ういっすーーー!
今回は、箱根富士屋ホテルに関する記事の第三弾になります!
今まで二記事にわたって、箱根富士屋ホテルの歴史に関してまとめてきましたが、今回は宿泊体験記になります。ここ、かなり高いということで本当に泊まるかちょっと躊躇しましたが、「ここまで深掘りしたんだからこれは泊まらなきゃあかんやろ!」と自分に言い聞かせての宿泊となりました(笑)
ということで、今回は今の富士屋ホテルがどんな感じなのか、あとは実際に宿泊してみて思ったことなどをつらつらと書いていこうと思います〜!
クラッシックな近代建築に大興奮
明治11年7月15日に山口仙之助によって開業した箱根富士屋ホテルは、この記事を書いている2020年で創業142年を迎えることになりました。ここ最近、二年近く改修工事をしており、さらにパワーアップしたこのホテル。今に至るまで140年近い歴史があったということで、それはまぁ色々な出来事があったわけですな。
その歴史に関しては、以前の二つの記事に渡って富士屋ホテルの歴史をまとめまくってきました。
そして、今回は実際に宿泊した様子を書いてみようというわけです。
私が宿泊したのは、2020年9月30日。箱根湯本は、土日だと人でごった返しているものの、流石に平日だと閑散としていて人混みを歩くわけでもなく私的には大変ありがたかったっす。
富士屋ホテルがあるのは箱根の宮ノ下なので、公共交通機関でやってきた私は、箱根湯本まで小田急線で行ったあと、箱根登山鉄道で宮ノ下駅まで行き、そこから数分歩いて富士屋ホテルに到着したという流れ!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00212.jpg)
そして到着したわけですが、本当に外観は素晴らしいっすね!
ここにくる前にどんな外観か写真で見てはいたものの、実際に見るとやっぱり凄いですわ。和洋折衷でとてもクラシックな雰囲気を思わせる造りになっていて、細かい細部までどんな造りになっているか気になってしまいますわ〜。
ちなみに、こちらは富士屋ホテルの中でも一番古い建物である本館で、宿泊施設だけでなく受付がある建物です。
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00204.jpg)
玄関の上部にはこんな鳥の意匠がありましたが、これは鷲かな??
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![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00209.jpg)
本館以外の宿泊施設をちょっと紹介すると、こちらは1906(明治39)年に建てられた西洋館。ここは宿泊施設のみだったかな。
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00201.jpg)
あと、こちらのド派手な建物は三代目社長の山口正造が設計した花御殿。唐破風の入り口がいい造りしてますね〜。これだけでご飯三杯くらいいけるわ!!
ということで、宿泊用の建物はこんな感じ。後もう一つフォレスト・ウイングって私が宿泊した建物があるんですが、表からだと建物が見えにくいので省略します。。笑
ではでは、建物をさらっと紹介したところで、早速館内に入っていることにしましょう!!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00220.jpg)
館内に入ると、さすが高級ホテル、早速スタッフの方が誘導してくれました。いろいろな面でおもてなしが半端ない。設備も全て素晴らしいし、お客さんはみんな上級国民に見えるww
受付を済ませてキーを受け取ると、スタッフの方が部屋まで案内してくれます。もうこの時点でホスピタリティの高さに感心させられっぱなし状態。
というか、いつもは漫画喫茶とか車中泊が多い人間ですからね、もうなんか場違いすぎてこんな人間がこんな場所に泊まって申し訳ないっすって感じですわww
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00130.jpg)
んで、部屋まで案内していただき館内の説明などを受けた私。
部屋に到着したということで、ここからはちょっと室内の様子を紹介することにしますか!
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十分すぎるほどの設備!!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/10/hujiyahotel09-1024x505.jpg)
改めて確認したいのですが、こちらが富士屋ホテルの全図(あと、国道一号線を挟んだ場所に菊華荘があります)になります。
本館、西洋館、花御殿、フォレストウイングが宿泊棟で、ザ・フジヤとカスケード・ウイングは食堂やバー、売店などの施設になります。まぁね、とにかくデカいっす。とにかくいろんな建物を作りまくってどんどんデカくなっていったようです(笑)
めっちゃでかいということで、食堂や風呂などいろいろ館内を動き回ることになるわけですが、マジで慣れてないと迷います( ;∀;)
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私の宿泊部屋は、奥のフォレスト・ウイング。1960年に建てられた宿泊棟で本館にある受付からは結構距離があり、最初は廊下を歩いていて、一瞬自分がどこにいるのか分からなくもなりましたww
写真撮るために移動したり、部屋で充電していたバッテリーを取るために部屋に戻ってまた本館に戻ったりと、ひたすら館内の中で移動を繰り返しながらの写真撮影。。まぁ、いい運動にはなりましたよ( ;∀;)
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そして、今回私が宿泊したのはこちらのお部屋になります。ここ、ベッドが二つあるように二人部屋。
「あらっ、知の冒険さん、もしかして誰かとデートで泊まりに行ったんですか♡?」と思ったかもしれませんが、、残念、、今回私は一人での宿泊です(;・∀・)
富士屋ホテルではツインの部屋に一人でも泊まることができるんですよね〜。なので一人にしては広すぎるし、アメニティなど、お高いホテルだけあって設備も十分すぎるほどでしたよ!!
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枕が三つあるし(笑)
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テレビに目を向けると、館内マップや設備に関してを確認できるサイトも用意されているし、、、
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リモコンも豪華っすね!!
YouTubeやNETFLIX、あとはAbemaなども見れちゃうんすか〜。ホテルでこんなリモコン見たの初めてなんですけど( ;∀;)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00358.jpg)
チャンネルだってたくさん見れまっせ!
地上デジタル放送にBSデジタル放送も。すげぇな、いろんなところが他の宿に比べてレベルが高く、さすがという感じである!!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00328.jpg)
お水だって、ちゃんとミネラルウォーター完備!
「箱根の森から」という見たことない銘柄ではありますが、箱根のどっかから湧いたやつなんでしょう!!多分、うまいんでしょう!!
あっ、あとね、、Wi-Fiがマジで早えぇ。私はいつも一眼レフで撮った写真のデータはクラウドに保存しておくんですが、アップロード速度が尋常じゃなく早かったです。もうね、動画のアップロードだってサックサク。
という感じで、部屋の中を捜索するもありとあらゆるものが完璧すぎて私はただただびっくりしておりました!
この後は18:00から高級フランス料理の夕食が待っているわけですが、まだ時間があるので今のうちにひたすら館内を散策してしまおう作戦に繰り出すことに!!
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プール、資料館、ジム、バーがあるよ!
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ということで、超〜〜〜広い館内を散策してみましょう!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00135.jpg)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00149.jpg)
まさにバブリーの象徴と言っても過言ではないプール。このプールは近くでわく温泉が使われています。いいね、豪族になった気分やww
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00153.jpg)
天井の屋根とか、デッカイ絵があったりいろいろと豪華ですね。実際にプールで泳いでいる方がいらっしゃいましたが、私は見るだけで満足。そもそも、私ほっとんど泳げないので。。笑
息継ぎができないんですよねww
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00190.jpg)
さらにプールの脇には、なんと、ジムまでありましたww
やばっww
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00178.jpg)
あと、注目したいのがこちらの資料館。あんまり人がいなかったので、他の宿泊者の方は富士屋ホテルの歴史に関心がなかったのかもしれませんが、私はまさにこういうのが大好物人間なので、結構長い間ここに居座ってました!!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00162.jpg)
しかしよくここまで作ったな・・。ホテルに併設されているわりに、ガチの資料館並みの作りになっていてちょっと笑ってしまいましたよ。。コレとか誰が作ったんでしょww
いつもですと、ここから歴史に関する話を書くところですが、もう今まで二つの記事で書いているので今回はスルーしますよ〜ん♫
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00174.jpg)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00173.jpg)
すんげえデカイ本棚があるように見えますが、棚にあるのは本当の本ではなくダミーですww
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あとは、元ビリヤード場だったというバーがあったり、、、
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00139.jpg)
あと結婚式場もあったわ!!
箱根だとちょっと結婚式を行うにはアクセスの面で難しい様な気がしますが、小田原とかその辺の人々だったら十分できそうですね。
こういったホテルでの挙式もいいっすよね〜。
全部を紹介すると結構長くなるので、館内の紹介はこのくらいにしておきますか。散策していたら、そろそろ夕食の時間になったということで、私は早速夕食会場である「ザ・フジヤ」へと足を運ぶことに!!
豪華絢爛な建物で高級フランス料理を!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00303.jpg)
こちらが夕食会場の「ザ・フジヤ」っす!
ここは、三代目社長である山口正造が設計した建物であり、彼の主張が所々に反映されているんですな〜〜!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00300.jpg)
格子天井はとても高く、社殿建築を思わせる造りになってますね。こんな空間で高級フランス料理を食べるという、多分人生でも数回しかない経験でした!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00296.jpg)
席の周辺を見渡すといろんな独特の造りがありましてですね、、柱の下にトーテムポールのような鬼を連想されるこちらの彫り物。最初に見ると、こんな素晴らしい建物にこれだけイカツイものが現れたらちょっとビビりますけどねww
これは山口正造をイメージして彫られているようです。
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00292.jpg)
あとは、富士屋ホテルのロゴマークも椅子や館内などいろんな所で見ることができます。
ちなみにですが、富士屋ホテルには食べ方にも面白いこだわりがありましてですね、ここはカレーが有名でもあるんですが、カレーはスプーンではなくフォークでいただく様に促されます。
本場のインドで食べる感覚に近い様にということらしいですけどね。こういういろんなネタがあるのがすごく面白い( ̄▽ ̄)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00283.jpg)
こちらが、夕食であるフランス料理のメニューになります。フランス料理なんて二年ぶりくらいな気がする。。そもそも、普段カップ焼きそばとかラーメンばっか食ってる人間がこんなの食っていいんかって思ってしまうほど。。
メニュー見ても「ポワレ」「フリカッセ」「クーリ」など、ようわからん単語のオンパレード。。
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料理の写真載っけても解説も何もできないんですけどね、でも、「こんだけうまそうなもん食いましたよ!」ってことだけ伝えておこうと思いますww
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ちなみにこれがメインのお肉料理でござんす。もちろん、すんごく旨かったですよ!
ちなみにですがこのここで普通に夕飯を食べると、、20,000円くらいしますww
いやね、私もここで奮発して食事付きで宿泊したわけですが、本当はですよ、、素泊まりでも良かったんですよ。。でもこの夕食会場の建物は富士屋ホテルの中でも見所満載の建物でもあるし、せっかくなら料理も食ってみるか〜〜と思って食事付きにしたわけですが、、完全に場違いだったと思いますよ。。
私以外のお客さんは年配の金持ちそうな夫婦、あとは年配の女性同士とかそういった方々の中、30代前半でラフなかっこした男が一人でフランス料理なんか食ってるわけですからね( ;∀;)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00301.jpg)
しかし天井は実に見事。神社仏閣を思わせるようなとても高い格子天井、そしてその一つ一つには高山植物が描かれています。天井に描かれている絵は、塗り直しではなく当時のままでしょうね〜。
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00291.jpg)
ちょっと天井を拡大してみますか!
これら描かれている高山植物は、全て一つ一つ違う種類なんですって。そして、淵には蝶が舞っているのもポイントですぞ!!
フランス料理も流石に美味しかったんですが、建物に見惚れてしまい、食いながらひたすらキョロキョロしてましたよ。。多分、はたから見たら結構な不審者に見えていた気がする( ;∀;)
そんなこんなで激ウマな夕食を終えた私は、再び館内散策へと繰り出したのでした。
時間は20:00前頃で外もすっかり暗くなったということもあり、建物の夜の景色でも見てみようと思い立った私。
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00305.jpg)
早速繰り出してとりあえずカメラに収めることにしました。近場でもこれはこれで美しいんですけどね。ちょっと離れてホテルの全景を見たらインパクトある夜景になるんだろうな〜と思いながらパシャリ!!
他の建物も一応撮ったんで載っけておきますね!
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00309.jpg)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00307.jpg)
![](https://chinobouken.com/wp-content/uploads/2020/09/hujiyahotel-DSC00311.jpg)
ほい、夜の外観は以上になります!
このあと、私は近くのセブンイレブンで夜食を購入。残りの時間は、溜まっているブログの執筆に勤しむことにするわけですが、部屋に籠(こ)もって書くのはもったいないな〜と思い、宿泊者専用ラウンジへと繰り出すことにしたのです!!
が、ちょっとページが長くなってきたので、ここで一旦ページを区切りますかね。次のページでも引き続き体験記を紹介するわけですが、次は生涯最高レベルのオレンジジュースに出会ったというお話からww