日本の血液型信仰のきっかけ!?かつてのベストセラー本「血液型人間学」を読む!

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普段知の冒険で取材に行っているわけですが、色々なスポットの背景を知るにあたって読書も日々行う必要があるわけです。といっても、ビジネス本とかではなく基本的には事件史やその街の物語の本などを読むことが多い感じです。
私の家にはIKEAで買った棚が二つあるのですが、すでに棚が満杯になりつつあるという。。もう棚に入りきらないので、積み上げている状態です( ;∀;)
そんな中読んだ本が、1973年に出版された「血液型人間学」という本です。何の本かというと、日本における血液型信仰のきっかけになった本ということのようなのですわ( ;∀;)
著者の能見正比古(のみまさひこ)さんは放送作家の方。能見さんは、30年間もの間に集めた血液型と人間の気質の関連性を分析してきたというのです。あくまで、科学的に実験を行って結果を出したというのではなくアンケートなどをもとに統計をとった結果という感じですかね。
本には各々の血液型に関して性格分析を行っているんですね。O型の人間は歌手が多いとか、B型はたくましく眠る、A型は交通事故が多いなどなど。
「血液型は本当に人間の性格や気質に関係があるのか?」ということですが、100%何も関係がないとは言い切れないですが、ほぼ関係ないでしょうというのが私の考え。いわゆる、A型・B型・O型・AB型の4種類があるわけですが何かの項目に関して分類すると、25%ずつにはならず、どれかに偏ったりするもんです。なので、それに関して推測しても本当にそうかはわからないと思うんですよね。長く統計を取ってみると均一化されているのではと。
なので、会話の中で「やっぱり××型だからそうなのよ~」という会話を聞くと「んなわけねぇやろ!!」と心の中で思ってしまう私。ただ、血液型は話としては大変便利だし、話し出すと面白くなるのは納得なんですよね(-_-;)
誰でも話せる話題ですし、話してみると「ああ~確かに~~」みたいになるわけです。ただ、私はO型なのですがO型以外のA型やB型をみても当てはまると思ってしまうという(-_-;)
昔は会社の研究チームでAB型を集めたとか、入社試験で血液型を聞くなんてこともあったみたいですね。あと、血液型は「差別」とも言えるわけです。「A型人間はこうだ!」とか、「B型人間はこうだ!」というとその人のことを診ようとはせず血液型だけで決めつけてしまうわけですから・・。
人間は皆が同じということは耐えられないようで、「あの人はこうだけど、この人はこう」とか分類したいという思いがあるようで。そんな背景があるとすれば、「日本の血液型信仰は差別がなくなったから出てきた」という意見があるのも納得です!今は血液型ですが、いつの時代も何かしらで区別されていくってことでしょうか・・。血液型が流行らなくなったら、また別の何かが出てくるかもしれないです。
そんな本を、旅のかたわら渋谷のマクドナルドで読んでいたわけです。ただ、その時は10月31日だったわけですが、仮装パレード、、もといハロウィンの日だったため、マクドナルドの席が仮装大賞の控室みたいな感じになってましたわ。そんなJKやら20歳くらいの若者が騒がしい中、私は血液型の本を読んでいたわけです。。シーンとしているよりもちょっと騒がしい方が妙に落ち着くというね(*’▽’)
いつからハロウィンはこんな仮装ごっこになったのだろ!!とディスりつつも、こうやって赤の他人と一つのことで盛り上がるのは楽しそうや!!世の中、何がきっかけで流行りだすかわからないものですな。でも、こういう本がきっかけで流行ることもあるというお話でした!!

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