うさぎと毒ガス、大久野島

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今回のテーマは島です。
何せ日本の島は全部で6,852島あるくらいですから・・・
今回の目的地は「大久野島」です。

ここが、大久野島。
先ほどまで豪雨だったため、下がずぶ濡れでした。

こちら島の全体図。
島を一周するには、2時間以上はかかると思います。
とはいえ、1日で回れる島です。
島には、キャンプ場もあり、テントが張ってあるのをいくつか見ました。

早速ウサギが出てきました。
結構可愛い。
しかも、我々を見つけるとこっちに向かって走ってくるんです。

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また現れた!
今度は黒うさぎ。
何でこの島にウサギがこんなにいるのか?
はっきりとした原因は定かではありませんが、やはり毒ガスの実験台だったという説は聞いたことがあります。

こちら、毒ガス資料館です。
名前怖すぎ・・・・
島に来たばかりのときは、停電していて開けられないと言われてしまいました。
でも1時間くらいしたら電気が復旧して開けてくれました。
 ここの博物館では、この島の歴史をビデオで鑑賞でき、毒ガス製造に関することや毒ガスの怖さを学べます。
毒ガスにかかってしまった人の写真は、目を覆いたくなるような光景でした。
ここの島は、修学旅行で生徒さんも来ることがあるようで学校から送られた千羽鶴も飾られてありました。
ビデオ鑑賞した人の中には、学校の先生もいて修学旅行の下見に来たといっていました。

世の中、いくら珍しいものでもあまりにも数がたくさんあると慣れて飽きてしまいます。
今回のウサギはどうだかって??
うん、5分で飽きました(笑)。
もうどっからでも出てくるんですもの・・・・

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このウサギたち、田代島の猫となんか似ています。
最初は走ってこっちに寄って来るんですよ!!
でもね、
餌を持っていないとわかった瞬間にソッポを向いてしまいます。
こいつらめちゃくちゃ人に慣れてます・・・・

島の高台にやってきました。
ここが島で一番高い場所なようです。

こんなところにもウサギが出現しました。
こいつらほんとどっからでも出て来るな・・・・・

山頂からは瀬戸内海の島々を眺めることが出来ます。

煉瓦積みの建物が続きます。
まるでラピュタのようであります。
ここの煉瓦積みは、イギリス積ですね!
煉瓦の積み方には2種類あるんです。
それが「フランス積」と「イギリス積」。
イギリス積みは頑丈なつくりであります。

毒ガスは、1929年から作られたそうです。
ここで作られた毒ガスは、中国各地で使われるようになったそうです。
毒ガスの生産は国際法上では禁止されていたものの、ひそかに毒ガスを作っていたんだから日本もなかなかやりますな。

レンガ造りの建物が続きます。
当時のまま残っているだけに、感慨深いものがあります。
この辺りは、毒ガスの製造所だったのでしょうか??

毒ガスは、当時の作業員にも甚大な被害を出しています。
昔テレビで、今現在でも毒ガスの後遺症に悩む方がいて、今でも医者に通っているんだとか。
どこの病院かは忘れてしまいましたが、毒ガスの後遺症によるカルテというのはかなりレアなケースであるため、医学的にも貴重な資料となっているんだとか。

すごい廃墟が現れました!!
ここは発電場跡。
この建物は、大久野島で毒ガスを作る際(1929~1945年)に、電力を供給していた発電所なんだそうです。
また、1944年11月~1945年4月までは、「ふ号作戦」に使用する風船爆弾の風船を膨らませて、弱い部分を補修する作業もしていたんだそうです。

ここは結構有名な島ではあるものの、戦争について考えさせられるスポットでもあります。
アクセスは悪いですが、広島に来た際にはぜひ来たほうがいいスポットです。
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詳細・地図

住所 広島県竹原市忠海町大久野島
電話番号 0846-22-6199
(※大三島フェリーへの問い合わせ) 
アクセス 広島側から(忠海港)からでも愛媛側(盛港)からでもフェーリーでいけます。
リンク http://www.qkamura.or.jp/ohkuno/access/
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