日本で初導入の「ラウンドアバウト」は長野県飯田市にあった!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
こんにちは。今回は、長野県飯田市に日本で初めて導入された「ラウンドアバウト」に関するお話です。「ラウンドアバウトって何すか?」って思う人もいるかと思いますが、交差点が環状になっているものなんだそうですよ!
私は、「ミスタービーンの動画で見たことがあるな〜」という印象で海外など(特にヨーロッパ?)でよく取り入れられている方法なんだそうな!
ということで、そのラウンドアバウトを実際に見に行ってみたので以下で紹介していきます!
本記事のポイント

・日本初の「ラウンドアバウト」は、長野県佐久市にある
・信号機を設置する必要がないなど、経済面や環境面などでメリットがある
・ヨーロッパに多いようであるが、日本ではまだ普及には時間がかかる

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飯田市東和町はどこにある?

ラウンドアバウト
長野県の飯田市東和町はどこにあるのか?私は、知の冒険で割と旅をする方なので日本の地理は結構得意だと思っておりますのです( ´ ▽ ` )ノ
しかし、長野県となるとそんなに行ったことがないため「××市がどこにあるか?」となると、まだわからないところが多い。
そんで飯田市東和町がどこにあるかというと、長野県の南部にあります。首都圏から行く場合は、南アルプスがあるせいで直線で行くことはできず、迂回してでないといけないのが難点っすね(⌒-⌒; )

実際に見に行ってみた!

ラウンドアバウト
ということで、実際にラウンドアバウトを見に行くことに!場所は、飯田駅の少し東側にあるようです。上の写真は、GoogleMapの衛生画像を拡大したものですが、ラウンドアバウトがどれかわかりますでしょうか?
右側と左側に円状になっている交差点が二つありますね!これらがラウンドアバウトになります。2つありますが、日本で最初にできたのは左側にあるもののようなので、まずは左側から攻めていきますか(^ ^)

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ここが日本初のラウンドアバウト

ラウンドアバウト
車で進み、「この辺りかな?」と思ったらこんな標識が出てきました!実に分かりやすい( ´ ▽ ` )ノ
この先にラウンドアバウトがあるようです!
ラウンドアバウト
▲日本で最初にできたラウンドアバウト
あ、あった!すげー!生まれて初めてラウンドアバウトを見ましたが、最初は結構新鮮な感覚でした!確かに車がグルグル回っているではないか。
ラウンドアバウト
こんな交通標識も初めて!免許取るとき、試験でこんな標識出てきたっけか?
ラウンドアバウト
ということで、誰もいない時に無駄に3周くらい回ってみました!まあ、そんなことしても何にもならんがね(笑)
ちなみに、ここがラウンドアバウトになったのは平成26年とのこと!意外と最近なのですな!
回る方向としては、時計回りのようですね!日本だと左側通行になるため時計回りになりますが、海外で右側通行になる場合は、反時計回り方向になるのでしょうな!
ちなみに日本が左側通行で海外の大抵が右側通行なのは、日本は剣を主な武器としているため、右側通行だと鞘(さや)同士がぶつかるため左側通行になったのだとか!一方、アメリカのような銃社会は、右側にしまうため銃同士がぶつからないよう右側通行になったとか!
ラウンドアバウト
日本初の試みということもあり、そのメリット等を書き記した看板が立っていました!色々学びたい私にとっては大変ありがたですわ!

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ラウンドアバウトとは?

ラウンドアバウト
では、ここでラウンドアバウトに関してちょっと詳しく紹介していきましょう!
ラウンドアバウトとは?

交差点の中央に円形地帯(中央島)が設けられた円形交差点の一種です。車両はこの中央島に沿った環状の道路を一方向に通行し、それぞれの道路へ流出します。環道を走行する車両に優先権があることが最大の特徴で、環道の交通流は信号機や一時停止などにより中断はされません。
元々は1960年代にイギリスで調査・研究が行われ、その成功実績を見て各国で導入されていったんだとか。
ラウンドアバウト
▲ラウンドアバウトでは中の車が絶対優先
ラウンドアバウトについてまだそんな詳しくはないですが、とりあえず信号機を設置しなくて良いというのは非常に大きいメリットな気がする!ここではとりあえず、環道を走っている車が優先なため、侵入者はまず譲る事がとにかく大事なのですね!
上記で紹介した看板にも記載されていますが、ラウンドアバウトの特性としては以下があるようです!
ラウンドアバウトの特性

・安全性
速度の抑制による効果
→重大事故を抑制
・円滑性
信号による停止の解消、多枝交差点の制御も可能
→無駄な待ち時間の解消
・環境性
無駄な待ち時間の解消、信号制御の電力消費不要
→CO2の削減
・経済性
信号機設置費、維持管理費等の削減
・自立性
災害時や停車時にも自立性を発揮
→災害に強い
国際交通安全学会による調査も行われているようです。
ビデオカメラによって交通流12時間観察(年に3回程度)することによって、信号処理している状況とラウンドアバウト方式になった後の状況を比較して、改良前後の交通の状況について調査をしているようです!

ラウンドアバウトはもう1つある!

ラウンドアバウト
▲もう一つのラウンドアバウト
先ほども地図で説明したように、ラウンドアバウトは東和町にもう一つありました。最初に紹介した場所から5分くらい歩いた場所にありましたよ!
ここは、先ほどのよりもちょっと大きめのラウンドアバウトの様です!
ラウンドアバウト
おお、周っとる周っとる!パトカーまで周っとります!
ラウンドアバウト
近くにあった木を囲んでいるベンチ。ベンチも、ラウンドアバウト状態になっていた(笑)

他にラウンドアバウトはあるのか?

上記では、日本で初めて導入された飯田市のラウンドアバウトを紹介しましたが、日本中にはどのくらいラウンドアバウトがあるのかが気になりました。そんで調べてみたんですわ!
そうすると、結構導入事例はあるようですね!
下記は、国土交通省の資料ですが、ここでは「32都道府県に140箇所程度存在」という記載がありました。

国土交通省の資料

なんだ、まだ数カ所にしかないと思っていたんですが140箇所も導入されているんですね。実験の結果としては、全体的には「良い」という回答が多いものの、「危険度が増した」という回答も。
拡大していくには、まだまだ時間がかかるということなのか・・。しばらく様子見ですかね!

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おわりに

以上、今回はラウンドアバウトについて紹介しました。この飯田市だけでなく軽井沢など140箇所近くあるとのことなので、運転中に遭遇した際はこの記事を思い出していただければ幸いです。
今後この方式がどのような方法に進むのか、気になるところです!!

参考文献

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詳細・地図

住所 長野県飯田市東和町
アクセス J飯田駅から徒歩約5分
リンク https://www.city.iida.lg.jp/soshiki/29/raundoabautotorikumi-1.html
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