あの超有名女優の親族が建てた「鳳明館別館」に癒された!

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こんちわっす!

今回の記事は、東京の文京区にある老舗旅館に関する記事になります。その旅館とは、「鳳明館」。名が知れた旅館というわけではないかも知れないですが、隠れた名旅館とも言える本当に素晴らしい旅館なんですよ、ココ!

まぁ一般的にはあまり関心持たれないかもしれないですが、昭和レトロとか建築好きの方であれば間違いなくドストライクな旅館だと思いますよ!

んで、今回は宿泊してきたので、鳳明館の台町別館について以下で紹介していきますね〜

本記事のポイント

・鳳明館の台町別館は、とにかく粋な造りで見所満載!
・東京大学に近いということもあり、受験生が毎年泊まりに来る
・リモートワークプランもあるから、ぜひ利用してみてね!

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ビックリするほど粋な造り

鳳明館がある東京の本郷という場所は、夏目漱石、樋口一葉、森鴎外などなど、多くの文豪に親しまれていた場所であり、今でも昭和な雰囲気の建物がちらほら見られる場所。

建物は三つあるようだ

そんな本郷という場所に鳳明館はあるんですね。しかもこの旅館、なんと建物が三つもあって、こんな感じで分散しているんですよ。。東京23区に巨大な旅館を三つも所有しているとはマジで半端ないっすなww

んで、今回私が宿泊したのは、この中の「台町別館」っす!

この台町別館に宿泊したかったというよりかは、本館は新型コロナの関係で今は閉めていて(どうやら台町別館と交代で開けているらしい)、森川別館はその存在を知らなかったため、たまたま台町別館になったという感じです!!

各建物の建築年数
本館:1905(明治38)年(登録有形文化財)
台町別館:1950(昭和25)年
森川別館:1958(昭和33)年

まぁ、どれも素晴らしい建物なので全部泊まりたいんですけどね。

大町別館の入り口

ということで、早速館内に入ってみることにしましょうか!

東京23区にこんな懐かしい光景が広がっていることもあり、この前を通る人が「ここなんだろね?」「こんな旅館あるんだ〜」みたいな会話をしながら通り過ぎてましたよ!

館内に見られる数々の意匠

館内に入り、受付を済ませて館内を散策することに!

女将さんからは「もう好きなだけ写真撮ってくださいね〜」と言っていただいたので、「カメラの電源切れるまで撮っちゃうぜ」ってくらいのテンションで挑みましたよ( ̄▽ ̄)

素晴らしいレトロな空間っすよね

ではでは、探索開始といきますか!

二階のここすげぇ

まずはココ!

受付の脇にある階段を上がると、こんな景色が広がっているんですが、これは凄い。天井、壁、床、もうどこを見ても面白いんですよ。目のやりどころに困っちゃいますよね!!

丸窓には伊勢海老が描かれていた

ただ館内にある数ある意匠の中でも、この丸窓は驚きました。

この壁の奥は部屋ではなくトイレなんですけど、なんでトイレの壁に伊勢海老なんでしょうね??

松と仙人??
蜘蛛の巣の意匠まであった

二階の廊下の突き当たりにありました!

今までいろんな旅館とか料亭に行ってきたが、蜘蛛の巣は初めて見たわ!

館内に見られる数々の意匠

丸窓に鶴と亀が描かれていたり(左上)、松の意匠があったり(右上)、あとは左下は蝙蝠っすね。

蝙蝠は、中国で縁起のいい生き物とされているため、料亭とか昔の建物でよく見られますわな。こんな感じの造りが館内の至る所で見られる幸せ。これだけ興奮したのは、直近だと山形県の瀬見温泉にある喜至楼以来でしょうか!

何とも懐かしい雰囲気

まさに『ALWAYS 三丁目の夕日』って感じですよね。この日の当たり方が、懐かしさを素晴らしく助長させている。。

とはいえ、『ALWAYS 三丁目の夕日』は私まだ見てないんですよね。。早く見なきゃ(笑)

松の意匠、三連発
洗面台はタイル張りっすよ

そして洗面台といえばタイルっすよね。

ここもね
部屋の名前が掘られとる
船底天井もあるよ
CMに使われた二階の部屋

ここは最近流れていたCMで使われた部屋だったとのこと。

女将さんからその話聞いたんですけどね、何のCMだったか忘れちゃいました。。

おばあちゃん家のような安心感

今回宿泊した「文福の間」

んで、今回私が宿泊したのはこちらのお部屋になります。

部屋の入り口の扉がこういう粋なやつですよ。木の枝が使われていて折れそうなやつね(笑)

で、部屋の中は畳で和の雰囲気満載。まさにおばあちゃん家に来たかのような雰囲気ですよ。どこか懐かしい〜って思う感じね。

欄間の木が凄い

欄間とかも粋ですよね。

ここ凄い

欄間に使われている木の素材やデザインは部屋によって全部違うんですよね。どの部屋をどのようなデザインにするか、何か意図があったのか適当なのかわかりませんが、こうした見所があるのが昔の建物の本当に面白いポイントっすよね〜。

欄間にはおちょこの意匠も
懐かしい電気スタンド

この辺の電気スタンドも懐かしい。。昭和のアパートとかにあるやつですよ。

ダイヤル式の電話機

あとは、ダイヤル式の電話機。今の小学生くらいだと、電話の掛け方わかんないみたいですね。これも時代の流れってことか。。

「あかつきの間」がヤベェ!

この部屋が本当に凄かった

館内には一階と二階合わせると結構な部屋数になるのですが、その中でも凄まじく粋だったのが「あかつき」という部屋!

そうそう、今回は女将さんに「宿泊客がいない部屋は見ても大丈夫ですよ!」と言っていただけたので、部屋は覗き放題だったんです( ̄▽ ̄)

すごく懐かしい雰囲気・・

この「あかつきの間」は他の部屋に比べて結構広くてですね、ちょうどこんな素晴らしい日の当たり方をしている時間で、すごくいい感じで撮ることができました。。あ〜〜昭和や〜〜

天井は網代編み

網代天井もあって、もう博物館ですよ、ココは!!

床の間の木がすげぇ

そしてココの床の間も、素晴らしい。

真ん中をぶっ太く貫いたこの木、何の木かわかんないんですが、結構いいものを使ってるんじゃないでしょうか。どっからこんな木を持ってきたんだろうか??

欄間には瓢箪の意匠

風呂と庭も紹介しておく

もうね、細かいところを紹介するとキリがないんですが、あと風呂場と庭もパパっと紹介しておきます!

タイル全開のローマ風呂
円形タイル張りの浴槽

ちなみに風呂はもう一箇所「末広風呂」があって、宿泊するとそっちを使うと思います。こっちはシャワーしか使えないし、一応男性用みたいですよ。

あとは庭ですかね。東京23区内ということもあり、そこまで馬鹿でかい庭ではないものの、池もあって松も生えていて、都内でこんな光景を見られるのは大変貴重だと思うわけです。

近づくと餌を求めてくる・・

池にはそれなりな数の鯉がいましてですね、池に近づくとこいつらも寄ってきて餌をたかってきます(笑)

口を全開にしてパクパクしてきますよ。すまんな、餌、持ってねぇんだww

もう一箇所入り口が

こっちは裏玄関になるんでしょうか?

こんな感じで、もう一つ玄関がありました。

この字体、イイネ

では、館内を一通り紹介したところで、一旦ページを区切ることにしますか!!

次のページでは、女将さんから聞いた鳳明館の話、そして、この旅館を建てた有名女優のお爺さんの話について!

続きはこちら!建てたのは超有名女優のお爺さん!
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