鹿児島県大隅半島にはスーパー神秘的な滝である「雄川の滝」があるぞ!

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
今回の記事は、鹿児島県にあるとある滝に関する記事になります!前の会社の同期から「ここの滝いいよ!」って言われて行ってみたら、めっちゃよかったので記事にしたという形です。しかも、そこでは現地の方に取材して色々な事を学べたということもあったので(*’▽’)
ということで、今回はその雄川の滝という滝に関してのお話になりますよ~!!
本記事のポイント

・戦後は、電気も水道も通っていないこの場所で自給自足をして暮らしている方がいた
・最近は訪れるお客さんが増えたため、大駐車場を作っている
・雄川の滝はとっても神秘的な場所で、訪れる価値あり!!

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雄川の滝の場所は??

雄川の滝(おがわのたき)は鹿児島県の南大隅町という町にあります。鹿児島県の東側にある大隅半島にある感じです。鹿児島駅からも鹿児島空港からも結構距離があるので、アクセスはあまりよくないわけです(-_-;)
つまり、行くの結構大変ってことっす!!
んでですね、雄川の滝は2箇所見る場所がある様なんですわ!!
それは「雄川の滝展望台」「雄川の滝遊歩道」の2箇所であり、まずは展望台に行ったのでそこから紹介していきましょー。

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雄川の滝展望台へ行く!

レンタカーをかっ飛ばして到着です。この展望台は、駐車場が6台ほど。来たのが平日だったこともあってか、誰もいなかった(*’▽’)
駐車場に車を止めて展望台へと降りていきます!!
階段を下りすと、速攻で展望台に到着です!
展望台からの景色はこんな感じです!ここからは滝のふもとまでは結構距離があるので、ちょっとここだけだと満足できないって感じです・・。距離があるというかリアルに滝の上部なんですよね。青々しいのは見えるものの、ちょっと迫力がwwって感じ。

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滝の麓に行ける遊歩道へ!!

展望台からはあまりよく滝が見えないので、滝がよく見える遊歩道に向かって進んでいきます。日も暮れそうなので、何とか暗くならないうちに行かなきゃいかんな・・。
ただ、その場所が非常にわかりづらい。。展望台の方には上の写真のようなデフォルメマップはあったものの、実際の地図(GoogleMap)に照らし合わせると、どこの道を指しているのかわからなくてですね。。もう何度もGoogleMapを確認しては移動しを繰り返すというあり様・・。いやぁ、事前準備って本当に大事や( ;∀;)
その道順は上記の通り。デフォルメマップとちょっと差がありすぎやしないかい(笑)
滝の反対側に周る形になり、すぐ近くにあったのに結構な距離を周らなくちゃいけなくなりました(-_-;)
ただ上の地図みたいなのがあるとわかりやすいんですけど、ネットでパッと探してもなかなか見つからなかったので遊歩道の方は場所を探すのに結構苦労しました(-_-;)
上の写真の左側の道を曲がるともう大丈夫なのですが、ここを探すのが結構鬼門でした。。案内板がわかりづらいので、遊歩道に行く場合はリアルに要確認です!!
曲がってからは結構細い道を進んでいきます!
そして到着だ!曲がった場所から数キロ走ったこともあり、もう完全に周囲は山々に囲まれている感じ。ここは雄川の滝のために割と整備されている場所になります。ここからは1.2kmほど川沿いを歩いて滝のふもとまで進む形になるのです。
そんで、ここには観光客も増えたということでボランティアガイドの方が交代で待機されており、ここの歴史など色々な事を教えてくれるわけです!ということで、ここのガイドさんに聞いた様々な話を以下で紹介したいと思います!

ガイドのお父さんに話を聞いた!

お父さんは駐車場周辺の事に関する歴史に関して詳しく教えてくれました!!実はここ、今ではこんな自然しかない場所だったものの今から50年ほど前までは民家が3軒あって自給自足の暮らしをしていたようです。しかも、ここは50年以上前は電気が通っていない場所だったため、ランプで暮らしていたという。
現金を持たず、牛や豚などを飼い、周囲には畑に稲や野菜を植えて自給自足していたようです。牛は米を耕すのに引くために育てており、周囲の川では牛を洗ったりする光景もあったという。お金は無いため、飼っていた豚を売ってその対価としてランプなどのための灯油を買っていたという。そんな、都会とはかけ離れた生活がここでは行われていたんだそうです。
最終的には、ここの息子さんは都会に出てその後は火事で民家は消失してしまったとのこと。
ガイドのお父さんはここ南大隅町生まれの方で、小さい頃はよくここに遊びに来ていたそうです。
駐車場のそばに流れている川は飲める水。お父さんが小さい頃は、ここでよく手長海老やカニを裸足で取りに来ていたのだという。あと、たまにはここにイノシシが出ることもあるという。
今は新しい橋を使って渡っていますが、昔はその下部にあるこちらの橋が使われていたとのこと。ひと昔はここが道として使われていたのですね・・。
ここは元々は畑や田んぼがあった場所だという。今はその形跡すらないですが、時の流れによるものです。
最近では観光客も増えてきて、特に夏場は1日で1,000人くらいのお客さんが来るため、駐車場は大変なことになるという( ;∀;)
そのため、今現在は橋の先の盛り上がっている場所に大駐車場を作っているのだそうです。
私が滝に行こうとしている最中も、作業進められていおりました。測量か何か?

遊歩道を歩いて滝の麓まで行く!

滝のふもとまでは1.2kmほどあるわけです。まぁそんくらいだったら散歩程度の距離ですわい!
いざスタート!
川のそばを歩くので、川の流れを横目にしつつ遊歩道を歩く形になります。若い人であれば問題ない距離ですが、ご老人の方の中には遊歩道を歩ききれなくて、滝を見ずに引き返してしまう方々が割といるのだそうですよ。
そして、遊歩道の方の展望台に到着!
そして、これが雄川の滝だ~~!これは、すげぇ!!誰もいなかったので、この景色を独り占めできました(*’▽’)
中心部に流れる滝、そしてその他の幾多の場所で滴り落ちる姿がものすごく神秘的に感じるわけです。水が流れる滝のふもとは見事な青々しさ。滝を見に来た日は曇っていましたが、晴天だったらまた景色が変わっていたんでしょうかね??
もうね、同じ風景であっても、そうそう来れる場所でないため無駄に写真を撮ってしまいますね!
崖の隙間から流れ出る滝。一体、どこからこの滝は流れてきたのでしょうか?
ちなみに、かなり近い距離でみることはできるものの、真下までというか滝に触れることはできません。数分にわたりぼーっと眺めていましたが、迫力は無くてもこの美しさはなかなかないんじゃないですかね。台風とか大雨の後だと、どんくらいの水量になるのかしら??
まぁ、ってな感じで雄川の滝を堪能した私は遊歩道を通り駐車場へと戻ることに!!

再度、お父さんと色々な話を

滝を見た後、遊歩道から駐車場から帰ってきて再度お父さんと色々な話を。話をしていく中、話題はお父さんの過去の事に。お父さんはですね、「日本は本当にいい国になりましたよ」と言ってました。小さかった戦後の頃は、もう本当に貧しく大変な思いをしたそうです。
毎日草履を履いて生活をし、そのため冬は寒さでしもやけが出来てしまったという。普段食べていたものは芋や飼っていた鶏の鶏肉など。芋は、よく油で揚げて食べていたそうです。そのため、豚肉は普段は食べることが出来ずお盆や正月に母親が街に出て買ってきた時に、少量だけ食べれることができたそうな。
5円のジュースもろくに飲むことが出来ず、こっそり買って親にも怒られたりしたそうです。この辺では海上自衛隊の基地がある鹿屋(かのや)が比較的大きな町だったため、鹿屋に行くたびに「こんなすごい街があるのか!」と思ったんだそうです。そんな経験をしていたからか、日本は本当にいい国になった、そして「もうほんっっっっとうに小さい頃は貧しかったですよ!」と、心からおっしゃっていました。でも、今考えたらいい経験だったとも。
その後、お父さんは名古屋にある三菱重工業で飛行機の部品を作っていたそうです。当時は大企業に入ればそのまま終身雇用で働き続ける方が多い中、お父さんはやりたいことをしたいということで職を転々としていたそうです。今現在は66歳。家で酒飲んでいてもなんだかな~ということでここでスタッフをしているという。1日で5,000円程度もらえるんですって!!

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鹿児島にまつわる交通の問題

ここに書いたこと以外にもいろいろな話をしたのですが、それは別の記事に書く内容なのでここには書かないとして、この記事に関連することとして鹿児島県の交通に関する話を。
最初の方にも書いた通り、今回紹介した雄川の滝は鹿児島駅からも鹿児島空港からもアクセスが悪い場所にあります。鹿児島駅や指宿からは各々フェリーが出ていますが、ここがちょっと問題なようです。
というのも、鹿児島駅と桜島駅の間は今も24時間営業で運行されていますが、ここには橋を通す計画があったんだそうです。ところがどっこい、まぁ様々な事情があり橋を通すことが出来ずじまいになってしまったそうです。指宿からも船が通っていますが、本数が少ない他、波の影響で運休になることもしばしばあるよう。
もし、大隅半島と薩摩半島の行き来がしやすくなれば、雄川の滝の方もお客さんが増えるというか大隅半島側にも多くのお客さんが来るだろうとお父さんは話してくれました。この辺は色々な政治的な問題など複雑な事情があるようです( ;∀;)

おわりに

今回の雄川の滝の訪問は、滝の事というよりかはお父さんと話した街の歴史などに関する事の方が印象に残った結果となりました!!滝もきれいでしたが、お父さんと色々な話が出来た時間はとても楽しく、貴重な財産となりました、お父さんとはまた逢えたらいいな~!

ラジオ版もあります!

今回の雄川の滝は、ラジオ形式でも発信していますのでよければこちらもよろしくです!読むより聞く方が楽な方はこちらを(*’▽’)
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参考文献

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詳細・地図

住所 鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北122-22
営業時間 いつでも訪問可能
定休日 無休
駐車場 無料
電話番号 0994-24-3115
アクセス 鹿児島空港から車で2時間くらい
リンク http://www.kagoshima-kankou.com/guide/51100/
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