巨大ピンサロ街で一時代を築いた「小田急相模原」その歴史をキャバクラの店長と追った!

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小田急相模原はクリーンな住宅地へ!

店長さんがしきりにおっしゃっていたのは「オダサガってね、今はそうでもないけど私が来た頃(2000年頃)はなんか暗いというか陰に隠れた町って感じでしたよ。」という言葉。
▲今では明るくなったロータリー
今は街が明るくなってきたものの、以前はこのロータリーもアーケードのような屋根があったことで暗いという印象が強かったという。テレクラの待ち合わせとしてもラブホテルが一軒くらいしかないのにこの駅を使う人が多く、なんかそういう人たちを引き寄せるというかちょっとずれた場所という雰囲気だった。
▲オダサガバブル時代の金で建てたビル
MIRANDAを運営している南海商事という会社は今年で40年目。もともとは登戸で飲み屋とヘルス・ピンサロを経営していたが、小田急相模原ではキャバクラのみを出店しているとのこと。店長さんがオダサガで働き出した90年代後半は「オダサガバブル」という言葉もあったそうな。
その当時は、キャバクラでは飲み物を1本1000円で出していたそうですが、もう何本も出て面白いくらいに儲かっていたという。今現在、南海商事は駅前にある上の写真のビルを所有していますが、このビルはオダサガバブルの時に儲けた金で建てたビルなんだとか。
「オダサガにキャバクラビルが誕生した!」ということで、テレビでも紹介されたんだそうですよ!現在、建物には居酒屋のチェーン店と南海商事が運営しているキャバクラ2店舗が入っているようです。
▲2018年時点の駅周辺
そんなオサダガバブルといわれた街も、手入れが入り風俗店は姿を消していくことになります。小田急相模原は座間市と相模原市の境界に位置しており、この二つの都市が手を組んで街をクリーンにしようと立ち上がったことなどが背景にあるとのこと。
あとは警察も手を貸したのは間違いないと思いますがね。

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▲ピンサロ店はいまでも数店残っている
ピンサロ店も街を歩けばいくつか残ってはいるものの、活気がある街かというと正直そうは感じない。そして、他の場所に比べて料金が鬼のように安いのが妙に気になる。。
▲駅前を見上げると数棟のマンションがそびえ建つ
風俗店などのお店はつぶれて、現在はタワーマンションの建設ラッシュが進んでいるこの街。かつてオダサガバブルと言われ、歌舞伎町のようだったこの街は新興住宅地へと変貌しているのです。
そして街が変わっていくと同様に、MIRANDAのお店も客層やシステムも大きく変わってきたという。
というか、そもそも今の時代にキャバクラは本当に儲からないという。。特に、若い人がキャバクラのようなお店には来ない、つまり新規のお客さんが本当に少ないのだという。特に、小田急相模原はそんなに知られた駅名でもないため、MIRANDAは昔からの固定客がほとんどで、そのお客さん達でお店の営業が続けられている状態。
▲駅の近くにある米軍住宅
あと、この場所は近くに米軍住宅があることで、外国人も多い街。昔は揉めるので絶対に外国人はNGにしていたが、最近はおとなしいく揉めることもないということで店内に入れているという。会話は向こうは英語ではあるものの、スマホを使えば何とかなるらしい(笑)
今では多くのピンサロ店がお店をたたみ、残っているのは10店舗ほど。駅前を歩く際に上を見ると、いくつものタワーマンションが建っているのがわかるんですね。小田急相模原は、どんどん住宅が建つようになり、かつての繁華街の街並みは消えゆく運命にあるのかもしれません。

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キャストドリンク無料の新システムを搭載!

▲複雑なキャバクラの料金システム
時代も変わっていき、MIRANDAの母体である南海商事は、キャバクラの料金システムに革命を起こそうとしているそうです。
そもそも、キャバクラの料金システムは本当にわかりにくい。。基本料金的なセット料金だけでなく、女性へのドリンク料、さらには指名料、あとはTAX(タックスというキャバクラ特有のせ税金)に消費税が絡むということで、気づいたら思った以上の金額になっているということはキャバクラに行ったら多くの方が感じたことではないかと。
▲キャストドリンク無料を大々的に宣伝
そこで、南海商事はキャバクラ界に新たな風を吹かせようということで「キャストドリンク無料システム」を採用したのです。これは、女性へのドリンク料金が無料ということ。そのため、指名さえしなければ最初のセット料金とTAXと消費税だけで済むわけです。
キャストドリンクについて少し説明しておきます。キャバクラでは、女性が付くたびに、女性のドリンク代を払って一緒にお酒を飲むわけですが、その女性へのドリンク代がキャストドリンク代になります。自分のドリンク代は、基本料金(セット料金)が飲み放題になっている事が多いためプラスで料金はかかりません。
そのため、女性を短時間でまわし(別の女性に交代)まくることによって、その都度女性のドリンク代を払ってもらえばお店はその分儲かるわけです。ドリンク代は、だいたい一杯1,000円ってケースが多いです。
ただし、あまりに女性を回しすぎるとお客さんからも「もうちょっと話したいし、あんまりに短い時間で回されるとそのたびにドリンク代を払わなきゃいけないのはなんとかならんのか!!」と苦言を呈する方が多かったそうなんですね。。
▲「キャストドリンク無料」のうちわもあるww
そこで、キャストドリンクを無料にするという新システムを入れることにしたのです。このシステムを導入したのは2013(平成26)年4月のこと。ただし、小田急相模原でこのシステムをやっても、そんなメジャーな街ではないということでなかなか流行らないのだとか。。
これを町田でやりたいという声もあるようですが、そうすると売り上げも下がるという声もあり町田進出には至っていないという。。しかし、料金を安くしてお客さんにいてもらうことはお店的にもメリットになるという。
お店が繁盛して店内が盛り上がっている方が、他のお客さんもより延長してくれるという相乗効果を生み出すから。一概に料金を安くしたからと言って、単純計算で売り上げが下がるということでもないようです。。
こんなに親切な店員さんがいるお店なので、できれば長く営業してほしいものです。それ以外にも、お店に来た芸能人の話など様々な事を聞きましたが、記事に書くのはこんな感じですかね。
今後も小田急相模原のこと以外に色々な事を教えていただくため、またお店を訪問することを伝え、お店を後にすることに(*’▽’)
いや~本当に店長さんのおかげで小田急相模原の街について本当にたくさんのことを学ぶことができましたよ!ここに来てヨカッタ~~!!
続きはこちら!開発が進み、オダサガは新興住宅地へ!
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