端会議が始まってそこに私も参加したりしましたが、やはり常連さんとのつながりは強いようです。

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飲み屋は出店禁止というルール!

飲み屋は一軒も見られない

これ、結構気になっていたテーマなんですが、現在の浜マーケットにはバーやらスナックなどの居酒屋はゼロ。でもですよ、こういった個人商店が集まったこういう商店街ってだいたい飲み屋が入るケースが多いんですよ!

それは、時代の流れとともに雑貨や食料品は大手スーパーやデパートで買う方向になっていくため、個人の商店は大型のチェーン店には勝てないわけです。それで無くなっていった空きテナントに何が入るかというと大抵は飲み屋。。

スナックとかは営業する敷居が低いし、こういったスペースで出来るお店って言ったら飲み屋が鉄板なわけですな。

立石にある『呑んべ横丁』

例えば東京都葛飾区の立石にある『呑んベ横丁』。戦後に誕生したこの商店街は、当初は個人商店が並び、ここで買い物をすれば必要なものは全てそろうほどの品揃えだったようです。

その後、二階は青線だった時代もあったようですが今では一階が飲み屋で二階が空き家となっています。

野毛にある『都橋商店街』

あと同じ横浜市でいえば、野毛にある都橋商店街なんかもそうですね。1964年の東京オリンピック開催に従い、景観などの理由で桜木町周辺にあった露天商をこの建物にぶち込むことで誕生した商店街。

当初は一階が個人商店(特に靴屋が多かったらしい)で二階が飲み屋でしたが、時代が進むにつれて飲み屋のテナントが代わりに入るようになり、今ではすべてが飲み屋となっています。

こちらもなかなかの外観なので、スマホで撮影される方が多いっすね!!

飲み屋を出してはいけないルールになっている

ところがです、この浜マーケットには、商店街と関連のある”まちづくり磯子・滝頭まちづくり協議会”によって、「ここの商店街では飲み屋を出してはいけない」というルールにしているのだという。

お酒を出してはいけないわけではないが、夜だけ赤提灯を出してお店を営業するのは今のところは禁止。なので、昼間も営業する定食屋で酒も出すとかなら可能らしいんですけどね。そんな背景があって、この商店街には飲み屋がゼロなんですって!

おわりに

お母さんからいただいたお茶

最後に、話を聞かせていただいたお母さんから「あんま冷えてないかもしれないけど良かったら飲んで!頑張って調べてね〜ご苦労様!」といって 差し入れをいただけました!

お母さん、ありがとうございましたm(__)m

いや〜人情の街ですわ。ここには人情がありますよ。こういう雰囲気を残して欲しいとは側(はた)から思っていても時代の流れもあってなかなか難しいとは思うんですけどね。。

以上、浜マーケットでした!あと、この近くにあった磯子花街の記事も書いているのでもうちょっとしたらそれもアップします~(*’▽’)

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県横浜市磯子区久木町20−5
駐車場 なし
アクセス JR磯子駅から徒歩20分ほど
リンク https://hama-market.com/

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