餃子の街、宇都宮の色街に関して現状調査してみた!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
栃木県の県庁所在地である宇都宮市。今や餃子の街と知られ、人気店であるみんみんや正嗣(まさし)などは凄まじい行列ができるなんてことにも!
私が以前正嗣の本店で餃子を食べようとしたら2時間40分くらい並びましたからね。餃子、恐るべし。。
そんで、今回は宇都宮の街に焦点を当てるのですがテーマは餃子ではなく、また色街ネタです(笑)
宇都宮にはそんなに大きい規模ではなくても、点々と色街が今も昔も存在しています。遊郭レベルの古い内容は別記事に、またまとめますが、今回は現在の色街に関してまとめてみたので、以下で紹介していきたいと思いやす!!
本記事のポイント

・東武宇都宮周辺にはかつてはキャバレーなどがあり栄えていた
・JR宇都宮駅東口には、客引きが大量にいるエリアがある
・JR宇都宮駅東口は毎年客は減り、客引きが覆面に逮捕されるなんてことも

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宇都宮の色街の全貌

北関東に位置する宇都宮には、吉原や堀之内などのように全国レベルで有名な色街は特に無い感じになっております。しかし、売春防止法が施行される1958年以前には遊郭街があり、そして現在も飲み屋街や風俗街が存在するわけです。
▲宇都宮駅周辺の色街図
その色街を地図にまとめるとこんな感じです。中河原と新地に関しては、昔あった遊郭街になり、東武宇都宮駅前のソープ街とJR宇都宮駅前にある巨大飲み屋街が現役の色街になります。
冒頭でも書きましたが、中河原と新地に関しては別の記事に書くことにして、今回は東武宇都宮駅とJR宇都宮駅周辺の色街を紹介していこうと思います。

東武宇都宮駅のソープ街

東武宇都宮駅から5分とかからない場所には、ソープ店が立ち並ぶエリアが存在します。ソープ街と言っても、そんなに乱立しているわけではない感じ。東武宇都宮駅にはオリオン通りという商店街があるわけですが、その商店街の脇に位置する形となっています。
▲東武宇都宮の象徴である「オリオン通り」
オリオン通りが出来たのは1948年。東武宇都宮駅が出来たのが1931年なので、その17年後ということになります。今では夜は閑散としていますが、昼間は人通りは多くイベントが行われていることもあり割と賑やかな感じです。
かなり長い商店街で天井も非常に高く、東武宇都宮を象徴するような商店街のようです。私的には、夜の閑散とした雰囲気がなんか好きなんですよね。。

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東武宇都宮駅前を練り歩く

▲東武宇都宮駅周辺のソープ街
東武宇都宮駅周辺をちょこっとうろつくことにしました。このエリアは規模は小さいためうろつくと言っても一瞬で周れてしまうほどの面積。
この街に関して特に事前に調べていたわけではないので、何でここにソープ店があるのか?その辺りを知れたらいいなと思ったのですがね。。元々遊郭があった場所なのかしら。ボーイさんから聞ければいいんですがね。
この街のボーイさんは結構年齢層の幅は広いようで、中年くらいから20代の方までかなと。私が少しだけ話したボーイさんは24歳と言っていました。
この街は江野町という町の名前のようです。建物の間には江野町横丁というめっちゃくちゃ細い道もありましたよ!
▲東武宇都宮駅周辺にある裏路地
この細っそい路地にあるのは恐らく飲み屋。明かりがついている店もあるようですが、そうでない店はもぬけのからなのでしょうか?

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ボーイのおっちゃんに話を聞いた!

▲取材に応じてくれたおっちゃんが働くヘルス
このエリアはそんなに広いエリアではないため、ちょっと調査がしにくい。ボーイさんにすぐ顔を覚えられてしまいますからね・・。ところが、ちょっと歩いただけできさくなおっちゃんに話しかけたところ結構色々と教えてくれることに。
おっちゃんは昔から宇都宮周辺に住んでいたようで、このお店で働いているには35年前の事。おっちゃんの店はソープ店ではなくファッションヘルスなんだそうです。「ソープは高いじゃない!」と言っていて、ついでにあのお店はね、会社の接待によく使われるんだよという裏情報も教えてくれました( ;∀;)
このエリアにはいつからソープ店が立ち並んでいるかは不明だが、おっちゃんが来た35年前からはここに既にあったようです。昔はこの辺りにも遊郭があった名残とかなのでしょうか?
そして、ここのソープ街に来るお客さんは、特にこれと言ったお客さんがいるわけではなく、通りすがりの客が寄ったりというような状況なのだそうです。宇都宮の街には、今では50万人近くが住んでいますが、その人口の割には風俗店の数は少ないと感じているという。
また、この辺りには外国人の姿は少なく、外国人はJR宇都宮駅の東口の飲屋街の方に集中しているのだそうです。こういう街にはたいてい中国系のマッサージ店があり、お姉さんが声をかけてくるなんて光景がよくあるものですが、確かにこの街にはそんな光景は見られませんでした。
▲かつてキャバレーがあった「プラザヒカリ」
おっちゃんは結構気さくな方で、今現在の話だけではなくバブル期の頃の話も少ししてくれました。今ではソープ店と飲み屋が主な東武宇都宮周辺ですが、今から20年前のバブルの頃にはキャバレーが3店ほどあり、また高級クラブと言われるお店もあったという。今の宇都宮市役所の付近には、かつては100名以上も女性が在籍していたキャバレーがあったそうなのです。
上の写真は「プラザヒカリ」という建物で、ここにもキャバレーがあったそうです。今はゲーセンとか飲み屋がある建物で、確かに雰囲気はバブル期の頃に建てられたような感じ。
最後に、東武宇都宮の近くにあった中河原の遊郭街に関しての話も少し聞くことができました。今回の色街取材をするにあたり、昼間は中河原や新地などの昔遊郭があった場所を散策していたわけです。
おっちゃんにもそのことを告げると、「あの中河原の辺りは、たちんぼが多かったからね」という事をおっしゃっていました。中河原にあるパン屋さんからもそのような話を聞いたのですが、あの辺りはたちんぼで有名だったんですね。数十年前の話ですけども。。

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JR宇都宮駅の色街に関して

そんなこんなで東武宇都宮駅周辺の色街に関して紹介しましたが、続いてはJR宇都宮駅周辺の色街に関してを紹介しようと思います。東武宇都宮駅とJR宇都宮駅は同じ宇都宮の名が付いていてもちょっと距離が離れているのです。
歩いたら30分以内には踏破できるわけで、今回は先に東武宇都宮駅周辺で取材をした後にJR宇都宮駅に向かって歩いて行きました。取材の日は天気が悪く雨が降っていたため歩くのが億劫(おっくう)でしたけどね。。
そしてJR宇都宮駅の東口に到着。東口の方は西口に比べて新しく、平成になって飲み屋街は作られたようです。JR宇都宮駅周辺の色街は上のようになっております。西口にはちょっとしたピンサロエリアがあるものの本当に小規模でありほとんど人は寄り付いていない感じに見えました。。そして西口の飲み屋街に関しては、駅寄りの方は建物が新しく日本人の店が多いエリアですが、駅と反対側のエリアには外国人の店が多いエリアになっています。
外国人に関してはフィリピンや香港などの東南アジア系が多い感じでしょうか?では、まずは東口にある飲み屋街から紹介していきます。

東口にある飲み屋街

▲JR宇都宮駅周辺の飲み屋街
JR宇都宮駅の東口を降りて餃子の広場を抜けると、割と規模が大きい飲み屋街が見えてきます。ここは昔は田んぼなどがあった場所であったようですが、平成になって飲み屋街が作られたようです。しかし、駅に近いエリアは比較的建物が新しくほぼ日本人が経営しているお店が立ち並んでいます。
そして、このエリアにはキャッチのお兄さんがめちゃくちゃ多い。下手したらお客さんの数よりも客引きのお兄さんの方が多いのではないかと思ってしまうほど。

顔見知りのお兄さんに遭遇!

宇都宮の街を歩いていると、一人の比較的若いお兄ちゃんに声をかけられました。「あれ、お兄さん前に会ったことありません?」と話しかけてきたお兄さん。そう、実は今回取材をしに宇都宮まで来たわけですが、ここの飲み屋街に来たのは実は2度目。以前にも訪れたことがあり、その時に同い年のお兄さんと出会い少し話をしたことがあったのですが、まさかそのお兄さん?
以前に会ったお兄さんと話していた際に、現金輸送車の仕事をしていたことやソフトバンクで働いていたなどの会話を覚えていたためその話をすると、「そうです!!」と言われ、ここでようやくつじつまが合った。以前にこの街に訪れたのは半年近く前の事。ということで、お兄さんとは思わぬ半年ぶりの再開になったわけです。
お兄さんは今ではお店の代表になり、以前会った時は夜の仕事だけでなく昼間にも仕事をしていたそうですが、今は夜の仕事一本で働いているとのこと。名刺もいただき「もし何かあったら連絡してください!」と言ってくれました。
▲無料案内所では、来客数の統計をとっている
お兄さんによると、最近はお客さんもどんどん減ってきているという。そしてそれは数字にも表れており、この街にある無料案内所では毎年12月の来客数の統計をとっているようなのです。年々来客数は下がっており、多い時では1万人の来客があった年もあったようですが、去年は2,000人近く。というように、この街に訪れる客は右肩下がりなのだそうです。
最近は東京の池袋や新宿などでは客引きの取り締まりを強化していますが、この街はどうなのでしょうか?お兄さんに聞くと、警察官の方が私服で紛れていることがあり、客引きで捕まるケースもあるのだそうです。パトカーも写真の様にパトロールをしているようですが、この日は路上で違法駐車をしている車をどかすようスピーカーで呼びかけているくらいでした。

外国人エリアについて

飲み屋街を奥(東側)に進んでいくと東南アジア系のタイやフィリピン系のお店が出現します。そして、建物も結構古め。
▲外国人が多くたむろするエリア
このエリアを歩いていると、何人かのお兄さんに声をかけられましたが誘いを断るとあっさり去って行ってしまった。。色街では日本人の方は割と色々な雑談もしてくれることが多いですが、外国人の方は割とサバサバしていて、店に行かないとわかるとすぐに去ってってしまうことが多い気がする。
しかし、客引きのお兄さんはこのエリアにも本当に多い。私が訪れたのは土曜日の夜でしたがお客さんの姿はそんなに多くはなく、恐らく客引きの人の方が多いのではと思うほどでした。

JR宇都宮駅にあるピンサロ街

上で紹介した飲み屋街は東口にありますが、西口にもちょっとした色街エリアが存在します。
西口にはとにかく餃子店が多い印象!
このエリアは餃子店がやたらと密集しているのが驚き( ;∀;)
そんな餃子エリアの奥にある一本の通りに数件の風俗店が立ち並んでいます。ここにこじんまりと建っているのにはどんな背景があるのか?気にはなったものの、知るすべはなさそうなので写真を撮って通りを後にすることに。

おわりに

宇都宮の色街は全国的には有名ではないですが、こじんまりと営業を続けているようでした。今回は1晩の取材だけでしたが、数人の方から話を伺うことができ少しだけですが宇都宮の色街に関して知れたかなと。。
お客さんはめっぽう減る一方のようで、今後この色街はどうなっていくのでしょうかね?陰ながら見守っていこうと思います。

参考文献

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